国連報告書 タリバン暫定政権の人権侵害批判 タリバン側は反発 #nhk_news https://t.co/E6qqCehQmw
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年7月20日
アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンの暫定政権が、かつて対立していた政府軍の元兵士や、ジャーナリストに対する人権侵害を行っているとする国連の報告書がまとまり、タリバン側は反発を強めています。
この報告書は、UNAMA=国連アフガニスタン支援団がまとめたもので、20日公表されました。
それによりますと、前政権が崩壊した去年8月15日から先月15日までの10か月の間に、タリバンとかつて対立していた政府軍の元兵士や政府関係者に対する報復が行われ、160人が殺害されたということです。
さらに、ジャーナリストなどメディア関係者合わせて163人が、暫定政権によって拘束されたなどとしています。
報告書は「最大限の懸念を表明する」としたうえで「すべてのアフガニスタン人の人権を守り、国際的な義務を果たすよう促す」とタリバンに改善を求めています。
一方、この報告書に対してタリバンの暫定政権の報道官は「事実に基づいていないプロパガンダだ」とSNSに投稿し、反発を強めています。
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