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6月30日に就任したマルコス大統領は、25日午後、首都マニラにある下院議会で初めてとなる施政方針演説を行いました。

この中でマルコス大統領は、中国と領有権を争う南シナ海での問題を念頭に、「外国に対して1インチたりとも領有権を放棄しない」と、強い口調で述べました。

マルコス大統領は、これまでも中国の主張を退けた国際的な仲裁裁判の判断に基づき、フィリピンの主権を守ると訴えていました。

ただ、今回の施政方針演説では、領有権問題をめぐって中国を名指しすることは避けながら、「フィリピンはお互いが利益を得られる結果を求めて、常に協力の方法を探る良き隣人でありたい。相違がある時には合意点が見つかるまで話しあいたい」と述べ、問題の解決は対話を通じて行いたいという考えを示しました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

国務省のプライス報道官は25日、ミャンマーの軍事政権が民主活動家4人を処刑したことを受け、同国との関係は「これまで通り」ではあり得ず、あらゆる選択肢を検討していることを明らかにした。

プライス報道官は定例記者会見で、各国に対し、ミャンマーへの軍事装備の売却を禁止し、軍事政権に国際的信用を与えるような行動を控えるよう呼びかけた。

ミャンマー軍事政権は、「テロ行為」の実行を支援したとされた民主活動家4人を処刑したと明らかにした。4人はクーデターで権力を掌握した軍と戦う民兵を支援したとして、非公開の裁判で1月と4月に死刑判決を受けた。

国連のグテレス事務総長は25日、ミャンマーの軍事政権が民主活動家4人を処刑したことを強く非難した。国連のファルハン・ハク副報道官が明らかにした。

同副報道官は声明で「事務総長はウィン・ミィン大統領とアウンサンスーチー氏など拘束中の全ての人の即時解放を改めて要求する」と述べた。さらに事務総長は、いかなる場合も死刑に反対していると強調した。

ミャンマーの人権状況に関する国連の特別報告者を務めるトム・アンドリュース氏は、国連安全保障理事会ミャンマーに対する経済制裁や武器禁輸などを含む強力な決議を行うよう、各国に呼び掛けた。

民主活動家4人はテロ対策法と刑法に基づき起訴され、刑務所の手続きの下で死刑が執行されたという。いつ執行したかは明らかになっていない。

これにどう対応すべきかとの質問に対し、アンドリュース氏は「まず、そして最良の選択肢は、国連安全保障理事会で、非難決議だけでなく明確な戦略的行動や経済制裁、武器禁輸などの強い決議を可決」し、国際刑事裁判所に付託することだと述べた。

また、目標金額の10%しか調達できていない人道的支援を強化するとともに、民主派勢力の「挙国一致政府(NUG)」と連携して軍事政権を弱体化させるよう呼び掛けた。

ミャンマーの国営紙は、テロ行為に関わったなどとして軍事法廷で死刑を宣告されていたNLD=国民民主連盟の元議員で、アウン・サン・スー・チー氏の側近だったピョー・ゼヤー・トー氏や、著名な民主活動家のチョー・ミン・ユ氏ら4人の死刑が執行されたと25日伝えました。

これを受けて、民主化を目指す勢力が軍に対抗して発足させた国民統一政府の報道官のササ氏は声明を出し、「ミャンマーにとって暗黒の日となった」として、軍を激しく非難しました。

そして、「死の脅迫は、人権や民主主義、自由などを求める動きに対する正当な論拠にはならない」として、国連やASEAN東南アジア諸国連合に対して、民主化の動きへの支持を呼びかけるとともに、ミャンマー軍に強硬な姿勢で臨むよう強く求めました。

ミャンマーアウン・サン・スー・チー氏の側近だった元議員ら4人の死刑が執行されたと伝えられたことについて、アメリカのブリンケン国務長官は25日、声明を発表し、「最も強い言葉で非難する。軍事政権は去年2月のクーデター以降、自国民に絶え間なく暴力をふるい、2100人以上を殺害した」と厳しく非難しました。

そして、「アメリカは軍事政権に対し、軍の圧政のもとで、これ以上暮らしたくないという人たちの民主的な願いを尊重するよう求める」として、ミャンマー軍に対して、民主的な統治への移行を呼びかけました。

また、国連のグテーレス事務総長も25日、報道官を通じて声明を出し、「刑の執行は、ミャンマーの悲惨な人権状況がさらに悪化していることを示している」と強く非難しました。

そのうえで、ミャンマー軍に対し、アウン・サン・スー・チー氏を含む恣意(しい)的に拘束されているすべての人たちを直ちに釈放するよう求めました。

ミャンマーの国営紙は、25日、アウン・サン・スー・チー氏の側近だった元議員ら4人の死刑が執行されたと伝え、ミャンマー軍に対する非難の声が国際社会で高まっています。

これに対し、ミャンマー軍が設置した「国家統治評議会」のゾー・ミン・トゥン報道官は、26日記者会見を行い「学校や政府の建物を破壊し、人々を殺害する計画を立て、テロに手を貸した。確たる証拠に基づいて裁かれた」などと述べ、4人の死刑が執行されたことを正式に認めました。

そのうえで「4人が犯した罪は、1度の死刑ではもの足りないほど罪深いものだ」と述べ、死刑執行の正当性を主張しました。

ゾー・ミン・トゥン報道官は、会見場にいる記者から、国際社会で非難の声が高まっていることについて意見を求められ「批判があることは分かっていたが、法律に従って刑が執行されただけだ」などと応じました。

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