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アメリカのペロシ下院議長は、ことし4月に日本とともに台湾を訪れる予定でしたが、直前に新型コロナウイルスへの感染が確認され、訪問を延期しました。

こうした中、イギリスの新聞、フィナンシャル・タイムズは先週、複数の関係者の話として、ペロシ議長が、台湾への支持を表明するため、代表団を率いて来月、台湾を訪問することを計画していると報じました。

これについて、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は25日、記者会見で「政権は、議員に対して地政学的かつ安全保障上の観点などから、外国訪問にまつわる情報を日常的に提供している」と述べたうえで「ペロシ議長の日程を先んじて発表することはしない」と述べました。

アメリカの下院議長は、大統領が死亡したり職務が遂行できなくなったりした場合に大統領権限を継承する順位が副大統領に次ぐ2位で、台湾訪問をめぐる報道に中国はすでに強く反発しています。

バイデン大統領は20日「軍はいま行くのはよい考えだとは思っていない」と述べたほか、有力紙、ワシントン・ポストも、バイデン政権は台湾海峡の緊張が一気に高まることを懸念し、ペロシ議長に対し、いま訪問することのリスクを説明したと伝えています。

ペロシ議長自身は21日、「安全保障上の理由から、自分の訪問計画は明かさない」と述べていますが、台湾を訪問しなければ弱腰だという批判を受けかねない状況で、中国がアメリカの台湾への接近に警戒を強める中、下院議長の動向に関心が集まっています。

アメリカのペロシ下院議長が台湾訪問を検討していると伝えられていることについて、中国外務省の趙立堅報道官は25日の記者会見で「中国はアメリカに対し、ペロシ議長の台湾訪問に断固反対するという深刻な懸念と厳正な立場を何度も表明している。もしアメリカ側が強行すれば、中国は断固とした強力な措置をとり、主権と領土の一体性を守るだろう」と述べ、強くけん制しました。

先週、新型コロナウイルスへの感染が確認されたアメリカのバイデン大統領について主治医は25日、鼻づまりが残っているほか、声が少しかれているものの、前日まで続いていたのどの痛みなどが改善していて「症状はほとんどなくなった」と明らかにしました。

また、バイデン大統領は25日、オンラインで出席したイベントの中で記者団に対し、声はまだかすれているとしながらも「調子は大変よく、2晩続けてぐっすりと眠ることができた。今週中には対面での仕事に戻ると思う」と述べました。

そのうえで、調整が続いている中国の習近平国家主席との電話かオンラインでの首脳会談について、「今週行うのか」との記者からの問いに「そのつもりだ。決まったら知らせる」と述べ、今週中に行いたいという意向を示しました。

台湾では今週、年に1度の大規模な軍事演習が行われていて、26日は台湾東部、太平洋側の沖合で実施された海軍と空軍合同の実弾演習を蔡英文総統が駆逐艦に乗り込んで視察しました。

台湾の太平洋側、宜蘭県の軍港の沖合で行われたこの演習は、中国軍による海と空からの攻撃を迎え撃つという想定で行われ、メディアに公開されました。

演習では、艦隊に攻撃を仕掛けてくる敵の戦闘機に対し、味方の戦闘機が上空で防御するとともに、フリゲート艦から対空ミサイルを発射する防空作戦や、海中にいる敵の潜水艦を上空から見つけ、フリゲート艦から攻撃する作戦、敵の艦艇に対する艦砲射撃、それに、戦闘機がミサイルで敵の航空戦力を排除して航空優勢を確保する作戦などの進め方を検証しました。

また、演習には、戦時に海軍の指揮下に入る海上保安当局の巡視船も参加しました。

26日の演習では、蔡英文総統が艦隊の旗艦となったミサイル駆逐艦に乗り込んで海上から視察しました。

台湾周辺では、中国軍の活動が年々活発化していて、ことし5月には空母が台湾東部沖の太平洋に展開し、戦闘機などが300回を超える過去最多の発着を行ったことが確認されています。

台湾が蔡総統の視察のもと、26日のような演習を太平洋側で行いメディアに公開した背景には、こうした中国軍の活動を意識し、自衛の決意と能力を十分に持っていると内外に示す意図もありそうです。

台湾で蔡英文総統が軍事演習を視察したことについて中国外務省の趙立堅報道官は、26日の記者会見で「『台湾独立』の道に出口はなく、台湾が軍事的に中国に対抗しようという妄想は身の程知らずの行為であり、最後には必ずや失敗するだろう」と述べ、けん制しました。

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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