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イスラエルとトルコは2010年、パレスチナガザ地区に向かっていたトルコの市民団体の船がイスラエル軍に拿捕されたことなどを受けて外交関係が断絶状態に陥るほど悪化していましたが、ことし5月には15年ぶりに外相会談を行うなど関係改善に向けた動きが進められていました。

こうしたなか17日、イスラエル政府は、ラピド首相とトルコのエルドアン大統領が電話会談を行い、外交関係を完全に改善することで合意したと発表しました。

ラピド首相は声明で「トルコとの完全な関係改善は地域の安定強化に寄与し、イスラエルにとって経済的にも良いニュースだ」と意義を強調しました。

またトルコのチャウシュオール外相も「イスラエルに駐在する大使を任命する予定だ」と述べていて、両国は今後互いに大使を復帰させ、外交関係の改善を進めることになります。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻以降、ヨーロッパでロシアに代わるエネルギーの供給源を探す動きが広がるなか両国は東地中海でのガス田開発の連携など共通の思惑があり、今後どこまで経済関係を強化できるかが焦点です。

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