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ドイツのランブレヒト防相は12日、北大西洋条約機構NATO)が提示している国内総生産(GDP)比2%の国防費目標を、ドイツは1000億ユーロ(1010億ドル)の特別基金を使い切った後も維持する必要があると表明した。また、これまで避けてきた軍事面での指導的役割も受け入れなければならないと訴えた。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けた政策転換の一環で、ドイツのショルツ首相は2月に特別基金を活用して国防費をGDP比で2%超へ大幅に引き上げる方針を示していた。特別基金により、冷戦の終結後数十年を経て老朽化しているドイツ軍の武器や装備を標準的な水準に置き換えるなどする。

NATO加盟国はドイツの国防費が目標の2%に達していないことを強く批判してきた。特別基金を使い切った後も国防費を2%超に維持するかどうかは分かっていない。

ランブレヒト氏は政策目標に関する基調講演で、将来的に防衛予算の増額によって拠出する必要があるとして「この資金は言い訳なしに必要なもので、1000億(ユーロ)で実施している努力を無駄にしないために長期にわたって必要だ」と強調。「数年後に現在購入している装備を維持できなくなるような事態を防ぐ必要がある」と指摘した。

ドイツの規模や地理的な位置、経済力は「好むと好まざるにかかわらず、軍事面も含めて指導的な役割をわれわれに与えている」とも語った。

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