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 自民党村上誠一郎行政改革担当相は20日、安倍晋三元首相の国葬について「最初から反対だし、出るつもりもない」と述べ、欠席する考えを明らかにした。安倍氏政権運営「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批判した。党本部で記者団の質問に答えた。

KADOKAWAの会長、角川歴彦容疑者(79)は、東京オリンピックパラリンピックのスポンサー選定で便宜を受けたことへの謝礼などとして、元専務の芳原世幸容疑者(64)や担当室長だった馬庭教二容疑者(63)とともに、組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)に総額6900万円の賄賂を提供したとして贈賄の疑いで逮捕されました。

賄賂とされる資金は2019年以降、元理事の知人で、ともに受託収賄の疑いで逮捕された深見和政容疑者(73)が代表を務める会社に支払われたことがわかっています。

関係者によりますと、馬庭元室長らはみなし公務員に当たる元理事側への支払いについて「リスクがあると会長に報告した」と社内で説明していたことが新たにわかりました。

みなし公務員は、職務に関して金品を受け取ることが禁じられていて、東京地検特捜部は多額の資金の支払いが最終的にKADOKAWAの社内でどのような報告や了承のもとで決まったか、詳しい経緯の解明を進めているものとみられます。

特捜部は容疑者の認否を明らかにしていませんが、関係者によりますと、角川会長と高橋元理事は、いずれも容疑を否認しているということです。

一方、特捜部が一連の事件に関連して東京大会の公式ライセンス商品を製造・販売していた都内の会社の幹部からも任意で事情を聴いていることが関係者への取材で新たに分かりました。

高橋元理事はこの会社が公式マスコットのキャラクターグッズを販売できるよう組織委員会の幹部に働きかけた疑いがあり、この会社からは、深見代表とは別の、元理事の知人が経営する会社に多額の資金が支払われていたということです。

特捜部は資金の流れや趣旨などを調べているものとみられます。

一連の事件では、前の会長らが起訴された紳士服大手のAOKIホールディングスや複数の広告会社も捜索を受けていて捜査の対象はさらに広がりを見せています。

関係者によりますと、角川会長は、贈賄の容疑を一貫して否認し、深見代表の会社に支払ったおよそ7000万円の趣旨については、「賄賂ではなく、スポーツ関連で30億円規模の事業を行うための正当なコンサルタント料だった」と主張しているとうことです。

また支払いのリスクについては「大手弁護士事務所から問題ないという意見を聞いていた。このままだと賄賂になるという警告や指摘は受けたことがない」と話しているということです。

さらに特捜部がKADOKAWAが深見代表の会社に支払った資金を高橋元理事への賄賂と見ていることについては、「支払いは、深見代表の会社に対するものでそこから高橋元理事に資金が渡るとは思っていない」などと説明しているということです。

贈賄の疑いで逮捕されたKADOKAWAの芳原元専務と馬庭元室長は、ともに人気雑誌の元編集長で、大会の公式プログラムには、芳原元専務は「プロジェクト統括」、馬庭元室長は「プロジェクト管理」として2人の名前が記載されています。

芳原元専務は、情報サービス大手リクルート出身で「カーセンサー」や「ゼクシィ」など人気雑誌の編集長を歴任したあと、リクルートの子会社の社長を務めました。

この子会社は2011年にKADOKAWAに買収され、関係者によりますと、元専務はリクルート時代の手腕が評価され、角川会長も信頼を寄せていたということです。

馬庭元室長は1984年に当時の「角川書店」に入社し、「ザテレビジョン」やタウン情報誌の「関西ウォーカー」など人気雑誌の編集長を務め、事件当時は東京大会の関連事業などを行う2021年室の担当室長としてスポンサー契約を担当していました。

今回の事件のキーパーソンとされるのが、高橋元理事の知人で、受託収賄容疑の共犯として逮捕されたコンサルタント会社の深見和政代表(73)です。

深見代表は高橋元理事と同じ大手広告会社・電通出身で、雑誌広告に関する業務に長く携わり、雑誌局長などを歴任しました。

逮捕前の今月5日、角川会長は報道陣の取材に対し、「当時の出版界はその人にお願いしなければ雑誌が成立しないくらいの立場だった」と述べています。

電通では専務を務めた高橋元理事の後輩にあたり、元理事と深見代表は現在、それぞれ「コモンズ」と「コモンズ2」という名前のコンサルタント会社を経営しています。

高橋元理事は一時、「コモンズ2」の役員を務め、2つの会社の間ではたびたび資金のやり取りがあったということです。

深見代表を知る関係者はNHKの取材に対し「長年、雑誌広告の仕事に携わってきたその道のプロだ。高橋さんの人脈の広さ、事業に対する意欲、能力の高さに非常に心酔しているようだった」と証言しています。

KADOKAWAを元理事に紹介したのは深見代表で、KADOKAWA側の窓口はいずれも雑誌の編集長としてのキャリアが長い、芳原元専務と馬庭元室長でした。

賄賂とされる多額の資金はKADOKAWAから「コモンズ2」に東京大会や大阪・関西万博など新規事業のコンサルタント料として支払われていました。

特捜部は「コモンズ2」の経営の実態や深見代表を接点とする元理事とKADOKAWAとの関わりについてさらに解明を進めるものとみられます。

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