“中絶の権利擁護する候補者に投票を” 中間選挙前に全米デモ #nhk_news https://t.co/d2viMaRvK2
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年10月9日
アメリカではことし6月、連邦最高裁判所が人工妊娠中絶は憲法で認められた権利だとした判断をおよそ50年ぶりに覆しました。
中絶を規制するかどうかの権限は各州政府に委ねられ、共和党の知事の州を中心に中絶を規制する動きが相次いでいます。
連邦議会議員や知事などを選ぶ中間選挙まで1か月となった8日、中絶の規制に反対する人たちによるデモが全米各地で行われました。
このうち首都ワシントンでは、参加者たちが、プラカードなどを掲げながら連邦議会議事堂に向かって行進し、中絶の権利を擁護する候補者への投票を呼びかけました。
また中絶の規制が厳しい州の一つ、南部テキサス州のオースティンでは市中心部の広場におよそ500人が集まって「投票で現状を変えよう」などと声を上げました。
参加した女性は「少数の政治家の力で中絶の権利が規制されるのは許せない」と話していました。
中絶を容認する立場をとる与党・民主党は中間選挙に向けて規制に反発する人たちの支持を取り込もうと争点の一つにしたい考えで、選挙情勢にどこまで影響を与えるのか注目されています。
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