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北朝鮮金正恩総書記は10日、東部の咸鏡南道咸州郡連浦に完成した大規模野菜温室農場の竣工式に出席した。10日は朝鮮労働党創建77年に当たる。国営メディアが11日に報じた。

温室農場は、昨年までミサイルを試射していた旧空軍基地に建設された。朝鮮労働党は昨年12月の主要会合で、連浦空軍基地を「高度に自動化された農場」に造り替え、農村文明化のモデルケースにするとし、農場造成を人々の生活改善のための最優先課題に掲げた。

KCNAによると、農場の総面積は280ヘクタールで、850以上の温室が並ぶ。約千棟の住宅や学校なども建設された。

金氏は式典で「これをモデルとして国全体の農村開発をよりダイナミックに、自信を持って推し進める」と表明した。また、大規模農場をさらに建設し、供給可能な野菜の種類を増やし、農場で科学的、工業的な生産と管理を徹底するよう指示した。

KCNAによると、金氏は過去2週間にわたり戦術核運用部隊の訓練を指導。米韓海軍が実施した大規模な演習への警告として、戦術核兵器を韓国に浴びせることを想定した訓練だったと報じた。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、朝鮮労働党創立記念日を迎えた10日、東部ハムギョン(咸鏡)南道で国内最大規模だとする野菜の生産施設のしゅんこう式が開かれ、キム・ジョンウン総書記が出席したと伝えました。

映像ではキム総書記が、生産施設の建設を担った軍人らと笑顔で記念撮影をしたり、温室の野菜を見て回り幹部らに指示を出したりする様子が映っています。

この施設は、空軍の基地を温室に作り替えるという、キム総書記の肝煎りの事業とされ、党の創立記念日までの完成を指示していました。

敷地内には800棟以上の温室や住宅などが整備され、労働新聞は「党から人民への愛の贈り物」だと強調しています。

また、キム総書記は「人民に野菜を多く供給するため、このような大規模な温室を各地に建設すべきだ」と指示しました。

キム総書記は、軍の戦術核運用部隊の視察が10日伝えられたばかりで、党の節目に合わせて核・ミサイル開発を進める一方で国民生活の改善も行っていると国内に向けてアピールするねらいがあるとみられます。

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