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イギリスのスナク新首相は就任の翌日となった26日、議会下院で初めて野党議員などの質問を受けました。

この中で政府は富裕層を優遇していると批判を受けたスナク首相は「経済の安定と信頼を回復するためには、難しい決断をしなければならない。しかし、新型コロナ禍で進めた政策のように、最も弱い立場の人々を守っていく」と強調しました。

そのうえで、政権が国民の信任を得ていないなどとして総選挙の早期実施を求められたのに対し「インフレはすべての人を貧しくし、貯蓄を奪う。だからこそインフレを抑える対策が政権の優先事項になる」と述べて、当面は、記録的な水準が続くインフレへの対策を優先させる考えを示しました。

スナク首相は議会での野党との論戦に先立ち、今月末に予定していた中期財政計画の発表を来月17日に延期すると明らかにしました。

計画では歳出を抑えて財政再建を優先させる方針を示すとみられ、厳しい生活を強いられる国民の理解を得られるかが焦点となります。

英紙テレグラフは、スナク新首相が増税・歳出大幅削減案を再考していると報じた。

英政府は31日に予定していた中期財政計画の発表を11月17日に延期している。

同紙はシンクタンク、リゾリューション・ファンデーションが発表する分析結果を引用し、この2週間半ほどの延期により、財政赤字が最大で100億─150億ポンド(116億─174億ドル)縮小する見込みだと伝えた。

報道によると、英国債利回りの急低下などを受け、首相周辺は従来案よりも小規模な財政再建にとどめる必要があるとの見方を強めているという。

また、各政府部門に10─15%のコスト節減を要請しているという。

テレグラフは先週、ハント財務相が中期財政計画で最大200億ポンドの増税を検討していると報じていた。

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