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ブラジル大統領選で敗北した現職のボルソナロ氏は、31日に予定していた国民向け演説を延期した。ファリア通信相によると、11月1日まで演説を行わない見通し。ボルソナロ氏が敗北を認め、円滑な政権交代が進むかは不透明となっている。

30日投開票された決選投票では、左派のルラ元大統領が当選を決めた。再選を目指した現職の右派ボルソナロ大統領との大接戦となった。

同盟を組む党のトップ、クラウディオ・カハード氏は、ボルソナロ氏が31日に国民向け演説を行うと述べていた。一部の側近はボルソナロ氏に敗北を認めるよう促しているという。

ボルソナロ氏は31日、大統領府にとどまり、公の場に姿を現していない。選挙前には、選挙制度が不正に満ちているという根拠のない主張を繰り返していた。現時点で結果についてコメントしておらず、大統領選の敗北を受け入れるかどうかは不明。

ボルソナロ氏はまだ敗北を認めていないものの、同氏周辺では将来の政権移行についてルラ陣営と接触する動きも出ている。

モウラン副大統領はアルキミン次期副大統領との電話でルラ氏の勝利を認めた。アルキミン氏の報道官が明らかにした。

ルラ氏が所属する労働党のホフマン党首もボルソナロ氏側近のシロ・ノゲイラ氏に電話し、ホフマン氏の報道官によると会話は「友好的」で「敬意のこもった」ものだったという。

ボルソナロ氏はまだルラ氏に祝意を伝える電話はかけていない。

10月30日に決選投票が行われたブラジルの大統領選挙は、2003年から2期8年にわたり左派政権を率いたルーラ元大統領が、右派の現職ボルソナロ大統領を僅差で上回り、当選しました。

選挙から一夜明けた31日、ルーラ氏は、隣国アルゼンチンのフェルナンデス大統領とサンパウロ市内で面談したほか、アメリカのバイデン大統領やフランスのマクロン大統領と相次いで電話で会談しました。

ルーラ氏は、中国やロシア、インドなどBRICS=新興5か国や、中南米の左派政権との連携を重視する方針を掲げていて、ルーラ氏の外交政策に注目が集まっています。

一方、ボルソナロ大統領は選挙後、公の場に姿を見せておらず、今回の選挙結果を受け入れるかどうかについて依然として明らかにしていません。

ブラジル国内では、ボルソナロ大統領の支持者の一部が、高速道路をトラックで封鎖するなど各地で抗議活動を始めていて、ボルソナロ大統領が選挙結果をめぐってどのような対応をとるのかに注目が集まっています。

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