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アメリカの感染症研究の第一人者のアンソニー・ファウチ博士は、歴代7人の大統領のもとで感染症対策に取り組み、首席医療顧問として新型コロナ対策にあたってきましたが、来月、退任を予定しています。

ファウチ博士は22日、ホワイトハウスで退任前の最後の記者会見に臨み、ワクチンの有効性をデータで紹介したあと、「社会的な分断やイデオロギーの違いから、ワクチンを打たない人を見るのは医師として心が痛む。私はコロナに感染したり、亡くなったりする人を誰も見たくない」と訴えました。

そして「最後のメッセージになるが、自分自身や家族、地域を守るためにも、打てる人はすぐにワクチンを打ってほしい」と呼びかけました。

また疑わしい情報が出回っている現状に対しては「誤った情報やうその情報に対抗するには、正しい情報をできるかぎり多く発信し続けることだ」と述べ、科学的な根拠に基づいた情報発信の重要性を強調しました。

ファウチ博士は退任後は、感染症対策に携わる次世代の育成などにあたる意向を示しています。

アメリカの歴代の大統領は、慣例として納税申告書を自主的に公表してきましたが、トランプ氏は開示を拒み、民主党が多数派の議会下院の歳入委員会は2019年、日本の国税庁にあたるIRS=内国歳入庁に納税申告書を提出するよう求めていました。

これについて連邦最高裁判所は22日、開示しないよう求めていたトランプ氏側の訴えを退け、所得などの納税をめぐる記録が議会の委員会に開示される見通しとなりました。

今月行われた中間選挙で野党・共和党が下院の多数派を奪還する見通しとなり、歳入委員会としては共和党が下院の主導権を握る来年1月より前に記録を所管する財務省から提供を受け詳しく調べたい考えと見られます。

トランプ氏をめぐっては再来年の大統領選挙に立候補すると先週、表明したばかりですが、南部フロリダ州の自宅から機密文書が見つかった事案をめぐり、司法省が特別検察官を任命して捜査を進めるなど、逆風が続いています。

#米大統領

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