https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

国連は28日、アフガニスタンイスラム主義組織タリバン暫定政権が非政府組織(NGO)への女性職員出勤停止を命じたことについて、「緊急を要する」幾つかの援助プログラムが一時的に中断したと述べ、女性が働けない以上、他の多くの援助活動も続かなくなりそうだと警鐘を鳴らした。

マーティン・グリフィス国連事務次長(人道問題担当)兼緊急援助調整官は、国連児童基金ユニセフ)や世界食糧計画(WFP)、世界保健機関(WHO)、国連開発計画(UNDP)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の各トップとの共同声明で「援助活動への女性の参加に交渉の余地などなく、必ず維持されなければならない」と主張。女性に人道支援の仕事をさせないことで全てのアフガン人の生命を危険にさらしており、女性職員がいなくなったために一部の緊急援助プログラムは一時的な停止を余儀なくされたと訴えた。

その上で「人道支援の分野として現在われわれが直面しているこうした業務上の制約を看過できない。われわれは命にかかわる切迫した援助活動を続ける努力をしていくが、女性の働き手なしで理にかなった人道支援を実行できない以上、多くの活動はストップするしかなくなる」と述べた。

共同声明は「いかなる国も人口の半数を社会貢献活動から除外する余裕はない」とも強調した。

タリバンは24日、アフガンで活動する国内外のNGOで女性が働くのを禁止。先週には女子の大学教育を停止するなど、女性の社会参加を狭める措置を相次いで講じている。

d1021.hatenadiary.jp

#南アジア