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ネパールで25日、ネパール共産党毛沢東主義派(毛派)のダハル元首相(68)が新首相に任命された。

先月の下院選では、デウバ首相が率いるネパール会議派(NCP)が第1党になったが、連立を組んできた毛派などを含めても過半数に届かなかった。首相への返り咲きを狙うダハル氏は連立離脱を決断、主要野党の統一共産党(UML)などと組んで新たな連立政権を形成した。

関係者や地元メディアによると、ダハル氏は任期5年の前半に首相を務め、後半はUML出身者が引き継ぐという。

下院選(275議席)はNCPが89議席を獲得。UMLは78議席、毛派は32議席だった。

アナリストは、連立相手が多いことから安定した政権運営は困難と見ている。ネパールは、インフレ率が8%を上回り6年ぶりの高水準となるなど、経済情勢が厳しさを増している。

ネパールの大統領府は25日、「ネパール共産党毛沢東主義派」のトップで、元首相のダハル氏を新しい首相に任命したと発表しました。

先月投票が行われたネパールの議会選挙では、当時の首相でインドに比較的近いとされるデウバ氏が率いる「ネパール会議派」が最多議席を獲得しましたが、どの政党も過半数議席を確保できず、連立政権に向けた交渉が続いていました。

こうした中、「ネパール共産党毛沢東主義派」や「統一共産党」の左派政党などが、新しい連立政権をつくることで合意し、これを受けて、ダハル氏が首相に任命されました。

中国やインドと国境を接するネパールをめぐっては、近年、巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国が、インフラ整備などを通じて影響力の拡大を図っています。

ダハル氏は過去に2度、首相をつとめた経験があり、当時、比較的、中国寄りの政策を推し進めていたことから、インドでは、今後、ネパールの新政権が中国との関係を強めるのではないかと警戒感が出ています。

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