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OCHA=国連人道問題調整事務所とUNHCR=国連難民高等弁務官事務所は、11日、アフガニスタンに対してことし行う、支援の内容を発表しました。

それによりますと、アフガニスタンでは去年、過去30年で最悪の干ばつが起きたことに加え、イスラム主義勢力タリバン復権したことで経済が悪化し、人口の55%に当たる2440万人が人道支援を必要としているということです。

そして、390万人の子どもを含む合わせて470万人が急性の栄養失調となり、今の状態が続けば、13万人の子どもが死に直面すると警告しています。

このため国連は、食料支援や保健分野といった人道支援に、ことし1年間で総額50億ドル、日本円にして5770億円余りが必要になるとして、各国に拠出を求めました。

1か国に対する支援額としては1945年の国連創設以来、最大だということです。

会見でグランディ難民高等弁務官は「時間は限られている。もしアフガニスタンが崩壊すれば、周辺国や、さらにその先に、多くの人々が流出する」と危機感を示し、各国に協力を呼びかけました。

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