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タイのプラユット首相は9日、首都バンコクで自身の支持派が立ち上げた新党「タイ団結国家建設党」の集会に登場し、新党に参加することを表明しました。

プラユット首相は演説で「チャンスがあるなら、国のさまざまな問題の解決に引き続き取り組みたい」と述べ、続投に意欲をみせました。ことし5月までに実施される総選挙に首相候補としてのぞむ考えです。

陸軍司令官だったプラユット氏は2014年の軍事クーデターで暫定首相となり、2019年の総選挙を受けて首相に就任しました。

去年9月の憲法裁判所の決定でプラユット首相の任期は最長で2025年までとなり、次の総選挙で首相に再選しても任期が限られることから、求心力が低下していました。

総選挙をめぐっては最大野党からタクシン元首相の次女、ペートンタン氏が首相候補として政権奪還を目指していて、国民がどのような判断を下すのか注目されています。

ASEAN東南アジア諸国連合の新しい事務局長にカンボジア政府の元高官、カオ・キムホン氏が就任し、クーデター後の混乱が長引くミャンマー情勢への対応が大きな課題となる中、加盟国に結束と協力を呼びかけました。

ASEANの事務局長は、各国が持ち回りで5年の任期で担当していて、加盟国間の調整など重要な役割を担っています。

今月から新しい事務局長に、カンボジア首相補佐特命相を務めていたカオ・キムホン氏が就任し、9日、インドネシアの首都ジャカルタにあるASEAN事務局で交代式が行われました。

カオ新事務局長は「この地域の平和と安定、安全を維持することは重要だ」と強調したうえで「われわれが結束して取り組めばASEANに達成できないことはないと確信している」と述べました。

ASEAN加盟国のミャンマーでは来月、軍がクーデターで実権を握ってから2年となり、ASEANは軍側と民主派勢力の対話の仲介を目指してきましたが進展は見られないままで、カオ氏としては加盟国に結束と協力を呼びかけたものです。

ただASEAN内部では、インドネシアやマレーシアなどミャンマーに対して厳しい立場の国と、融和的な姿勢をとる国との間で立場の違いが際立っています。

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