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去年3月、名古屋刑務所で服役中に死亡した71歳の男性受刑者の遺体に、暴行を受けたような傷痕が多数残っていたとして、遺族などが、名古屋刑務所の刑務官による暴行問題を調査している第三者委員会に対し、事実関係や死亡の経緯などを調べるよう要望しました。

要望を行ったのは、去年3月に名古屋刑務所で服役中に死亡した71歳の男性受刑者の遺族と弁護士です。

12日に都内で記者会見した遺族などによりますと、刑務所の医師が作成した死亡診断書には、死因は多臓器不全で、その原因は心筋梗塞だと書かれていましたが、遺体を引き取ったところ、全身に切り傷のような出血の痕やあざなど、暴行を受けたような痕が多数見つかったということです。

名古屋刑務所をめぐっては、去年、刑務官22人が3人の受刑者に対して、顔や手をたたくなどの暴行や不適切な処遇を460件余り繰り返していたことが確認されています。

このため、遺族などは、死亡した男性についても暴行などが行われていた可能性があるとして、名古屋刑務所の問題を調査している法務省の第三者委員会に対し、事実関係や死亡の経緯を調べるよう求めています。

遺族の代理人を務める海渡雄一弁護士は「法務省は公正な調査を実施し、その結果に基づいて再発防止に努めてほしい」と話していました。

遺族の男性は「しっかり調査してもらい、真実を明らかにしてほしい」と訴えていました。

法務省矯正局は「遺族から要請書を受け取っている」としたうえで「一般論として、刑事施設で被収容者が死亡した際には、医師立ち会いのもと規則に基づいて検視を行うなど適切な対処が行われている」とコメントしています。

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