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イギリスの統計局が18日に発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて10.5%の上昇となりました。

上げ幅は前の月の10.7%を僅かに下回りましたが、4か月連続で二桁の高い伸び率となっています。

内訳をみますと
▽食料品や飲料を含む項目は前の年の同じ月より16.8%
▽「レストランやホテル」は11.3%上昇し、インフレ率を押し上げました。

また
▽ガスや電気、住宅などの項目は26.6%と
前の月と同じ上昇率でしたが、高い水準のままとなっています。

イギリスの中央銀行イングランド銀行は記録的なインフレを抑え込むため、これまでに9回連続の利上げを決めています。

一方、暖冬の影響で、エネルギー価格は下落し始めていて、イングランド銀行のベイリー総裁は今月16日、ことしはインフレ率の大幅な低下が見込まれると指摘していることから、今後、利上げ幅をどのように判断するのか注目されます。

#経済統計(イギリス)

ロンドン警視庁の警察官として議会の警備などにあたってきたデービッド・キャリック被告(48)は、おととし性的暴行の疑いで逮捕され、16日までの裁判で、18年間で行った24件の性的暴行や監禁など合わせて49件の罪を認めました。

被告をめぐってはたびたび暴行やDV=ドメスティック・バイオレンスの情報提供があり、ロンドン警視庁が聞き取りをしたものの処分の対象にならず、警察官としての立場を悪用していたということです。

ロウリー警視総監は17日、「われわれはロンドン市民を失望させてしまった。長年にわたって、被告を警察官の職務から外す機会を逃し続けてきた」と謝罪し、キャリック被告を懲戒免職の処分にしたことを明らかにしました。

また、性的虐待やDVなどの申し立てが寄せられている現職の警察官がおよそ800人に上るとしたうえで、再発防止に向けて大規模な調査を進めているとしています。

イギリスではおととし、警察官が帰宅途中の女性を暴行して殺害した罪で終身刑を言い渡されるなど、警察に対する国民の信頼が大きく揺らぐ事態になっています。

イギリスでは、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人が出生証明書の性別の変更を申請する際医師の診断書が必要ですが、北部のスコットランド議会は先月、自己申告だけで変更できるなどとする法案を可決しました。

これについてイギリス政府は17日、トランスジェンダーになりすました人が女性に性別を変更することで女性の安全が脅かされるおそれがあり「悪意ある申請を許す危険性がある」などとして、スナク首相の指示で法案の成立を阻止する手続きを取りました。

イギリス政府は、スコットランド議会の法案が国民全体の権利や生活に悪影響を及ぼすと判断した場合成立を阻止できることになっていますが、現地メディアによりますと実際に阻止するのは初めてです。

スコットランド自治政府スタージョン首相は「スコットランド議会に対する全面的な攻撃だ」と批判し、自治権のあり方を揺るがすとして裁判所に提訴する考えを示しました。

スコットランドでは2014年の住民投票でイギリスからの独立が否決されたあとも独立を求める動きが続いていて、イギリス政府の対応は独立派の反発を招きそうです。

#LGBT(イギリス)

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#イギリス