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世界の政財界のリーダーが集まる通称「ダボス会議」で国連のグテーレス事務総長が演説し「わたしたちは最も深刻なレベルの地政学的な分断に直面している」と強い危機感を示したうえで、分断の解消に向けて協力するよう各国の指導者や企業経営者たちに訴えました。

ことしのダボス会議は「分断された世界における協力の姿」がテーマで、グテーレス事務総長は18日の演説で「わたしたちは最も深刻なレベルの地政学的な分断と不信に直面しており、それはすべてを弱体化させている」と述べ、強い危機感を示しました。

具体的には「裕福な世界とその指導者たちが『グローバル・サウス』の不満や怒りの程度を本当に把握しているとは思えない」と指摘し、アメリカと中国の対立とともに「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国などと先進国の間の対立に懸念を示しました。

そのうえでグテーレス事務総長は「平和、持続可能な開発、人権という共通の目標を達成するためには、民間部門の機知と協力が必要だ。いまこそ分断されたこの世界で協力への道を切り開く時だ」と強調し、各国の指導者と企業経営者たちに協力を呼びかけました。

 キャサリンタイ米通商代表部(USTR)代表は18日、現在のグローバリゼーションのあり方は所得格差を生み出すなど「ある程度、限界に達している」とし、世界は包括性や回復力、そして持続可能性の促進を目指す新しい貿易システムに移行する必要があると述べた。

 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した同氏は新たな経済システムに移行するにあたり、各国政府や企業はさらなる対応を強いられ、効率性の低下やコスト増加といった変化に向き合う必要があるとも警告した。

 タイ氏は「世界の経済システムの効率が低下するということは、最も低いコストと最も高いコスト効率を追求することができないことを意味する」と指摘。新たなシステムの参加者らは「問題が発生した際に立ち直れる保険のようなシステムを担保するため」、引き換えとしてプレミアムを払う必要があると述べた。

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