https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

韓国のユン・ソンニョル大統領は20日、就任後、初めて国連総会で演説しました。

この中で、ユン大統領は「国際社会は、力による現状変更と核兵器をはじめとする大量破壊兵器、人権の集団的なじゅうりんにより、再び世界の市民の自由と平和が脅かされている」と指摘しました。

そのうえで「自由と平和に対する脅威には、国連と国際社会が普遍的な国際規範を強く支持し、連帯することで克服していかなければならない」と訴えました。

そして「国連の努力のおかげで韓国はこのように成長することができた」と述べ国連とともに責任を果たす考えを強調しました。

演説について韓国メディアは、名指しはしなかったものの、ウクライナに軍事侵攻しているロシアや、国際社会での影響力の拡大を図る中国、そして、核・ミサイル開発を進める北朝鮮を念頭に置いたものだと伝えています。

また、演説では日本についての発言もなく、記者団がユン大統領に対し国連総会にあわせて岸田総理大臣との首脳会談を行うのかたずねましたが、無言で会場をあとにしました。

韓国のユン・ソンニョル大統領は国連総会での演説のあと、国連のグテーレス事務総長と会談しました。

韓国政府によりますと、この中でユン大統領は、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮について「核実験を再開するなどした場合、国際社会が断固として対応できるよう、事務総長には持続的に関心を持って支援してほしい」と要請しました。

その一方で「北朝鮮が開放に向けてよりよい道を選択するなら、金融支援と大規模な投資に支援を惜しまない。閉ざされたドアを開け、北東アジアと世界平和に貢献できるよう最善を尽くす」と意欲を示しました。

これに対し、グテーレス事務総長は「ユン大統領と韓国は国連を信じていい。自由と平和への挑発には、国連の安全保障理事会レベルで明確に対応する」と応じました。

d1021.hatenadiary.jp

#朝鮮半島