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マレーシア汚職防止委員会(MACC)は9日、ムヒディン元首相を汚職の容疑で逮捕したと発表した。

同委は声明で、ムヒディン政権が立ち上げた景気回復計画について取り調べを受けた後で逮捕されたと明らかにした。職権乱用とマネーロンダリング資金洗浄)に関する法令違反により起訴される見込みとしている。

ムヒディン氏は2020年から21年にかけて17カ月間、首相を務めた。

22年11月の総選挙でアンワル現首相に敗北した後、ムヒディン氏および同氏が率いる国民同盟汚職を巡る捜査を受けていた。

新型コロナウイルス対策プログラムなどムヒディン氏が承認した数十億ドル相当の政府プロジェクトについて、アンワル氏は昨年、適切な手続きを踏んでいないとして見直しを命じた。ムヒディンは不正を否定し、政治的な報復と主張していた。

マレーシア汚職対策委員会は9日、2021年まで首相を務めたムヒディン元首相を汚職などの疑いで逮捕したと発表しました。

その後保釈されましたが、10日にも起訴される見通しです。

地元メディアによりますとムヒディン氏は首相在任中、新型コロナウイルス関連の経済支援策をめぐり、業者から自身の政党に資金を還流させていた疑いが持たれているということです。

ムヒディン氏は野党連合「国民連盟」のトップで去年11月の総選挙ではアンワル首相が率いる政党連合に次ぐ議席を獲得し、首相の座をめぐり争いました。

アンワル首相は就任後、過去の政権の不正を追及する姿勢を強めていました。

ムヒディン氏は逮捕後の声明で「私は無実で、権力の乱用だ」と主張しています。

ことし、マレーシアでは複数の州で選挙が行われる予定で、ムヒディン氏の逮捕は野党側に打撃となる可能性もあります。

マレーシアでは2018年にもナジブ元首相が政府系ファンドの資金をめぐる汚職事件で逮捕・起訴され、去年、実刑判決が確定しています。

マレーシアの元首相で、現在は野党連合のトップを務めるムヒディン氏が新型コロナウイルス関連の経済支援策をめぐる汚職などの罪で、10日起訴されました。元首相は無罪を主張し、与野党の対立が深まっています。

起訴されたのは2021年までのおよそ1年半、マレーシアの首相を務め、現在は野党連合「国民連盟」トップのムヒディン氏です。

マレーシアの検察当局などによりますと、ムヒディン氏は、新型コロナウイルス関連の経済支援策をめぐって当時の首相の地位を乱用し、業者から2億3000万リンギット余り、日本円にしておよそ70億円の賄賂を受け取った汚職などの罪に問われています。

ムヒディン氏は9日に逮捕されたあと、その日のうちに保釈され、10日の記者会見で「組織的で政治的な迫害だ」と無罪を主張しました。

ムヒディン氏が現在率いる野党連合「国民連盟」は、去年11月の総選挙で、現職のアンワル首相が率いる与党連合に次ぐ議席を獲得し、現政権にとって政治的なライバルとみられています。

アンワル首相が過去の政権の不正を追及する姿勢を強めているのに対して、野党側は反発を強め、与野党の政治的対立が深まっています。

#マレーシア(ムヒディン元首相・逮捕)

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アンワル氏は1990年代、当時首相だったマハティール氏のもとで副首相を務めていましたが、職権乱用などの罪で服役したあと政界に復帰していました。

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現在の与党「統一マレー国民組織」は、有力者であるナジブ元首相が政府系ファンドの資金をめぐる汚職事件でことし8月、実刑判決が確定するなど、汚職体質への批判を受けてきました。

その一方で、最近行われた地方選挙では与党側が勝利したこともあり、早期の選挙によって批判をかわすとともに、政権基盤の安定を図る狙いがあるとみられます。

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ナジブ元首相をめぐっては、マハティール氏がナジブ政権の汚職体質を批判して選挙で勝利し政権についたことで捜査が本格化しましたが、その後、ナジブ元首相に近いグループが再び政権与党となったため、裁判の行方がマレーシアの政局に大きな影響を与えるとして注目されていました。


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