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日銀は、1月に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。前回会合で政策を修正し、当時、市場からは追加の政策修正の観測が浮上していましたが、時間をかけて影響を見極める必要があるという意見が相次いでいたことがわかりました。

日銀は、去年12月の会合で、長期金利短期金利を操作する金融緩和策の運用を見直し、長期金利の変動幅の上限を引き上げる修正を行いましたが、1月の会合では政策を維持することを決めました。

公表された議事要旨によりますと、多くの委員が、去年12月の運用見直しが市場機能に及ぼす影響については、いましばらく時間をかけて見極める必要があるとの認識を共有したということです。

これに関連し、ある委員からは「時間を置かずに再び運用を見直すと、かえって先行きの政策運営に関する不透明感を高める可能性がある」といった意見が出ました。

また、別の委員からは「市場機能の動向を見極めたうえで、必要になれば、運用について改めて議論すればよいのではないか」といった意見も出ました。

こうした議論も踏まえ、日銀は、大規模な金融緩和策を維持することを決め、それに続く先週の会合でも政策の維持を決めています。

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#日銀#金融政策決定会合