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全米12の地区連銀がまとめた最新の経済報告によりますと、経済活動はこの数週間ほとんど変化は見られないとしています。

前回、3月の時点と比べると、9つの地区では変化がないかわずかな変化しかなく、3つの地区では緩やかに成長していると報告されました。

今回は銀行の破綻が相次いで以降初めての経済報告ですが、破綻の影響は広がっていないことを示す形となりました。

一方、今後の見通しについてはほとんどが横ばいとしていますが、2つの地区では悪化しました。

また、銀行による消費者や企業への融資額はおおむね減少したとしたうえで、いくつかの地区は銀行が預金が引き出される事態などを懸念して融資の基準を厳しくしたと指摘しています。

市場では銀行破綻の影響は限定的だという見方から、FRBが来月の会合でインフレを抑え込むため利上げを決めるという見方が強まっています。

ただ、利上げの継続によって今後、経済活動が落ち込めば景気後退に陥るリスクを抱えていて、難しい局面が続くことになります。

#FRB#経済統計#ベージュブック