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足踏み状態
FRBは19日公表したベージュブックで、経済活動がここ数週間は足踏み状態にあるとの認識を示した。雇用とインフレは減速し、与信が減ったとも指摘した。ベージュブックでは「全体的な経済活動はここ数週間にほとんど変わらなかった」とされ、「不確実性の高まりと流動性を巡る懸念を背景に、銀行が融資基準を厳格化したと指摘する地区連銀が数行あった」と記述された。

時間の問題
米国株はリセッションを切り抜けると予想する強気派の大合唱は、歴史を指針とするなら、間違いのようだ。楽観主義者は株式相場について、2022年に今サイクルの安値を付けており、今年あるいは来年早期の景気縮小は株価持ち直しを鈍らせるだけだという。しかし、1929年以降に米国が陥ったリセッション全てに目を向けると、株式相場の急落は起きるかどうかではなく、いつ起きるかが問題だということが示唆される。過去約100年に、景気が縮小局面に入った後で新たな底値を付けるのを回避した例は一度もない。

貸倒引当金が急増
米銀モルガン・スタンレーの1-3月(第1四半期)は、ウェルスマネジメント部門の収入が市場予想を上回った。一方、ディールメーキング低迷と貸倒引当金の急増で、純利益は減少した。純利益は前年同期比20%減の28億4000万ドル(約3820億円)。投資銀行部門は、債券トレーディングとM&A(企業の合併・買収)助言収入がアナリスト予想を若干上回り、落ち込みを抑えた。貸倒引当金は2億3400万ドルと前年同期の4倍に増えた。商業用不動産とマクロ経済見通し悪化に関連した引き当てが中心。

3月も2桁台
消費者物価指数(CPI)は3月に前年同月比10.1%上昇と、依然として2桁台。エコノミスト予想の9.8%上昇を上回る伸びで、同国中銀が追加利上げを行う根拠を強めそうだ。特に食品は約40年ぶりの大幅な上昇。コアインフレ率も6.2%と、前月と変わらなかった。みずほインターナショナルのエブリン・ゴメスリヒティ氏は「今回のデータは、英中銀に明らかなメッセージを突きつけている。利上げ停止にはまだ早い、ということだ」と述べた。

大幅値下げ
米テスラは過去3カ月余りの間に人気車種の最低価格を大幅に引き下げている。最も人気の高いスポーツ型多目的車(SUV)「モデルY」では30%近い引き下げとなっており、同社としては前例のない値下げの動きだ。「モデルY」は最低価格で4万6990ドル(約630万円)と、1月半ばから29%値下がり。セダン「モデル3」の価格は数年ぶりに4万ドルを切っている。通常取引終了後に同社が発表した1-3月決算では、調整後1株当たり利益が85セントと、市場予想の86セントを下回った。売上高は24%増だったが、同じく市場予想に届かなかった。

テスラが19日に発表したことし1月から3月までの決算によりますと、世界全体での販売台数は、前の年の同じ時期と比べて1.3倍となる42万2875台に増加しました。

この結果、
▽売り上げは、前の年の同じ時期の1.2倍にあたる233億2900万ドル、日本円にしておよそ3兆1300億円でした。

一方
▽最終的な利益は、25億1300万ドル、およそ3300億円で、前の年の同じ時期と比較して24%減少しました。

最終利益が減少したことについて会社は、原材料価格や物流価格の高騰などが利益を圧迫したことに加えて、環境意識の高まりで競合他社との競争が激しくなり、アメリカなどで値下げを繰り返したことも減益の要因になったとしています。

イーロン・マスクCEOは会見で、今後の価格の推移について「先のことは予測が難しいが、地政学的なリスクが増大するなどしないかぎり、来年の春ごろには落ち着くだろう」などと述べました。

#決算(自動車・テスラ)

ブラジルでは、ガソリンだけでなく、サトウキビやトウモロコシなどの植物からつくられ環境にやさしいとされる「バイオエタノール」を燃料にしても走る「フレックス車」が広く普及しています。

トヨタは19日、ブラジルのサンパウロで地元の州政府と会見を開き、州内の工場に17億レアル、日本円でおよそ450億円を投資し、フレックス車にハイブリッドシステムを搭載した小型車の生産を新たに始めると発表しました。

来年にも販売を始め、22か国に輸出するとしています。

地元には700人の直接雇用が生まれるということで、ブラジルトヨタのラファエル・チャン社長は「雇用と収入を生み、ブラジルの脱炭素化のプロセスにも貢献したい」と述べました。

ブラジルではドイツのフォルクスワーゲンバイオ燃料の研究開発拠点を新設するなど、バイオ燃料に関連する自動車メーカー各社の投資が広がっています。

#フレックス車(トヨタ・ブラジル)

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