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労働省が20日発表した4月15日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から5000件増加し24万5000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(24万件)を上回り、労働市場が徐々に減速していることを示唆した。

前週分は当初発表から1000件上方改定された。

FWDBONDS(ニューヨーク)のチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「何カ月も様子を見てきた結果、初めて景気後退が近づいていると言えるようになり、景気後退がなければ奇跡と言える」と述べた。

春休みに入り一部の学区で一時的に失業した学校支援スタッフや、テクノロジー部門および金利の影響を受けやすい分野でレイオフされ、受け取った解雇手当を使い果たした人々が失業保険を申請したことが増加の一因とみられる。

季節調整前の申請件数は7021件減の22万8216件。ニューヨーク州で6703件、ジョージア州で3079件それぞれ増加したほか、コネチカット州ロードアイランド州で顕著な増加が見られたものの、カリフォルニア州テキサス州ペンシルベニア州インディアナ州オハイオ州で減少した。

今回のデータは、4月の米雇用統計の非農業部門雇用者数を把握するため政府が事業所を調査した週と重なっている。申請件数は3月の調査期間と比べてほぼ変わっていない。

8日までの1週間の継続受給件数は6万1000件増の186万5000件と、2021年11月以来の高水準となった。

それでも、解雇された労働者の一部がすぐに再就職しているため、継続受給件数は過去の水準と比較して低水準にとどまっている。

オックスフォード・エコノミクスの米国エコノミスト、マシュー・マーティン氏は「労働者に対する全体的な需要は引き続き堅調で、失業者が急拡大することはない」と述べた。

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#経済統計(アメリカ・新規失業保険申請件数)

米経済は信用危機には見舞われていないが、与信環境がタイト化している局面にあり、小規模な企業に打撃となると、ブルームバーグ・オピニオンのコラムニストでグラマシー・ファンズの会長を務めるモハメド・エラリアン氏は指摘した。

  エラリアン氏はブルームバーグテレビジョンで、「これは信用危機ではない。信用収縮だ」と発言。「違いがある。信用危機は経済全般にわたり、大きな影響を及ぼす。信用収縮は分配効果を伴う」と述べた。

  金利がより長期にわたって高めの水準にとどまる環境において、一部企業は存続が難しくなると同氏は語った。

  米金融政策については、連邦公開市場委員会(FOMC)は5月の会合で0.25ポイントの利上げを実施し、その後は政策を据え置くと、エラリアン氏は予想。サービスセクターはディスインフレの領域からは依然程遠いと付け加えた。

原題:El-Erian Says US Is in ‘Credit Contraction,’ Not Credit Crunch(抜粋)

イエレン米財務長官は20日までにロイターに対し、世界銀行の改革について、数カ月以内に次の一歩を踏み出すよう主張していると明らかにした。民間や貧困国に融資する世銀グループの各機関に、市や地域の当局といった地方自治体への貸し出しを可能にする変更などが含まれる。

世銀の各出資者は先週、貧困削減の取り組みに加え、気候変動、感染症によるパンデミック(世界的流行)や紛争といった問題への対応能力を高める、改革第1弾の一連の措置を承認。イエレン氏は「非常に生産的」な協議だったと評価した。各出資者は現在、世銀が10月にモロッコで開かれる年次総会に向けてさらなる行動を起こすと予想する。

イエレン氏は「この取り組みの次の段階のために捉えたい勢いがある。なぜなら課題はなくなっておらず、日々拡大しているからだ。期待は非常に高い」とした上で「われわれがより良く、より多く与えられるよう、わたしは断固主張する」と強調した。

民間向け融資部門の幹部らはイエレン氏に、世銀の新たなインセンティブと改革によって、開発目標に向けて投入できる民間資本が増える可能性を楽観していると語ったという。

またイエレン氏によると、出資者らは世銀グループの国際復興開発銀行(IBRD)による、世界保健機関(WHO)などが支援する新型コロナウイルスワクチンの公平分配のための国際枠組み「COVAX(コバックス)」への融資を可能にするよう、世銀に求めている。

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#世界銀行(イエレン財務長官)