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中国の労働節(メーデー)に伴う大型連休が29日から始まり、本土からマカオに多数の観光客が押し寄せて狭い市街にあふれ、名物のエッグタルトを味わったり、カジノに興じたりしている。

中国政府とマカオ特別行政区は1月、新型コロナウイルスの感染対策に伴う厳格な規制を撤廃。3年余りぶりに本土からマカオに入国できるようになっている。

こうした中でマカオを訪れた中国人は29日と30日がそれぞれ10万人超と、その前の数日間の1日当たり6万人から大きく増加した。

旅行データ会社フォワードキーズによると、4月17日から5月7日までの間で中国人旅行者の人気が最も高い行き先がマカオで、予約件数はパンデミック前の2019年を11%上回っている。近隣の香港が32%減少したのとは対照的だ。

湖北省から夫とともにマカオ観光にやってきた42歳の女性は、旅行規制が緩和されたのでマカオを選んだと語り、化粧品やハンドバッグ、衣料品を買うとともに、カジノも楽しむつもりだと付け加えた。

業界アナリストの話では、連休期間中のホテルの稼働率は90%前後に達する見通しで、一部は予約で完全に埋まったという。

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