マカオ 返還から19年 行政トップ“カジノ依存脱却図る” #nhk_news https://t.co/M2kY4wdNMG
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月20日
香港と並ぶ中国の特別行政区のマカオでは20日、ポルトガルから返還されて19年となり、記念の式典が行われました。
この中で、マカオ政府トップの崔世安行政長官が演説し、ことし10月、マカオと中国本土、香港とを結ぶ大橋が完成し、この地域を一体化させる経済圏構想が進められていることに触れ、「中央政府や香港との協力を強化し、多くの利点を生かせるようにしていきたい」と述べました。
そのうえで、「観光やレジャーを健康的に発展させるとともに、会議の誘致や金融、文化などの分野の新しい産業を成長させるための政策を積極的に進めていく」と述べて、一般の旅行客が利用できる大規模な会議場や劇場など、カジノ以外の施設も備えたIR=統合型リゾートの開発で産業の多元化を進める考えを強調しました。
現在2期目の崔長官は、来年12月に任期が満了となる予定で、政府税収の8割を占めるカジノへの過度な依存をどこまで解消できるかが課題となっています。
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