スーダン 17億円相当の食料略奪される 人道支援の倉庫襲撃で #nhk_news https://t.co/L5O6hD4RRL
— NHKニュース (@nhk_news) May 9, 2023
スーダンでは先月以降、軍と準軍事組織との間で武力衝突が続き、多くの死傷者が出ているほか、人道支援の受け入れ施設などで略奪が起きていて、人道危機の懸念が高まっています。
これに関連して国連のハク副報道官は8日、定例会見で、現地でWFP=世界食糧計画が人道支援のための食料を保管していた倉庫などが襲撃され、これまでに少なくとも1万7000トンの食料が略奪されたと明らかにしました。
金額にすると1300万ドル以上、日本円で17億5000万円以上に相当するということです。
また、この週末には、首都ハルツームにあるWFPの拠点事務所も略奪にあい、支援活動に支障が出ているということです。
一方でハク副報道官は、誰が略奪を行ったのかなど詳しい状況については「現段階では明らかになっていない」と述べました。
グテーレス事務総長は略奪行為を強く非難する声明を出し、「人道的な大惨事に巻き込まれているスーダンの人たちのニーズが最優先されなければならない」と訴え、支援活動にあたるスタッフや関連施設の安全確保を呼びかけました。
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