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米消費者調査会社のJDパワーとLMCオートモーティブの報告書によると、5月の米新車販売台数(非小売取引を含む)が前年同月比15.6%増の130万台となる見込みとなった。マイカーの旺盛な需要と、ディーラーの在庫積み上がりが販売を押し上げている。

5月の新車取引総額は13%増の469億ドルになると推定されている。

JDパワーのデータ・分析部門プレジデントのトーマス・キング氏は「金利上昇と価格設定が課題になっているにもかかわらず、販売台数と取引額は車の供給能力の向上と需要の高まりが相まって驚くべき回復力を示している」とコメントした。

売店の在庫は前年より48%増えると予想されている。メーカーは消費者を呼び込むためにインセンティブ(販売奨励金)を提供しているが、車の在庫が積み上がればディーラーの利幅を圧迫する可能性がある。

キング氏は「(ディーラーの)利益減少の主な理由は、メーカー希望小売価格(MSRP)より高い価格で販売される車が少なくなっていることだ」と指摘した。

5月の新車小売販売台数は前年同月比で9.6%増になると予想されている。在庫が少なかったため購入を延期せざるを得なかった消費者の需要が押し上げ要因となった。

5月の世界全体の乗用車などの新車販売台数は12.8%伸びると見込まれている。

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#経済統計(アメリカ・新車販売台数)

ドルは基軸通貨として幾つもの新たな課題に直面しているが、その地位は今後何十年にもわたって維持されるだろう──。ムーディーズ・インベスター・サービシズは25日、こうした見通しを示した。

ムーディーズのアナリストチームは、ドルの国際的な貿易・金融取引における圧倒的な優位にとって目先最も大きな危険要素として、米国債のデフォルト(債務不履行)など政府自ら信頼を損ねるような政策上の失敗を演じることだと指摘した。

主要中央銀行の準備資産に占めるドルの比率は数十年にわたって低下傾向で、地政学的緊張もくすぶっているため、ドルの支配的地位が幕を下ろすのではないかとの観測が浮上しつつある。国際通貨基金IMF)のデータによると、世界全体の公的準備において今世紀初頭はおよそ78%だったドルの比率が昨年第4・四半期には58%まで下がった。

しかしムーディーズは、現時点ではっきりとドルに代わりうる通貨は見当たらないと主張。準備資産に占めるドルの比率はこの先さらに低下すると予想されるが、ライバル的存在であるユーロと人民元は、ドルを支える米国経済の規模と開放性や米国債市場の厚みと安全性という中核的な特質を急に備えるのが難しいとみている。

#基軸通貨ムーディーズ
#通貨バスケット制