「大統領は衝撃を受け、ぼう然としていました」
— NHKニュース (@nhk_news) June 1, 2023
被爆地広島を訪れたゼレンスキー大統領の最側近、ウクライナ大統領府のイエルマク長官のことばです。
大統領は広島を訪れ何を感じたのか。
滞在中、行動をともにしていた長官がその舞台裏を語りました。 https://t.co/2aknam9fFF
各国首脳と相次いで会談 特に大きな成果は?
この日本の広島でのサミットで、インドとの重要な会談が実現できたことです。グローバルサウスの国々の中でインドは大きな存在です。
このG7のサミットのことを、私たちは一生忘れないでしょう。
モディ首相との会談ではゼレンスキー大統領が正確に戦況を伝え、私たちのプラン「平和のフォーミュラ(公式)」についても伝えました。
そして、「平和のサミット」に参加して欲しいとインドに呼びかけました。非常に建設的な会談でした。
モディ首相のウクライナ訪問を実現しなければなりません。ゼレンスキー大統領がインドに行くことも大切です。それらがウクライナとインドをより近づけることにつながります。
国と国の関係は、何十年もかけて築かれていくものですが、今は、戦争中で時間がありません。普通ならば何年もかけてするべきことを、私たちは非常に短い期間で行わないといけません。
ゼレンスキー大統領は、不可能と思われていたことを可能にすることを続けています。
原爆資料館で何を感じたか?
私たちは1時間ほど滞在し、強烈な印象を抱きました。
そして、素晴らしい女性から話を聞きました。
その女性は悲劇の目撃者であり本当に特別な方で、説明のはじめにウクライナの話から始めてくれました。
「ウクライナのニュースをずっと見ている」と話してくれました。気持ちのこもったことばで、当時何があったかを話してくれました。
みずからの被爆体験を伝えた小倉桂子さん
本当に心に残る話で、世界がどれだけ壊れやすいものなのかを実感しました。とても印象的でした。
ウクライナは、チョルノービリ原発の事故と、いまの戦争を経験しています。
ロシアは今回、まずチョルノービリ原発を占領し、いまはザポリージャ原発を占領しています。われわれは大きな悲劇の一歩手前まで、何度も立たされました。
ザポリージャはチョルノービリの6倍の被害になります。それはウクライナだけのリスクや問題ではないのです。全ヨーロッパ、全世界に影響を与えます。
当時ここで何がおきたのか、世界は広島をみるべきです。
ゼレンスキー大統領はなぜ“黒い服”に?
なぜ大統領がふだんのカーキ色の服から、黒い服に着替えたのか。あの場所にはより適切だと思ったからでしょう。
大統領は、あの場で見たもの、聴いたものに衝撃を受け、ぼう然としていました。
大統領は歴史の知識が豊富ですが、実際にあの場所で悲劇を経験した女性がみずからのことばで、温かく、人間味あることばで、ありのままを話してくれたことが深く印象に残りました。
大統領が対面での訪問を大切にしたのは、日本の国民に敬意を払いたかったからです。
原爆で亡くなった人にも、生き残った人にも、大統領は気持ちを伝えたかった。「私たちは日本国民とともにその痛みを分かち合っています」と伝えたかったのです。
広島で見聞きしたことはその後も私たちの心に残り続けました。
帰りの飛行機でも大統領と私は「同じ悲劇が二度と起きないよう、可能なことにも不可能なことにも取り組んでいかなければならない」と語り合ったのです。
機根 - Wikipedia
NHKアカデミア 冨永愛(前編) 自分に向き合い 美を追い求める
自民党関係者
「1回秘書官を辞めさせて、ゼロからやり直さないと。何をしたら悪いのか本人もわかってない」
#岸田文雄(長男)
つまり、「核軍縮に向けたはず」のビジョンに、核大国の核保有の論理がそのまままぎれ込む、実質は「核兵器を認める」声明になっているのだ。その点の説明を、私は岸田首相にどうしても求めたいと考えていた。それこそが、この核廃絶のシンボルである広島・平和記念公園での記者会見で、広島選出の岸田首相に問うべき、最も重要な質問だったと思う。
首相は、核軍縮ビジョンについて自分の言いたいことだけを述べ、記者会見場を後にした。私はその岸田首相に向かって、「総理、その核軍縮ビジョンは核を認めるもの、その点お答えいただけないか」「広島で大きな間違いを犯したんじゃないでしょうか」と再度呼びかけたが、岸田首相からの答えはなかった。
#G7(広島サミット2023・「広島ビジョン」)
#ゼレンスキー(G7広島サミット・大統領府イエルマク長官・NHKインタビュー)