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衆議院選挙制度の抜本的な見直しに向けた議論を進めている、与野党の実務者による協議会は、今の小選挙区比例代表並立制が導入されたいきさつを把握する必要があるとして、19日、自民党河野洋平元総裁を招いて、聞き取りを行いました。

河野氏は、自民党が野党だった平成6年に、細川護熙元総理大臣との党首会談で、中選挙区制度から今の制度に変更することで合意しています。

出席者によりますと、河野氏は「政治とカネの問題などによる政治不信の高まりを打破するために、今の制度の導入を決めた。小選挙区制は、有権者が政策本意で政党中心に投票することを想定していたが、現在そうなっているかギャップを感じる」と明らかにしました。

また、小選挙区比例代表の重複立候補を認めていることについて「国民に支持されているのか、世論とよく向き合う必要がある」と指摘したということです。

協議会では、来週26日に細川氏からも聞き取りを行うことにしています。

#衆院選挙制度(小選挙区比例代表並立制河野洋平元総裁)

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#政界再編・二大政党制