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沈黙破る
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏は武装蜂起の収拾で合意して以降初めて沈黙を破り、「既存の体制や合法的に選ばれた政府を打倒するという目標はなかった」と述べた。ただ、プーチン大統領への忠誠を公言するには至らなかった。一方、この音声メッセージ投稿の数時間前には、ウクライナ駐留のロシア軍部隊を訪問したショイグ国防相の様子を国営テレビが報じた。プリゴジン氏はウクライナ侵攻での不手際などを巡り、数カ月にわたりショイグ国防相を厳しく批判していた。

ますます裏目
プーチン大統領との「制限のない」友好をうたった中国の習近平国家主席は賭けが裏目に出ているように映る。ロシアでの武装蜂起は短期間で収拾した様子だが、習氏が直面するリスクをいま一度浮かび上がらせた。習氏は軍に対する支配を強化しようとしているが、完全に掌握しているのかは不透明。カリフォルニア大学世界紛争・協力研究所のタイ・ミン・チェン所長は「共産党と特に習氏個人に対する忠誠を中国軍にあらためて求める動きが出てくるのは確実だろう」と述べた。

ゴールドマンも
テスラ株に対する強気な見方をゴールドマン・サックス・グループも後退させた。テスラ株の投資判断引き下げはここ1週間で少なくとも4例目。ゴールドマンのマーク・ディレーニー氏は株価の大幅な上昇と新車の値下がりを要因として、テスラの株式投資判断を「買い」から「ニュートラル(中立)」に引き下げた。テスラの株価は2022年に年間ベースで最大の下げを記録した後、今年は年初から2倍余り値上がり。26日の終値は前営業日比6.1%安の241.05ドル。

不安の壁
ウォール街きっての弱気派ストラテジスト、モルガン・スタンレーマイケル・ウィルソン氏は、米国株は不安の壁に直面しており、これが近い将来に激しい売りをもたらす可能性があるとの見方を示した。同氏はS&P500種株価指数が目先下落するとみており、年末の水準を23日終値を約10%下回る3900と予想。「逆風は追い風よりも相当強い。大幅な調整のリスクがこれほど高かったことはめったにない」と26日のリポートで説明した。 

日本株
ブラックロック・インベストメント・インスティチュートのストラテジストは、日本株の見通しは他の先進国と比べて明るくなっているとの見方を示した。日本銀行の金融緩和継続や株主にとって利益となる企業改革などを理由に挙げた。ジャン・ボアバン、ウェイ・リ両氏率いる同社ストラテジストは、日本企業は「株主フレンドリーなアプローチ」を強めていると指摘。「日銀が超緩和政策をゆっくりと解除する可能性が高いこと、そして企業改革が日本株を他の先進国と比べて際立たせている」とした。

東洋建設の株主総会は27日午前10時から東京 千代田区の本社で開かれました。

総会では、会社側が退任する社長の後任候補も含め、11人の取締役候補の選任を提案しました。

これに対し、3つの投資会社を通じ、ことし3月末の時点で、会社の株式の27%余りを保有する資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス」が独自に推薦した9人の取締役候補の選任を提案しました。

大株主の資産運用会社は去年、会社に対しTOB=株式の公開買い付けによって買収を目指す方針を示していますが、会社側がこれに反対し、双方が取締役候補の選任を求めて争う事態となっていました。

総会では採決の結果、大株主が提案した取締役候補9人のうち、7人が賛成多数で可決され、選任されました。

一方、会社側が提案した取締役候補11人のうち、選任されたのは6人にとどまりました。

この結果、取締役として選任された13人のうち、半数以上にあたる7人を大株主側が提案した取締役が占めるという異例の形になりました。

東洋建設が、新たな経営体制のもとで大株主が提案するTOBを受け入れるかどうかが焦点となります。

東洋建設 “株主の判断を尊重 目指すものは変わらず”

株主総会での採決の結果について、東洋建設は「株主の判断でありますので、尊重して受け入れます。企業価値の向上と株主利益の最大化を目指すことは新しい役員構成になっても何ら変わりません。当社は引き続き、中長期的な企業価値および株主の皆様共同の利益の最大化を実現して参ります」とコメントしています。

株主「とても意外」「株主提案でいい企業になる実例に」

大株主の資産運用会社が提案した取締役の選任に賛成した40代の男性は「自分は少数派だと思っていたので、今回の結果はとても意外だ。東洋建設は今の体制でも利益を上げてはいるが、資産運用会社は『さらに飛躍できる』と説明していたのでそれを信じることにした」と話していました。

また、別の40代の男性は「私は最初、資産運用会社の提案に賛成しようと思ったが、きょうの総会に提案の説明に来なかったので棄権した。ただ、株主提案が通るのは珍しいことだと思う。株主提案によっていい企業になるという実例になってほしい」と話していました。

#株主総会(東洋建設・大株主側提案取締役)

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