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インドネシア政府はニッケル鉱石が中国に違法に輸出された可能性があるとして調査を進めていることを明らかにした。

インドネシアは世界最大のニッケル鉱石生産国。国内のステレンス鋼・電池用ニッケルの生産を強化するため、2020年初めからニッケル鉱石の輸出を禁止している。政府によると、この政策により、ニッケル製品の輸出は15年の10億ドルから22年には300億ドルを超えた。

ただ、中国税関のデータによると、中国は輸出禁止後もインドネシアからニッケル鉱石を輸入しており、20年から23年5月の輸入量は556万トンに達している。

インドネシアのアリフィン・タスリフ・エネルギー鉱物資源相は記者団に「データを収集し検証している。輸出には満たすべき要件がある。どのような形で流出したのか」とし、輸出業者が報告した製品の分類に問題があった可能性を調べていると述べた。

業界関係者は、鉄鉱石として輸出された鉱物が中国でニッケル鉱石として輸入されたと推定している。ニッケル鉱石中には通常、鉄分が多く含まれる。

インドネシア統計局によると、インドネシアから20─22年に輸出されたニッケル鉱石は2トン弱。19年は3200万トンだった。

#中尼(ニッケル鉱石・違法輸出)

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