ASEAN外相会議 共同声明 ミャンマー情勢への対応策示せず #nhk_news https://t.co/ozo2OGE6Dr
— NHKニュース (@nhk_news) July 13, 2023
インドネシアで12日まで開かれたASEANの外相会議について、現地時間の13日、共同声明が発表されました。
それによりますと、軍と民主派勢力などとの戦闘で混乱がいっそう深まるミャンマーの情勢について空爆や砲撃などが続いていることを非難した上で、ASEANで合意した暴力の即時停止など5項目の履行を引き続き目指すとしています。
また、今回の会議の直前にタイのドン外相がミャンマーを訪問し、軍に拘束されている民主派指導者、アウン・サン・スー・チー氏と面会したことについては「いくつかの加盟国は前向きな進展と受け止めている」と明記する一方「どんな取り組みもASEANの議長国との調整のもとでなされるべきだ」としています。
共同声明をめぐっては、タイ側が今回の訪問を事態打開に向けた進展として盛り込むよう主張したのに対し、議長国のインドネシアやマレーシアなどは、軍側に融和的なタイがASEANとの調整を経ずに独自の動きを強めているとして反発し、とりまとめが難航していました。
調整の結果両論を併記した形ですが、ASEANの加盟国の間の立場の違いを背景に、戦闘を鎮静化させるための実効性ある対応策を示すには至りませんでした。
#ASEAN(外相会議・ミャンマー・共同声明「5項目の履行を引き続き目指す」「議長国との調整」)
#ASEAN(外相会議・タイ外相ミャンマー訪問めぐり加盟国対立)
#ASEAN(外相会議・ドン泰外相「アウン・サン・スー・チーと面会」)
#ASEAN(外相会議・議長国インドネシア・ルトノ外相「5項目の履行」)
中国 王毅氏とロシア ラブロフ外相が会談 アメリカをけん制か #nhk_news https://t.co/H11IqWPFkN
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中国で外交を統括する王毅政治局委員とロシアのラブロフ外相は13日、ASEANと関係国の一連の会議が開かれているインドネシアの首都ジャカルタで会談しました。
中国外務省によりますと、会談で王氏は「ハイレベルの交流を続け戦略的な意思疎通と協調を強化していく」と述べ両国関係を重視する考えを強調しました。
そのうえで「中国とロシアが協力してASEANの中心的な地位を支持し、外部勢力による干渉を防いでこの地域の平和と安定を守っていく」と述べたということです。
また、ロシア外務省は、両氏の会談について「軍事的、政治的陣営を形成しようとする各国勢力の活動が活発化する中、ASEANでの両国の協力について詳細に協議した」と発表しました。
中ロ両国としてはともに対立を深めるアメリカがASEAN各国との関係強化を進める中、ASEANを重視する姿勢を打ち出すことでアメリカをけん制するねらいがあるとみられます。
米中外交トップが会談 両国間の対話チャンネル 維持で一致 #nhk_news https://t.co/CbyodOzLP2
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アメリカのブリンケン国務長官と中国で外交を統括する王毅政治局委員は13日夜、ASEAN=東南アジア諸国連合と関係国の一連の会議が開かれたインドネシアのジャカルタで会談しました。
アメリカ国務省が会談後に出した声明によりますと「会談は、対話のチャンネルを維持し、誤解や計算違いのリスクを減らすことにより、両国間の競争を責任ある形で管理するための努力の一環として行われた」とし「ブリンケン長官は台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した」としています。
そのうえで双方は、この先も対話のチャンネルを維持していくことで一致したということです。
一方、中国外務省によりますと、王氏は「台湾問題に関する中国の厳正な立場を詳しく説明した」としたうえで「アメリカは中国の主権と領土の一体性を損なってはならない」と述べたということです。
16日からは気候変動問題を担当するケリー特使が中国を訪れる予定で、両国の高官どうしの対話が続いています。
ただ、軍どうしが連絡を取り合うホットラインは遮断されたままで、台湾総統選挙を来年1月に控えるなか、米中両国の関係が改善に向かうのかが焦点となります。
#米中(ブリンケン国務長官・王毅政治局委員・対話チャンネル維持一致・ASEAN)
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制
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