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汚職の罪で禁錮3年の判決を言い渡されたパキスタンのカーン前首相の移送先となったイスラマバード郊外のアトック刑務所について、同氏の政党や弁護団は7日、常習犯罪者を収容する劣悪な環境の刑務所だと批判した。

クリケットの英雄から政治家に転じ、国民的人気を誇ったカーン氏の華やかな生活が一変したことになる。

ロイターが確認した逮捕状によると、カーン氏はアディアラ刑務所に送られるはずだったが、アトック刑務所に移送された。アディアラ刑務所は規模が大きく、複数の元首相が収容されたことがある。

弁護士の一人は7日、カーン氏と面会後「この刑務所にはA級・B級の施設がなく、同氏は意図的にここに入れられたと感じている」と述べた。

政府のウェブサイトによると、アトック刑務所では530人程度の収容人数に対し800人以上が詰め込まれている。

#パキスタン(カーン前首相・汚職禁錮3年・アトック刑務所・弁護士「A級B級の施設なし」)

国務省のマシュー・ミラー報道官は7日、パキスタンのカーン前首相が汚職の罪で逮捕された件について、「内政問題」と述べ、特定の姿勢を示さない立場を表明した。

ミラー氏は、禁錮3年が言い渡された今回の裁判を米国は公正と考えているかと記者会見で問われ、「われわれは、これは内政問題と考えている。時折、あまりに根拠がなく米国が発言すべき案件が(世界中に)存在するが、この件については発言する決定を下していない」と述べた。

カーン前首相はしばしば米国を批判しており、当初は、昨年議会の不信任決議で失職したのは米政府とパキスタンの軍司令官らの画策のためと主張していた。米政府と軍は否定している。

アナリストらは、この件に対する米国の反応は反米の姿勢を示している他の人物の訴追に比べ控えめと指摘している。

#パキスタン(カーン前首相・汚職禁錮3年・米国務省マシュー・ミラー報道官「内政問題」)

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#パキスタン(カーン前首相・汚職禁錮3年)

インドがこのほど国内の軍事用ドローン(無人機)メーカーに対し、安全保障面の脆弱性への懸念を理由に中国製部品の使用を禁止したことが国防・業界関係者4人の話や資料で明らかになった。

関係者の話によると、インド政府の安全保障担当幹部らはドローンの通信機能やカメラ、無線伝送、基本ソフトに中国製部品を使うことで情報収集活動が妨害される可能性を懸念している。

資料によると、インドは装備品の入札を通じて中国製部品を排除しており、2020年から導入している監視用ドローンの段階的な輸入制限を補完している。

2月と3月に開かれたドローン入札に関する2回の会議で、インド軍高官らは企業に対し、「インドと国土を接する国々の機器や部品は安全保障上の理由で受け入れ不能」と通知した。ロイターが議事要旨を入手した。

国防担当の高官はロイターに、これは中国を遠回しに指すと明らかにした。

インド政府は2023─24年の軍事近代化計画に1兆6000億ルピー(197億7000万ドル)の予算を組み、このうち75%を国内産業向けに割り当てている。

ただ、中国製部品の使用禁止により国内メーカーは他から調達せざるを得なくなり、軍事用ドローンを国内で生産するコストが上昇したと政府や業界専門家は話した。

#印中(国産軍事用ドローン・中国製部品・使用禁止)

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#南アジア