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ことし4月に行われた統一地方選挙の中野区議会議員選挙では、
▽最下位で当選した井佐哲郎氏が1585票、
▽次点で落選した田中裕史氏が1584.585票と、
得票の差がわずか0.415票差でした。

田中氏は、無効票などの中に自分の得票と判断できる票が混入していたのではないかなどと主張し、選挙管理委員会に異議を申し出ましたが退けられていました。

その後、田中氏の申し立てを受け都の選挙管理委員会が先月すべての投票用紙を点検し、9日、井佐氏の有効票とされていた1票を無効と判断して当選を無効とする裁決を行いました。

無効とされた1票は、「いさしんいち」と書かれ、「いさ」は井佐哲郎氏と同一の名字であるものの、名前の「しんいち」は「てつろう」とは類似性がなく誤記とは認めらず、有効票ではないと判断したということです。

井佐氏の当選無効裁決について、申し立てをした田中氏は「民意が伝わっているのかはっきりさせたかったのでほっとしている」と話していました。

この裁決に不服がある場合、井佐氏は、30日以内に東京高等裁判所に訴えを起こすことができますが、訴えがなければ、井佐氏の当選無効が確定し、区選挙管理委員会が田中氏の当選を決めることになります。

これについて井佐氏はNHKの取材に対し、「今後の対応を検討したい」と話していました。

一方、中野区選挙管理委員会の佐伯利昭委員長は「区選挙管理委員会の判断と異なるものとなったが、審査庁である都の選挙管理委員会の決定を真摯(しんし)に受け止めたい」とコメントしています。

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