https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

blog.goo.ne.jp

すいとん

おにぎりは鮭と昆布(+葉唐辛子

葛餅

海老のさくさくフリッター、鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め、味噌汁、ごはん。

繰下げ受給をするにあたって知っておかなければならないのは、繰下げ受給を行ったからといって必ずしも得をするとは限らない、ということだ。

人には寿命がある。日本人の平均寿命は男性で81歳程度、女性では87歳程度だ。老後年金を受け取れる期間は、一般的に15年から20年程度とそう長くはない。

仮に年金の受給開始時期を70歳まで繰り下げたとすると、平均的な男性は11年しか受け取れる期間がない。それに対して増加する年金額は42%。月額10万円年金を受け取れる方の場合、月額の受取額は14万2000円となり、11年間での総受取額はおよそ1874万円となる。

一方で、65歳から受給を開始した場合、受け取れる期間は16年となり総受取額はおよそ1920万円になる。5年間繰り下げたにもかかわらず、受取額は50万円近く少なくなる。あくまでも平均寿命をベースにした資産であるが、繰り下げをしても損をしてしまうこともあるのだ。

年金の繰下げで後悔しないようにするためには、自分が何歳頃まで生きるか、十分な検討が必要である。毎月の受取額が増額となったとしても、受け取り期間が短ければ総受取額は小さくなり思うような結果とはいかなくなる。

今はまだ実際に繰下げ受給をしているという人は少数派だが、これから老後を迎える方の中には年金額の増加を目当てに繰下げ受給を検討している方も存在しているだろう。

今はかつてないほど老後不安が高まっている。それゆえ、20代のうちからiDeCoやNISAで老後に向けた資産形成を行っている方も少なくない。その中には「iDeCoやNISAで老後資金は十分。年金は備えとして最大限繰り下げしておこう」と考えている方もいるかもしれない。

そういう方にこそ、自分がいつ生涯を終えるのかはその時になってみなければ分からないことを知っておいて欲しい。

長生きすることを見込んで繰下げ受給をしても想定より早期に亡くなってしまったり、逆に長生きしないだろうと踏んで繰上げをしても、予想外に長生きして損をしてしまうこともある。

年金の繰下げをするかどうかは、十分な検討とある程度の妥協が必要だ。100点満点で最大の受給額を狙うのではなく、80点くらいを狙いに行く感覚が大切だろう。

d1021.hatenadiary.jp


d1021.hatenadiary.jp

#食事#おやつ