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「文書全体を通じてAさんは、高級な飲食店で食事をしたり、クルージング婚約パーティーを提案したり、200万円をポンと渡すなど、“経済的に余裕のある資産家”という印象を受けます。ですが、Aさんはそれほど余裕のある生活を送ってはいません」

 と語るのは、Aさんの知人だ。

「Aさんには離婚歴があり、慰謝料や養育費の負担もありました。勤め先は外資系企業とはいえ、平均的なサラリーマンを上回る収入でもありません。ただ、Aさんは優しいので、小室さん親子に“どうしても”と頼られると、断れない面があったのでしょう」

 小室さんはそう、もっともらしく綴るが、もともとAさんは小室親子と同じマンションに住んでいたぐらいだ。小室家に湯水のようにお金を渡せるほどの生活レベルだったかどうか、よくわかっていなかったはずがない。

「小室家に相当額を拠出した結果、Aさんは家のローンが払えなくなり、引っ越しする羽目になり、愛車も売却せざるを得なくなりました」(前出・Aさんの知人)

 困窮するAさんを尻目に、小室さんは全米で有数の学費の高さを誇る“セレブ大学”へ留学中だ。

 秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者である小室圭さんは4月8日、全28ページに及ぶ文書を発表した。結婚の障壁となっている母・佳代さんと元婚約者Aさんとの借金トラブル解決に向け、動きを見せたのだ。文書によると、佳代さんとAさんの結婚に向けた話し合いの中で、Aさんは《保険に入っているので自分に何かあっても当面は路頭に迷うようなことはありません、安心してください》と伝えたという。

 いずれ夫婦になるとはいえ、結婚前に“保険があるから路頭に迷う心配はない”という会話をするカップルはどれほどいるだろうか。皇室記者の解説。

「佳代さんは、Aさんと結婚するまでの計画を 『プランニング』と称し、お金にまつわる条件をAさんに要求していました。そのうちの1つが『生命保険』だったのです」

 佳代さんは2010年9月初旬にAさんと婚約した。同時期、次のようなメールを送ったという。

「パピー(編集部注・Aさん)の生命保険の受取人を私にして下さる事」

 かなり露骨なお願いである。

「生命保険に関しては、メールを読む限り、Aさんから申し出たのではなく、佳代さんが主導していたものでしょう。結局、佳代さんはメールの2か月後に、Aさんの生命保険の受取人となりました。ところが、保険証書を見るなり“死亡時の生命保険金額が500万円じゃ少ない!”とAさんに電話をかけたそうです」(前出・皇室記者)

週刊文春』(2020年12月17日号)には佳代さんからAさんに送られた、こんなメールが掲載されている。

「私は主人の年金を受け取っている間は(Aさんと)内縁の関係にはなれません。(中略)ですので私達の事実婚はなるべくどなたにも知られたくないのです。万が一どなたかが役所に告発すると最悪の事態になりかねません」

 佳代さんは、地方公務員だった夫・敏勝さん(享年38)を2002年に亡くしたので、相当額の遺族年金を受け取っているとされる。だが、夫と死別したのち、新しいパートナーと再婚したり、事実婚でも生計を一にしている実態があれば、役所にそれを申告して遺族年金の受給資格をストップさせなければならない。そうでないと、不正受給が疑われることになる。

「だからこそ、佳代さんはAさんに“事実婚をバラさないで”と工作を持ちかけたわけです。今回の文書では、小室家にとって都合のいい部分はふんだんに書いてありますが、そうした遺族年金の不正受給のように都合の悪いことは、どこにも書いていないのです」(前出・皇室記者)

「もう、生まれながらにして特権的な身分を持つ王室や皇室が存在できる時代は、終わったのでしょう。それどころか、もう取り返しのつかないところまで来ている。眞子さまの結婚問題を通じて、わたしはそう感じました」

 お金でトラブルを起こし、自分たちの要求だけを28枚の文書にまとめた小室さんという男性の生き方。そうした男性を魅力的だと受け止める内親王のふるまいからは不安しか感じない、と明石さんはため息をつく。

 国民の幸せを祈り、世界の平和を願う――。

 それが皇室の人間の大切な務めであるはずであった。

「皇室が国民の考えを理解し寄り添うのはいい。しかし肝心なのは、理解することによって、何が生み出されるのか、です。皇室の人間としての立場や取るべき行動は一般の人たちとは異なります。きゅう屈な皇室を出て、一般の人たちと同じ生活を、ただ喜んでいるだけでは皇族としての務めは果たせません」(明石さん)

眞子さまの結婚問題が皇室への敬愛や支持を失わせるきっかけとなったのは、確かです。ただ、若い世代の皇族方にそうした皇室教育を行ってきたご両親方や祖父母世代にも責任はあると思っています。皇室制度そのものに、すでにほころびは生じていた。眞子さまと小室さんの問題は、瓦解(がかい)への引き金を引いたにすぎない。皇室はもはや異質な存在になりつつあると感じます。日本は、皇室を必要としない国へと成熟したのではないでしょうか」

「腑に落ちないことが多すぎます。行動を起こすたびに疑念が生じてしまうやり方です。金銭トラブルの問題を“放置”したまま、なぜあのタイミングでアメリカへ行ってしまったのかも疑問です。28枚の文書で、何も説明されていません。何もクリアになっておらず、何かモヤモヤしたものが残るのです。多くの人が同じように、無意識のうちに何かを感じ取っているのではないでしょうか」

「将来、悠仁さまが天皇陛下になる可能性が高い。眞子さまと小室さんが結婚したならば、小室さんは将来の陛下の義理の兄になるわけです。そのことも含めて、大丈夫かなと心配になります。本当の問題は、元婚約者から受けとったお金が借金か否かではなく、小室さんと彼の母親の考え方やふるまい、個人としての姿勢の問題だとみています。とても悲しいことですが、4万人近くのご夫婦を見てきた経験から、あまり良い予感がしません。ご結婚後の方が問題山積になると危惧します」

「否定的な意見が多数を占めるのも、当然のことだと思います。8日に小室さんが公表した文書で、これまで解決金を支払わなかった思いをつづっておきながら、一転して支払いの検討を始めるような姿勢は、国民から見て到底納得できるものとは言えません。これで整合性が取れていると思うほうが不思議です。おそらく文書を出したことで、ここまで世の中の批判を浴びるとは思っていなかったのでしょう。こうした世論を受けて、慌てて解決金支払いに転じたのではないでしょうか」

 小室さんに対する世間の風当たりは、もはや結婚を揺るがしかねないほど強まっている。小室さんを取り巻く状況は、いったい、いつから悪化したのだろうか。

「(金銭トラブルが報道された)当初と比べて、小室さんに対する批判的な意見は増幅していると思います。初めはちょっとした疑問だったものが、小室さんが説明責任を避けてきたことで、だんだんと強い疑念として固まっていった。そして、今回の文書で火に油を注いでしまった印象です。平成以降、現在の天皇陛下上皇陛下は積極的に自らの顔を出し、姿を見せて、国民に語りかける姿勢を重視してきました。文書で済ませようとする小室さんの対応からは、皇室がこれまで大切にしてきた姿勢が見えてこない。今では『解決金が宮内庁から出るのではないか』といった疑念の声も国民の間から出ています。そうした問題に発展するか可能性がある以上、あのような文書ではなく、まずは顔を見せて会見することが重要です。『分かってもらえるように』丁寧に説明をするべきです」

「この文書で説明責任を果たしているとはとても思えません。文書はとても事細かく書かれていますが、これでどうだといわんばかりで『分かってもらう』姿勢が感じられません。私も仕事ですから最後まで読みましたが、4ページの『概要』だけでも長いですし、24ページに及ぶ本文と脚注を、一般の人がすすんで読みたいものだとは思えませんでした。そして文章からは『あなたたちが勝手に誤解した』『自分は悪くない』といった思いが透けて見えます。あれでは自己弁護の書で、国民の納得を得られないのも当然です」

 このまま解決金を支払って入籍に踏み切った場合、皇室にはどのような影響を及ぼしうるのだろうか。河西氏は次のように懸念を示す。

「まずは解決金の財源を明確に説明しないと、皇室が払ったのではないかと捉えられる恐れがあります。もし皇室が金で解決させたという認識が広まれば、人々の支持を失う可能性は大きい。さらに、きちんと国民に説明することなく、金で解決したという見方がされれば、これまでの皇室との断絶を感じる人もいるしょう。このような解決の仕方では、秋篠宮家に皇位が移ることへの懸念も出てくるのではないでしょうか」

「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃれば有り難い」とコメントを寄せた眞子さまに対しても厳しい意見が目立つ。河西さんは眞子さまに批判的な意見が寄せられた要因について、こう分析する。

「真偽のほどはわかりませんが、あの文書を出すことを眞子さまが認めているのだとすれば、眞子さまは小室さんに歩調を合わせている印象を受けます。小室さんは一般人ですから、もちろん皇族としての教育を受けていません。ですから、本来であれば眞子さまが小室さんに対して、皇室に関わる可能性のある人間としてふさわしい方法を指南する役割を担わなければなりません。それを果たせていないことが、厳しい意見が寄せられる一因になっているのではないでしょうか」

 10月23日に30歳になる眞子さま。結婚を焦っているようにも見えなくもない。

眞子さまは昨年11月に結婚への気持ちを発表したときも、今回の文書翌日のコメントでも、早く結婚したいという気持ちが先だって、皆にわかってもらえなくてもいいというスタンスが感じられます。説明する気持ちが足りず、自分勝手な印象を与えてしまっているのは残念ですね」

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