ノーベル賞受賞50年 江崎玲於奈さん(98) 「科学と技術こそ人類の文明の根底」https://t.co/Gh3FiQI8Ih
— NHKニュース (@nhk_news) September 29, 2023
江崎さん
「能力には大きく『分別力』と『創造力』の2つがあります。『分別力』は情報を自分が吸収して理解してそれを活用する能力です。この世の中で生活して活動するために必要で、学校では『分別力』のようなものが教育されるわけです。一方の『創造力』に関しては大学や学校は、研究機関と比べると乏しいように思うわけです。当然かもしれませんが、教育というものはそんなに変えることができない。6年間筑波大学にいましたが基本的に学校の部分を変えるということは大変難しかった」
ノーベル賞の受賞後、江崎さんが講演や著書でしばしば引用するのが「ニュートンのリンゴ」で知られる万有引力の法則を発見したアイザック・ニュートンが残した次のことばです。
「私が他の誰よりも遠くの方を見ることができるとするならば、それは何としても、私が背の高い巨人の肩の上に立って視野を伸ばしているからに他ならない」
江崎さん
「創造性の発揮の方法がいままでとはだいぶ違っているように思います。現代の人はスマートフォンというものが生活に非常に重要な役割を演じており、好む好まざるに関わらず影響を受けています。活用しないと生活ができないわけですし、情報量が多いのは結構ですが、情報の波に押し流されないでほしいと思います」
江崎さん
「わたしが生きた時代は戦争というものを始めて日本は戦争に負け、敗戦のなかで生きてきてきました。ある意味において普通ではなかったかもしれませんが、日本のシステムが崩壊したことで、若い人たちは自由になって何でも出来た訳です。戦後に社会を発展・活性化させることが非常に重要でしたが、その場合には分別力だけを働かせていては何の発展もありません。創造力を働かせて社会を活性化していくことが求められていたのです」
江崎玲於奈さん
「それ(健康の秘訣)は家内に聞いて下さい。ひとつはやはり食べ物が大事です。最近はだいたい家内が作ったものしか食べません。案外人間は食べ物が大事だということは申し上げておきます」
#江崎玲於奈「『分別力』と『創造力』」「食べ物が大事」
幼少期から塾に通い、ひたすら解答スキルを磨き上げた受験エリートで今後も通用するのか――。
#興津征雄「論文の読み方」
「勉強ができる優等生でいることと、社会人になって仕事ができることは、まったく別物。私は教師の指示をクリアしていく、日本の教育システムに合っていただけです。社会人デビューをしてから、突然『自分で考えて行動しろ』と言われても、何もできなかった」
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