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展開中マッカーシーがまた嘘をついたと報じられた…

ケビン・マッカーシー下院議長が主導するこの法案は上院に送られ、そこで可決される見込みである。

下院は335対91の賛成多数で国境警備とウクライナへの60億ドルの資金提供を除く45日間の臨時財政措置を承認した。

同法案には災害救済基金の条項が含まれており民主党議員の一部は賛成票を投じた。

しかし今日の採決の直後ケビン・マッカーシーが急転、共和党のミッチ・マコーネル少数党党首とジョー・バイデンウクライナへの資金拠出をサイド・ディールしたというニュースが流れた。🐸

#政府機関閉鎖問題(マッカーシー下院議長(共和党)・「つなぎ予算」修正案「ウクへの60億ドルの資金提供を除く」・下院「可決」・ニュース「サイド・ディール」)

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#政府機関閉鎖問題(マッカーシー下院議長(共和党)提案・10月末つなぎ予算案・賛成198反対232・否決・党内保守強硬派議員など21人が反対)

アメリカでは、10月からの新たな会計年度の政府予算案をめぐる協議が野党・共和党内の対立などで難航し、さらに議会下院で29日、当面の予算執行を続けるための「つなぎ予算」が、否決されたことから、1日から政府機関の一部が閉鎖されるとの見方が強まっていました。

こうしたなか、共和党マッカーシー下院議長は30日、党内の一部の保守強硬派が反対しているウクライナ支援のための予算を外した11月半ばまでの「つなぎ予算」の修正案を提出しました。

修正案は下院に続いて上院でも賛成多数で可決され、バイデン大統領が30日夜、署名して成立しました。

政府機関の閉鎖はひとまず回避されたものの、予算規模やウクライナ支援のあり方などをめぐる与野党共和党内の対立が解消されたわけではなく、11月半ばまでに新年度予算をまとめることができるのかは不透明です。

バイデン大統領「ウクライナ支援 中断してはいけない」

上下両院で「つなぎ予算」が可決されたことを受けてバイデン大統領は声明を発表し、「勤勉なアメリカ国民に不要な痛みを押しつけることを防いだ。国民にとってよいニュースだ」と歓迎しました。

一方で、バイデン大統領は「そもそもこのような事態になるべきではなかった」として、ことし5月に共和党マッカーシー下院議長との間で歳出規模を巡って合意していたにもかかわらず、議会下院で共和党の保守強硬派が大幅な歳出削減を求めたことについて批判しました。

また、つなぎ予算にウクライナ支援が盛り込まれていないことを受けて「いかなる状況であってもウクライナへの支援を中断してはいけない」と述べてマッカーシー議長に対して支援継続に向けた対応を求めました。

#政府機関閉鎖問題(マッカーシー下院議長(共和党)・「つなぎ予算」修正案「ウクへの60億ドルの資金提供を除く」・下院「可決」・ニュース「サイド・ディール」・上院「可決」・署名成立)

トランプ氏に近い保守強硬派の要求、そして圧力

共和党は現在、下院では多数派ですが、民主党との議席の差はわずかで、少しでも造反議員を出せば単独で法案を通せない状況にあります。このため、トランプ前大統領に近い「フリーダム・コーカス=自由議員連盟と呼ばれるグループに属する保守強硬派が強い発言力を持つようになりました。

このグループは今回、
▼大幅な歳出削減、
ウクライナ支援の見直し、
▼メキシコとの国境管理の強化などを要求し、共和党マッカーシー下院議長に対し、こうした要求をないがしろにして民主党と協力するようなら議長解任に動くと圧力をかけました。

それでもマッカーシー議長は、土壇場で民主党側との協力にかじを切り、対立の要因となっていたウクライナ支援とメキシコとの国境管理の強化のための予算をあえて外し、代わりにバイデン政権が求めていた災害復旧支援の強化のための予算を盛り込む形で、「つなぎ予算」の修正案をまとめました。

ぎりぎりのタイミングで

この修正案に保守強硬派は反対に回りましたが、政府機関の閉鎖を望まない民主党側が賛成に回り、修正案はぎりぎりのタイミングで可決・成立しました。

民主党の上院トップ、シューマー院内総務は30日夜、「政府機関閉鎖を人質にとったあげく、トランプ氏を熱狂的に支持する共和党は何も手にすることはできなかった」と、保守強硬派をやゆしました。

マッカーシー議長は、確たる勝算がないまま採決に踏み切ったことを認めています。

ウクライナ支援にも影響する可能性

一方で、民主党が賛成に回ったことで、自分たちの主張を封じ込められた形の共和党の保守強硬派は、不満をさらに募らせた可能性があります。

これを見越してバイデン大統領は、「いかなる状況であってもウクライナへの支援を中断してはいけない」と声明のなかで述べ、早くもけん制しました。

ウクライナへの軍事支援は、すでに前年度に承認された予算によって、今後数か月分は確保されていると見られるものの、その先の予算がつくかどうかは、つなぎ予算の期限が切れる11月半ばまでの議論にかかっています。

もし今後も、新年度予算案がまとまらず、つなぎ予算が切れた時に政府機関が閉鎖されるような事態になれば、アメリカの信用低下につながるだけでなく、重要局面を迎えているウクライナ情勢にも暗い影を落としかねません。

これから11月半ばまでに協議がまとまるのか。その行方に国内外の目が向けられることになります。

#政府機関閉鎖問題(マッカーシー下院議長(共和党)・「つなぎ予算」修正案「ウクへの60億ドルの資金提供を除く」・下院「可決」・ニュース「サイド・ディール」・上院「可決」・署名成立・「フリーダム・コーカス=自由議員連盟」は反対票)

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