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イスラエルは、先週のイスラム組織ハマスによる大規模攻撃を「我が国にとっての9.11」と呼ぶ。一方、攻撃の首謀者とされているハマス軍事部門のムハンマド・デイフ司令官は、この攻撃を「アルアクサの洪水」と名付けた。

イスラエルが最重要の標的とみなすデイフ司令官は、謎に満ちた存在だ。

同司令官は7日、ハマスが数千発のロケット弾をガザ地区から発射するのと同時に録音済みの談話を放送。この中で、今回の襲撃をこの表現で呼び、これがエルサレムのアルアクサ・モスクにイスラエルが侵入したことに対する報復であることを示唆した。

イスラエルは2021年5月、イスラム教において3番目に神聖な場所である同モスクを襲撃し、アラブとイスラム世界を激怒させた。ガザにいるハマスに近い関係者によれば、イスラエル側に1200人以上の死者と2700人以上の負傷者を出した今回の攻撃についてデイフ氏が計画を練り始めたのは、これがきっかけだったという。

イスラエルラマダン(断食月)の最中にアルアクサ・モスクを襲撃し、参拝者を殴打、襲撃し、高齢者や若者をモスクから引きずり出した。そうした光景や映像が、攻撃の引き金になった。何もかもが怒りに火をつけ、油を注いだ」と、この関係者は説明した。

この襲撃の前に、イスラエル警察はエルサレム旧市街の周辺にバリアを築いていた。イスラエル側は秩序を維持するためとしたが、パレスチナ人はラマダン中に集会の自由を制限するものだとして反発。周辺に住むパレスチナ人たちが、自宅から強制的に退去させられるのではないかと不安を募らせたことも緊張を悪化させた。

アルアクサ・モスクはエルサレムの主権と宗教の問題をめぐって長年にわたり暴力の発火点となってきたが、このときの襲撃を機に、イスラエルハマスの間で11日間にわたる戦闘が起きた。

それから2年以上を経た今回の攻撃は、1973年の第4次中東戦争以来、イスラエル国防上の最悪の失態となった。これを受けてイスラエルは戦争状態を宣言し、ガザ地区に対する報復攻撃を開始、1055人上を殺害し、5000人を負傷させた。

イスラエルは11日には、ガザから侵入してきたパレスチナ人の武装集団員を1000人以上殺害したと表明した。

イスラエル側はこれまで7回、直近では2021年にもデイフ氏暗殺を試みたが、同氏はいずれも切り抜けてきた。めったに発言せず、公の場にも姿を現さない。だからこそ、ハマスのテレビ局が7日、「デイフ氏が演説を行う」と発表した時、パレスチナ人は何か重大なことが進行中だと悟った。

デイフ氏は録音された音声で、「今日、アルアクサの怒り、人民と国家の怒りが爆発する。我らがムジャヒディン(イスラムの戦士)たちよ、今日はこの犯罪者に、その時代が終わったと思い知らせる日だ」と語った。

デイフ氏の画像は3点しか存在しない。20代の頃の姿とマスクを着用した姿、そして今回の音声が放送された時に使われた影の画像だ。

デイフ氏の所在は不明だが、ガザ地区に迷路のように張りめぐらされた地下トンネル内に潜んでいる可能性が高い。イスラエルの治安関係者は、デイフ氏が攻撃の計画・作戦の両面に直接関与していたと述べた。

パレスチナの消息筋によると、イスラエル空爆されたガザの住宅のうち1軒はデイフ氏の父親が所有していた。デイフ氏の兄または弟のほか、親族2人が死亡したという。

<2つの頭脳、1人の首謀者>

ハマスに近い関係者は、攻撃計画の決定はハマスのアルカッサム旅団を指揮するデイフ氏とガザ地区ハマス指導者であるヤヒヤ・シンワル氏の共同によるものだが、どちらが首謀者であるかは明らかだと話している。

この関係者は「頭脳は2つあるが、首謀者は1人だ」と語り、作戦に関する情報を知っていたのはハマス幹部の中でも一握りにすぎなった、と続けた。

ハマスの考え方に詳しい中東地域の情報提供者は、今回の攻撃については秘密が厳守されており、イスラエルの宿敵であり、ハマスにとっては資金や訓練、武器の重要な提供者であるイランでさえ、ハマスが大規模な作戦を計画していることを漠然と知っていただけで、決行日時や詳細については把握していなかったとしている。

この関係者によれば、イラン政府は大規模な作戦が用意されていることに気づいていたが、ハマスパレスチナ指導部、イラン支援下にあるレバノン武装組織ヒズボラ、そしてイランとの間で協議されたことはなかった。

「極秘裏に進められていた」と、この関係者は語る。

イランの最高指導者ハメネイ師は10日、イラン政府はイスラエルへの攻撃に関与していないと述べた。米国政府は、イランとハマスは共謀関係にあるが、今回の攻撃にイランが直接関与したことを示す機密情報や証拠は得ていない、としている。

デイフ氏が練り上げた計画は、長期にわたる隠蔽工作を伴うものだった。宿敵イランの同盟者であるハマスは武力衝突には関心がなく、実効支配しているガザにおける経済発展に注力している──。イスラエルはそう信じ込まされてしまった。

ところが、ハマスに近い関係者によれば、イスラエルガザ地区の労働者に経済的インセンティブを与え始める一方で、ハマスの戦闘員は、多くの場合はイスラエル軍の目にも明らかな形で訓練を続けていたという。

ハマス幹部のアリ・バラカ氏は、「私たちはこの戦いに向けて2年間準備してきた」と語った。

デイフ氏は録音の中で、落ち着いた声で、ハマスイスラエルに対し、パレスチナ人に対する犯罪をやめ、虐待や拷問を受けている捕虜を解放し、パレスチナ人の土地の収用を停止するよう繰り返し警告してきた、と語った。

「占領部隊は毎日のようにヨルダン川西岸の私たちの村や町、都市を襲撃し、殺し、傷つけ、破壊し、拘束している。私たちの土地を何千エーカーも没収し、我が国民を家から追い出して入植地を建設する一方で、ガザに対する犯罪的な包囲を続けている」

<影の男>

ヨルダン川西岸と呼ばれる長さ100キロ、幅50キロの地域では、この1年以上混乱が続いている。同地域は1967年にイスラエルに占領されて以来、イスラエルパレスチナ紛争の中心地だった。

デイフ氏によれば、ハマスは国際社会に対し「占領という犯罪」を終わらせるよう求めたが、イスラエルは挑発を強めたという。同氏はさらに、ハマスは過去にイスラエルに対し、パレスチナ人捕虜の解放に向けた人道上の取引を提案したが、それも拒否されたと述べた。

イスラエルによる占領の暴虐と、国際法や決議を否定する姿勢、さらには米国や西側諸国の支持と国際社会の沈黙に鑑みて、我々はこうした状況すべてに終止符を打つことを決意した」と、デイフ氏は宣言した。

ハマス軍事部門を率いるデイフ氏は、第1次中東戦争(1948年)の後に設置されたハーン・ユニス難民キャンプで1965年に誕生し、ムハンマド・マスリと名付けられた。87年に始まった最初のインティファーダパレスチナ人による反イスラエル抵抗運動)の際にハマスに参加し、その後ムハンマド・デイフという名で知られるようになった。

ハマス関係者によれば、デイフ氏は89年にイスラエルに拘束され、約16カ月拘束された。

デイフ氏はガザのイスラム大学で物理学、化学、生物学を学び、理学士の学位を取得した。芸術にも親しみ、大学のエンターテインメント委員会を率いて、喜劇の舞台への出演も経験した。

ハマスで頭角を現したデイフ氏は、ハマスの地下トンネル網を開発し、爆弾製造の能力を高めた。数十年にわたりイスラエルで最も重要な指名手配者リストの最上位にあり、自爆テロで数十人のイスラエル人を殺害した責任者として名指しされている。

デイフ氏にとって、自らの存在を隠しておくことは生死に関わる必須要件だった。ハマス関係者によると、同氏はイスラエルによる暗殺未遂で片目を失い、片足に重傷を負ったという。

デイフ氏の妻と当時生後7カ月だった息子、同じく3歳の娘は、2014年にイスラエル空爆で死亡した。

ハマス軍事部門のトップという立場でありながら生き延びたことで、デイフ氏はパレスチナ民族的英雄としての地位を獲得した。映像では覆面をしているか、影だけが映し出される。ハマスに近い関係者によると、同氏はスマートフォンなど現代のデジタル技術を使っていないという。

「捉えどころがない、影の男だ」

イスラエル国防軍や特にシン・ベト(イスラエル安全舗装局)がこのことを知らなかったというこよはありえない」
イスラエル軍が空軍や戦車で即応しないということもありえない」
「危険なワクチン接種を推進した」

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イスラエル軍情報部隊のジャーナリスト @efenigson :

ハマス奇襲は、イスラエル軍が意図的に国境・フェンスの突破を許した計画的なもの

ブリンケン米国務長官は12日、イスラム組織ハマスの攻撃で多くの犠牲者が出たイスラエルを訪問し、テルアビブでネタニヤフ首相と会談した。会談後の共同記者会見で米国は「常にあなた方の側にいる」と述べ、イスラエルに対する支持を表明した。

ブリンケン長官は「あなた方は自力で自国を守れるほど強いかもしれないが、米国がいる限りその必要はない」と語った。

さらに、イスラエルは国境を越えた攻撃が再び起きないよう、自国を守る義務があるとしつつも、報復の自制も促した。「民間人への被害を回避するために可能な限りの予防措置を講じることが重要だ」と述べ、そのような取り組みにより民主主義国家は「最も非人道的な方法」で民間人を攻撃するハマスのような集団と一線を画せると訴えた。

イスラエルハマスを一掃すると宣言し、ガザとの境界付近に戦車などを終結させ、地上侵攻の準備を整えている。

<民間人の退避>

米政府によると、ハマスの攻撃で少なくとも25人の米国人が死亡したほか、多くが人質としてガザに連行された。ブリンケン氏は、自身とともにイスラエル入りした人質問題の副特使、スティーブ・ギレン氏が現地に滞在して人質解放に取り組むと述べた。

米国はまた、イスラエルから退避を希望する米国人が搭乗できるよう13日から欧州にチャーター機を手配する。

国務省高官は、米政府がガザに居住するパレスチナ系米国人約500─600人を含め、民間人が安全に退避する人道回廊の確保について協議を進めようとしていると説明した。

ブリンケン氏はまた、イスラエルの防衛面でのニーズの変化に伴い、それが満たされるよう、米政府が議会と連携していく構えも示した。バイデン政権は来週議会に追加予算を手当てするよう要請する方針。

ブリンケン氏はイスラエル訪問中、自身の祖父がロシアでのポグロムユダヤ人迫害)から逃れたほか、義父はナチス・ドイツ強制収容所から生還したと述べ「ハマスによる虐殺がイスラエルユダヤ人、そして世界中のユダヤ人にとっていかに痛ましいものか、私は個人的なレベルで理解している」と語った。

訪問後、ブリンケン長官はヨルダンに向かい、アブドラ国王とパレスチナ自治政府アッバス議長と会談する。その後、サウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、カタールを訪問する。

米政府にとって衝突の拡大回避が優先事項となっており、ブリンケン氏はイランやイランが後ろ盾となっている組織と話ができる地域の同盟国と協議を続け、イランが関与しないよう説得を促している。

国務省高官は「他国・組織にはこの紛争に関与させないという米国の決意を明確に打ち出す考えだ」と述べた。

#ブリンケン(国務長官・ハザール・「祖父がロシアでのポグロムユダヤ人迫害)から逃れたほか、義父はナチス・ドイツ強制収容所から生還した」「ハマスによる虐殺がイスラエルユダヤ人、そして世界中のユダヤ人にとっていかに痛ましいものか、私は個人的なレベルで理解している」)

イスラエル政府は12日、ブリンケン米国務長官北大西洋条約機構NATO)国防担当閣僚らに対し、イスラム組織ハマスによって殺害されたとする子どもや民間人の死体が映った動画像を示し、自国の対応への支持を求めた。

同日テルアビブ入りしたブリンケン氏は記者団に、銃弾を浴びた赤ん坊、首をはねられた兵士、車などで生きたまま焼かれた若者の写真や動画を見せられたと明かし「全く最悪の悪行だ」と述べた。 もっと見る

一方、イスラエルのガラント国防相NATOブリュッセル本部で、国防担当閣僚らにハマスの奇襲攻撃を映した動画を見せた。ロイターに送られた演説文によると、同相は「子どもたちは縛られ、撃たれた。そうだ、繰り返すが、子どもたちは縛られ、撃たれたのだ」と語った。

🇮🇱政府は「40人の赤ん坊が斬首・殺害」と主張していたが、証拠を要求され、「それを確認できる情報はない」と見解を修正

当初から裏付け情報はないと回答していた🇮🇱軍は、調査もする気がないと

嘘情報に引っかかった皆さま、お疲れ様。すでに感情脳が刺激されて、「子どもが死んでいることに変わりはない!」とかなって戻れなくなっていると思いますが。

アメリカのブリンケン国務長官は12日、訪問先のイスラエルで記者会見し、このあと15日にかけて、ヨルダンやサウジアラビアUAEアラブ首長国連邦、エジプト、カタールの5か国を訪問すると明らかにしました。

このうち、ヨルダンではパレスチナ暫定自治政府アッバス議長とも会談するとしています。

イスラエル軍イスラム組織ハマスが実効支配するガザ地区への地上侵攻も辞さない姿勢を強めるなど、緊迫の度合いが増す中、衝突が拡大するのを防ぐとともに、ハマスに捕らえられた人質の解放に向けて各国が影響力を行使するよう働きかけるためだとしています。

また、ブリンケン長官はハマスが大規模な攻撃に踏み切った理由について問われると、「明確な答えはない」としながらも、「われわれはイスラエルサウジアラビアの国交正常化に向けて支援してきた。誰が正常化に反対しているのか。ハマスレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラ、それにイランだ」と述べ、イスラエルサウジアラビアの国交正常化の妨害をねらった可能性があるという見方を示しました。

一方、アメリカ国防総省の高官は記者団に対し、イスラエルの安全への関与を示すため、オースティン国防長官が13日にイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相やガラント国防相と会談すると明らかにしました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ブリンケン国務長官「われわれはイスラエルサウジアラビアの国交正常化に向けて支援してきた。誰が正常化に反対しているのか。ハマスレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラ、それにイランだ」)

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#以沙(国交正常化・国連総会・ネタニヤフ首相「サウジアラビアとの和平はほかのアラブ諸国イスラエルとの国交正常化も後押しするだろう」)
#中東和平交渉(国連総会・パレスチナ暫定自治政府アッバス議長「パレスチナ人が法的な権利を享受することなく中東に平和が訪れると考えるのは間違いだ」「イスラエルの政策によって和平プロセスは行き詰まっている」・ネタニヤフ首相「パレスチナもこうした和平から利益を得ることができる。アラブ諸国イスラエルの和平にパレスチナは拒否権を持つべきではない」)
#以斯(国連総会・ネタニヤフ首相「私が首相を務めている間はイランに核兵器を持たせないようあらゆる手段をとる」)

オースティン米国防長官は12日、米軍はイスラエルへの安全保障支援に何の条件も付けていないと述べた。その上で米政府はイスラエル軍パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの紛争において「正しいことを行う」ことを期待しているとした。

ブリュッセル北大西洋条約機構NATO)本部で「イスラエルに提供する安全保障支援に関しては、いかなる条件も課していない」と指摘。「イスラエル軍はプロフェッショナルな指導者に率いられたプロフェッショナルな軍隊であり、われわれはイスラエル軍が作戦を遂行する上で正しいことを行うことを望み、期待する」とした。

また米国はレバノンイスラムシーア派組織ヒズボライスラエル攻撃に向け集結し、紛争を拡大させる可能性があるという兆候は確認していないとした。

主要7カ国(G7財務相中央銀行総裁は12日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスによるイスラエルに対する攻撃を非難すると同時に、ロシアの侵攻を受けているウクライナへの「揺るぎない」支援を表明する共同声明を発表した。

G7はモロッコマラケシュで開かれている国際通貨基金IMF)・世界銀行の年次総会に合わせ財務相・中銀総裁会議を開催。会議後に発表した共同声明で「ハマスによるイスラエルに対するテロ攻撃を断固として非難し、イスラエル国民との連帯を表明する」とした。

また、ロシアに対し制裁やその他の経済措置を実施する決意を表明。「制裁措置を回避し、損なうようなあらゆる試みに対抗することにコミットする」としたほか、ロシアの原油と石油製品に対し設定されている上限価格が効果を発揮しているか注視するとし、履行確保に向け必要に応じて適切な措置を取るとした。

このほか、欧州諸国の働きかけに応じる形で、凍結されたロシア資産から得られる収入をウクライナ復興に振り向ける方法を検討すると表明した。

今回のG7財務相・中銀総裁会議は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルの攻撃は始まってから初めての対面形式での会議。議長を務めた鈴木俊一財務相は会議後の記者会見で、中東での紛争激化に懸念と非難の声が上がったとし、議題に挙げられていなかったものの、多くの参加者が時間をかけて見解を表明したと述べた。

日銀の植田和男総裁は、紛争が直ちに世界経済の見通しに関する見解の変更につながるわけではないとしながらも、ウクライナ情勢で世界経済の先行き不透明感が高まり、金融政策の舵取りが難しくなる中、このところの中東情勢で不確実性が一段と高まったとの認識を示した。

共同声明には世界経済に対する今回の危機の潜在的な影響に関する言及はない。

英国は、イスラエルを支援し地域の安定を強化するため、英国海軍の艦船2隻のほか、哨戒機などを地中海東部に派遣する。英首相府が12日、発表した。

首相府は「イスラエルに対する支援のほか、抑止力と保証」を提供するために派遣を行うと表明。スナク首相は声明で「今週見られたような恐ろしい光景が二度と繰り返されないようにするために、断固とした態度を取らなければならない」と述べた。

首相府によると、スナク氏はエジプトのシシ大統領と会談を実施。13日にはスウェーデンで開催される統合遠征軍の防衛会合で、イスラエル情勢を巡り北欧の指導者らと協議する。英首相府によると、ロシアの侵攻を受けているウクライナの防衛支援に焦点を当てると同時に、中東地域を安定させる必要性について協議される見通し。

数百人のデモ隊が12日、仏パリの中心部に集結した。この日は政府がパレスチナを支持する集会の禁止を発表していたが、それを無視して集まった格好だ。

現場の映像には、地元警察や憲兵隊が催涙ガスや放水銃を使用して群集を解散させようとする様子が映っている。

パレスチナ支持の集会の禁止は、抗議デモに先駆けてダルマナン内相が警察に伝えていた。公共の秩序に関する懸念が理由とされた。

パレスチナ支持のデモは禁じられなくてはならない。公共の秩序に対する混乱を引き起こす公算が大きいからだ」とダルマナン氏は説明。いかなる団体であれそのようなデモを行えば逮捕につながると付け加えた。

同氏はまた、シナゴーグユダヤ教礼拝所)や学校など、フランス系ユダヤ人が訪れるあらゆる場所を保護するよう警察に要請。誰であれフランス国内で反ユダヤ主義的行動を取る外国人は「即刻追放される」と述べた。

今回の禁止措置は、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが週末にかけイスラエルに大規模な攻撃を仕掛けたのを受けて発表された。攻撃では1200人以上が死亡した。

イスラエルパレスチナの対立が前例のない水準にまで激化する中、それぞれを支持する抗議行動が世界中で起こった。一部は暴力的な衝突に発展している。

フランスのマクロン大統領は12日、国民向けの演説でフランス国民の団結を呼びかけた。

冒頭のデモの参加者は口笛を鳴らし、拍手をしながら「我々は皆パレスチナ人だ」「パレスチナは生き延びる。パレスチナは勝利する」といったスローガンを叫んだ。

参加者の一人はロイター通信の取材に答え、デモの禁止について「法の支配の下にあって正常なことではない」と語った。

別の参加者は、伝統的なパレスチナ人のスカーフを身につけていたことで135ユーロ(約2万円)の罰金を取られたと明らかにした。

フランス政府は12日、パレスチナを支持するデモを禁止すると発表した。

ジェラール・ダルマナン内相は、このルールを破った外国人を「システマチックに」国外退去処分にすると述べた。エマニュエル・マクロン大統領は、団結を呼びかけた。

欧州各国は、イスラエルパレスチナ自治区ガザ地区イスラム武装組織ハマス間の戦争により、反ユダヤ主義が台頭することを恐れている。

禁止令にもかかわらず、首都パリでは12日、多くの人々がパレスチナを支持するデモに参加した。

警察は10人を逮捕したほか、レピュブリック広場に集まった3000人強を放水車による放水で退散させた。広場ではデモ参加者らが「イスラエルは殺人者だ」、「パレスチナが勝つ」などと叫び、パレスチナの旗を掲げた。

ダルマナン内相は、禁止令に違反した人々は「公序良俗を乱す可能性がある」とし、逮捕されるべきだと述べた。

一方、パレスチナを支持する団体は、この禁止令は表現の自由を脅かす可能性があると指摘。パレスチナ人を支援するためにデモを続けると述べた。

デモ行進に参加したシャルロット・ヴォーティエさんはロイター通信に対し、「我々は市民法の国に住んでいる。立場を表明し、デモをする権利がある」と語った。

「片方を禁止して片方を認めるなんて(不公平だ)」

フランスのユダヤ教徒コミュニティーは50万人近くと、欧州で最大。一方、ムスリムイスラム教徒)コミュニティーも欧州最大で、500万人規模と推定されている。

マクロン氏は国民の団結を呼びかけ
マクロン大統領はビデオ演説で「国際的な分断に国内の分断を加えないように」と述べ、国民に団結を呼びかけた。

また、ハマスは「イスラエルの人々の死を望むテロリスト組織」だと述べた。

ハマスが7日にイスラエル南部に仕掛けた攻撃では、フランス人13人の死亡が確認されている。

マクロン氏はさらに、、フランス人17人が行方不明となっており、ガザ地区ハマスの人質になっている可能性があると説明。「フランスはイスラエルやパートナー国と共に全力を挙げて、これらの人々を帰国させる」と述べた。

行方不明になったフランス人には、子ども4人が含まれている。

マクロン氏は、イスラエルにはテロリストを排除する権利があると述べた半面、「民主主義国家の義務として、市民の命を守らなければいけない」と語った。

テロリズムへの唯一の対応は、強力だが公平なものではくてはならない」

反ユダヤ主義を警戒
ダルマナン内相は12日、地方自治体の代表者らに対し、ユダヤ教の学校やシナゴーグ(礼拝堂)には目に見える形での警察による警備が必要だと述べた。

またラジオ番組に出演し、7日以来、100件の反ユダヤ主義的な行動が記録されていると語った。その大半は落書きで、「かぎ十字、『ユダヤ人に死を』という文句、イスラエルに対するインティファーダ(民衆蜂起)の呼びかけ」などが書かれていたという。

また、ユダヤ教の学校やシナゴーグに刃物を持ち込もうとした人物が逮捕された事例もあったという。

フランスの警察はすでに、主要議員の警備を始めている。ユダヤ教徒のヤエル・ブラウン=ピヴェ国民議会議長とメイヤー・ハビブ議員は、特に厳重に警護されている。

マクロン大統領率いる政党「再生」の一員であるブラウン=ピヴェ議長には、殺害予告が届いたという。

ブラウン=ピヴェ議長は今週、国民議会をイスラエル国旗色の青と白にライトアップしたほか、10日の開会前に1分間の黙とうをささげた。

同議長はさらに、来月に議会で開催予定のドキュメンタリー上映会について、武装組織「パレスチナ解放人民戦線PFLP)」のマリアム・アブ・ダッカ氏の出席を禁止すると発表した。欧州連合EU)は、PFLFをテロ組織と認定している。

ハビブ議員は、イスラエルパレスチナ自治区を含む在外フランス人選挙区から選出されており、イスラエルを強く支持している。ハマスの攻撃後、ハビブ氏は「我々はポグロムユダヤ人に対する迫害行為を指すロシア語)の再来を目撃している」と述べた。

フランス政治は、ハマスの攻撃とその余波で混乱している。

ほとんどの政党が7日の「テロ攻撃」を非難し、イスラエルの反撃の権利を支持したものの、ジャン=リュック・メランション氏率いる極左政党「不服従のフランス」は当初、比較的あいまいな立場を取った。

同党は声明で、ハマスの攻撃は「パレスチナ軍の武力攻撃」だと述べ、社会党共産党などの左派政党を含む他党から激しい批判を招いた。

独ベルリンも親パレスチナのデモ禁止
ドイツの首都ベルリンでも、警察がパレスチナを支持するデモを禁止した。反ユダヤ主義の声明が出されたり、暴力が美化されたりすることを理由に挙げている。

警察によると、12日にポツダム広場で行われた集会に参加した60人がこの命令に従い、散会した。

オラフ・ショルツ独首相は、ベルリンでハマスの攻撃を祝して菓子を配っていた親パレスチナ団体「サミドウン」を禁止すると議会で発表。反ユダヤ主義を「一切許容しない」と宣言した。

ショルツ首相はまた、イスラエルの安全保障はドイツの国策だと述べた。アナレーナ・ベアボック外相は、連帯の意思表示として13日にイスラエルを訪問する予定。

ドイツ当局によると、マインツブラウンシュヴァイクハイルブロンなどで、イスラエルと連帯するために掲げられたイスラエル国旗が、時にはわずか数時間で引き裂かれ、破壊されたという。

シリアの国営テレビは12日、首都ダマスカスと北部アレッポの国際空港がそれぞれイスラエル軍による攻撃を受け、滑走路などが被害を受けたと報じました。被害の詳しい状況は分かっていません。イスラエル軍はこれまでもシリア国内に展開するイランが支援する民兵組織の関連施設などに対してたびたび空爆を行っています。

シリアは12日、イスラエル軍が首都ダマスカスと北部の都市アレッポの空港を同時にミサイル攻撃したと発表した。滑走路が被害を受け、両空港は使用不能になったという。

シリア国営のシリア・アラブ通信(SANA)はシリア軍関係者の話として、ミサイルが両空港を同時に攻撃したと報道。同関係者によると、この攻撃はガザ地区でのイスラエルイスラム組織ハマスとの紛争から世界の注意をそらす狙いがあったという。

イスラエル軍は、このような報道についてコメントしないとした。

イスラエル軍は長年にわたり、アレッポ国際空港やダマスカス国際空港などシリア国内のイランとつながりがあるとされる施設に対して空爆を実施。空港への攻撃はシリアへのイランの供給ラインを遮断することが目的とみられている。

🇮🇱🇸🇾なぜイスラエルはシリアの 2 つの最大の空港を空爆したのでしょうか?

イスラエル国防軍のハレヴィ参謀長は、「我々は2つの空港を破壊し、イランとアサド政権に対しイスラエルの主権に応じるよう要求する。これは先制行動だ」と説明する。

イスラエルは全面戦争を望んでいる!

ロシア外務省は12日、イスラエル空爆によりシリアの主権を侵害しているとし、攻撃が国際法にも抵触するとの見解を示した。

イスラエル空軍はシリアの首都ダマスカスと北部アレッポの国際空港の滑走路を破壊し、両空港とも使用不能になっている。

同省はイスラエルパレスチナの衝突が激化している事態にあって、こうした武力行使は地域全体における軍事行動を助長する恐れがあり、極めて危険な結果をもたらす可能性がある。そのような事態の発生を、決して許してはならない」と表明した。

赤十字国際委員会(ICRC)は12日、 イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザ地区で病院用の発電機を作動させるための燃料があと数時間で枯渇する可能性が高いと警告した。

赤十字の中東地域責任者、ファブリツィオ・カルボーニ氏はスイスでの記者会見で「確かなのは、物資がガザに届けられず、またガザ内にある物資を分配できなければ、大惨事になるということだ。大惨事を超えて、人道状況は管理不能になる」と懸念を示した。

カルボーニ氏によると、赤十字の物資輸送は現在、著しく困難な状況に陥っているという。

同氏は「供給面に関しては、ガザにはまだ物資は残っているが、問題は運べないということだ。燃料や水インフラに必要な塩素、医薬品はあるが、ガザ地区内で安全に輸送できないという問題に直面している」と説明。また、現地の赤十字委員会の救急車が攻撃を受け、ボランティア3人が死亡したことにも言及し、「非常に悲惨な状況だ」と危機感を示した。

同氏によると、ICRCは「最悪の事態」に備えているという。「7日以来、我々は非常にひどい事態を目にしている。人道的な基準に照らしても、暴力のレベル、人間の尊厳や人道の基本原則を軽んじている状況は極めて衝撃的であり、しかもそれは続いている」と指摘した。

ロシア外務省は12日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザに対するイスラエルの「無差別」空爆で多くの民間人に犠牲が出ているとし、イスラエルに対し停戦に同意し、ガザ地区への食料や医薬品の供給を可能にするよう呼びかけた。

ロシアのボグダノフ外務次官は、パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のフセイン・アルシェイク事務局長と電話会談を実施。ロシア外務省によると、停戦のほか、ガザ地区の住民に食料や医薬品を供給するための人道的回廊を設置する必要があるとの見解で合意。ガザ地区への水道と電気の供給を回復させる必要があるとの見方でも合意した。

ロシア外務省は声明で「多数の民間人犠牲者を出した無差別爆撃は容認できないと強調された」とし、「東エルサレムを首都とし、1967年の国境線に基づく独立したパレスチナ国家の一部となるべきガザ地区からの住民の大量流出を防止する必要性についても強調された」とした。

イランのアブドラヒアン外相は、イスラエルパレスチナ自治区ガザの包囲を強行することで、ガザの住民に対する「ジェノサイド(大量虐殺)」を行おうとしていると非難した。イラン国営テレビが12日、報じた。

アブドラヒアン外相は、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスイスラエルとの間の衝突を巡る対応を協議するためイラク、シリア、レバノンを訪問。最初の訪問国イラクに向け出発する前に「ガザ地区における戦争は、全てのパレスチナ人に対する戦争だ」とし、水道や電気、医薬品や食料の供給を止めるガザ地区の包囲は「大量虐殺」につながる状況を作り出していると述べた。

シーモア・ハーシュ🗣️ヨルダン川西岸地区で何年も治安任務を行ってきたイスラエル軍が200万人の人口を擁するガザ地区の密集市街地での激しい戦闘に耐えられるとは思えない。
地上攻撃に関しては、ある関係者が残忍な代替案が検討されていると教えてくれた。それは第二次世界大戦中、🇩🇪ドイツ軍が現在🇷🇺サンクトペテルブルクとして知られる都市を飢え死にさせようとした事を指す「レニングラード・アプローチ」と言えるかもしれない。
イスラエルの内部関係者が私に語ったところによれば検討されている選択肢は、電気、食料、その他の必需品の面でガザ市を孤立させ続ける事だという。
ガザの支配者ハマスには、すでに食糧不足に直面している。どこかの段階でイスラエルは食料や水と引き換えに女性や子供といった一部の捕虜の解放を交渉する可能性がある。

イスラエルの安全保障のベテランである情報筋によればネタニヤフ首相はハマスとの紛争が終わった後、去らなければならない。

ネタニヤフは終わりだ。
銃撃が止むまで、おそらくあと1、2カ月は大統領の座にとどまるだろうが…🐸

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「007/スカイフォール

ヒズボラハマスとの長年のつながり、そしてヒズボラハマスをともに支えるイランがこれらのテロ集団を存続させることに大きな関心をもっていることを考えると、イスラエルがガザへの地上戦を開始した場合、ヒズボラは基本的に自らの意思だとしても、完全にイランの意向に同調して、イスラエルとの戦争に参戦する可能性が高い。この場合、その帰結は非常に大きなものになる。さらに、ヨルダン川西岸地区武装勢力はいつ行動を起こしてもおかしくなく、イスラエルが大規模な地上攻撃を試み、ガザを再占領すれば、そのリスクは一気に高まるだろう。この場合、別の疑問が生じる。三正面戦争に直面した場合、イスラエルは、テヘランがその手下に攻撃を控えるように求めることを期待して、イランをターゲットにして圧力を高める行動をとるだろうか。

レバノンのミカティ暫定首相は12日、イスラエルとの国境地帯で暴力が発生したことについて、レバノンは深く憂慮しているとし、国連安全保障理事会に緊急的な申し立てを行うと述べた。

レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラは9日、イスラエル軍によるレバノンへの砲撃で少なくともメンバー3人が死亡したと発表。また、イスラエル北部に向けてロケット弾を発射したことを明らかにした。この砲撃は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスイスラエルとの衝突が、レバノン国境を越えて北に拡大したことを意味する。

ミカティ氏はテレビ放映された演説で「 レバノンは嵐の目になっている」とし、「イスラエルによる度重なる挑発」とレバノンの主権侵害が原因となり、暴力が国境を越えて拡大していると非難した。

ミカティ政権はヒズボラの支援を受けており、主にヒズボラと同盟関係にある政党で構成されている。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は12日、イスラエルパレスチナ自治区ガザとレバノンでの軍事作戦で白リン弾を使用していると非難した。

白リン弾は戦場で煙幕を張ったり、照明にしたりする目的で使用される。国際諸条約では化学兵器として禁止されていないものの、火災を起こしたり深刻な火傷を負わせたりする可能性がある。

HRWは10日にレバノンで、11日にガザで撮影された動画を検証し、「砲撃された白リン弾の複数回の空中爆発」を示すものだと指摘した。

白リン弾は特定通常兵器使用禁止条約の議定書IIIでは焼夷兵器と見なされている。同議定書は民間人の中に位置する軍事目標に対して焼夷兵器を使用することを禁じているが、イスラエルは署名しておらず、拘束されていない。

イスラエル軍は「現時点で、ガザで白リンを含む兵器の使用を把握していない」とし、レバノンでの使用に関するHRWの指摘についてはコメントしなかった。

ロイターはHRWの指摘内容を独自に検証することができなかった。

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは、イスラエルのガザ攻撃に対し立ち上がるようパレスチナ人に訴え、東エルサレムヨルダン川西岸で13日に抗議デモを行うよう呼びかけた。

パレスチナ当局者によると、ハマスによる7日のイスラエル攻撃以降、東エルサレムヨルダン川西岸でも緊張が高まっており、少なくとも34人のパレスチナ人が衝突でイスラエル軍に殺害された。

ハマスは「総動員」を呼びかける声明を発表。金曜礼拝が行われる13日に東エルサレムにあるイスラム教礼拝所「アルアクサ・モスク」にデモ行進し、敷地内で終日、抗議を行うよう求めた。

同地はイスラム教でメッカ、メディナに次ぐ重要な聖地。一方、ユダヤ教徒にとっても「神殿の丘」と呼ぶ最も神聖な場所だ。2021年5月には同地での衝突をきっかけに、イスラエルハマスの間で11日間の交戦が起きた経緯がある。

ハマスヨルダン川西岸のパレスチナ人に対しても、デモ行進してイスラエルの兵士や入植者と「衝突」するよう呼びかけた。

イランのアブドラヒアン外相は12日、パレスチナ人に対する戦争犯罪が継続されれば「抵抗の枢軸」からの報復を受けることになり、結果の責任はイスラエルにあると述べた。

また、パレスチナ人の強制退去や、パレスチナ自治区ガザの電気・水の遮断は戦争犯罪と見なされると糾弾した。

アブドラヒアン氏はベイルートで「西側の当局者からは、ユダヤ主義組織に対する新たな戦線を設ける意図があるのではないかとの声があるが、こうした戦争犯罪が継続されている実情を踏まえれば、もちろんそうなる」と述べた。

さらに「ガザとパレスチナ人への戦争犯罪が継続されれば、抵抗の枢軸から報復を受ける。その結果の責任は当然、ユダヤ主義組織と支持勢力が負うことになる」と述べた。

「抵抗の枢軸」について名称は挙げなかったが、イランやパレスチナ過激派、シリア、レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラなどを指したとみられている。

米国は12日、囚人交換の一環として9月にカタールの銀行に保管された60億ドルのイランの資産について、イランがすぐにアクセスできるようになることはないと発表した。米政府はその口座を完全に凍結する権利を有しているという。

イランが支援するパレスチナイスラム組織ハマスが7日にイスラエルを攻撃し、1300人以上が死亡し、ガザ地区で多数の人質が拘束されて以来、イランの資産へのアクセスを巡る問題が注目されている。

米政府高官は匿名でロイターに対し「イランは当分の間、この資産にアクセスできない」と述べた。

ブリンケン米国務長官はテルアビブでの記者会見で、イランは60億ドルにアクセスしておらず、使ってもいないと指摘。「われわれは資金を厳格に監視しており、凍結する権利を有している」と述べた。

ブリンケン氏によると、米財務省は資金が人道的な目的にのみ使用されるよう、あらゆる支出を監督しているという。

複数の米メディアは12日、米国とカタールがイランによる資金へのアクセスを阻止することで合意したと報じた。

イラン国連代表部は「この資金は正当にイラン国民のものであり、イラン国民にとって必要不可欠かつ非制裁的なあらゆる必需品の購入を促進するためにイランに割り当てられている」とした。ただ、イランがこの資金にアクセスしようとしたかについてはコメントしなかった。

#米斯(囚人5人を交換・イラン資産60億ドルの凍結解除も・米政府高官「イランは当分の間、この資産にアクセスできない」)

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#米斯(囚人5人を交換・イラン資産60億ドルの凍結解除も)

傭兵たちがウクライナを離れイスラエルへ出陣

キエフ政権側で戦った外国人傭兵たちが、手配者の要請を受けてウクライナを出国している。

中国の王毅外相は12日、パレスチナ問題は中東紛争の核心であり、問題の核心はパレスチナ人に対する「正義」が否定されたことだと述べた。

中国外務省のウェブサイトに掲載された声明によると、王氏はブラジルのルラ大統領の外交顧問を務めるアモリン元外相との電話会談で、中国は民間人を傷つける行為に反対し、国際法違反を非難すると語った。

イスラエルが地上戦をにらみ、正規軍と予備軍の兵士計数十万人をパレスチナ自治区ガザ地区との境界付近に集結させている。だが、何ともしようがないような難しい状況にイスラエルは直面している。

ガザ地区イスラム組織ハマスは7日にイスラエル南部に侵入した際、少なくとも150人を人質にとった。それらの人質は現在、ガザ地区内の秘密の場所で拘束されている。女性、子ども、高齢者もいる。

もうすぐ始まるとも言われるガザ地区での本格地上侵攻に、イスラエルが実際に踏み切った場合、どれくらいの確率で人質たちは生き残れるのだろうか。

妥協ムードは皆無
水面下では、カタール、エジプト、そしておそらく他の国々が、人質の一部解放に向けた交渉の努力をしているとされる。イスラエルの刑務所に収容されている36人のパレスチナ人女性と未成年者と引き換えに、ハマスが女性と子どもを解放するという案も浮上している。

しかし、イスラエルライヒマン大学政策戦略研究所のシニアアナリスト、マイケル・ミルスティーン氏は、イスラエルが最優先するのは平時なら人質の返還だが、現在は軍事的脅威であるハマスの排除だと話した。

イスラエルハマスは共に緊張と怒りが頂点に達している。妥協や譲歩の雰囲気はない。

イスラエル国民は、南部で国境がいとも簡単に武装集団に突破され、少なくとも1200人が(多くは冷酷な方法で)殺害されたことに衝撃と憤りを感じている。

一方のパレスチナ人は、ハマス以外の人々も含め、イスラエルによる2000回以上のガザ空爆で1000人超が死亡していることに大きなショックを受けている。ガザ地区では現在、燃料、電気、水、医薬品の供給が断たれている。

ハマスは、イスラエルが警告なしに空爆を実施し、ガザ地区で民間人の死者が出るたび、人質を1人ずつ「処刑する」と脅している。それがこれまでに実行された証拠はない。他方、イスラエルにも自制の兆しはほぼ見られない。意図的にガザ地区の大部分をがれきへと変えている。

ただ、ライヒマン大学のミルスティーン氏は、女性や子ども、高齢者を拘束し続けることには、ハマスはこだわっていないだろうとみている。それらの人々は、拘束すれば国際的に非難されるし、世話が大変だからだ。空爆が続き、人質の居場所をガザ内のイスラエル側スパイに知られないようにしている状況では、面倒をみるのは簡単ではない。

対照的に、拘束した兵士については、ハマスは最大限に利用するだろう。今後、交渉が始まった場合は、最大限の対価を要求するはずだ。

ガザ地区中部のトンネルの入り口に立つハマス戦闘員。人質はこうした地下施設で拘束されているとみられている(今年7月撮影)

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困難な選択
こうした状況が、イスラエル政府をジレンマに陥れている。リスクを伴う軍事的な救出作戦を試みるのか。それとも、ハマス空爆で弱体化して取引に応じる気になるのを待つのか。

後者にもリスクはある。人質は地下トンネルや地下壕(ごう)で拘束されているとみられるが、空爆の影響が及ぶ可能性がある。また、ハマス戦闘員が衝動的な怒りや、救出されてしまうとの見通しに基づいて、人質を殺す恐れは常にある。これは実際、2012年にナイジェリアでジハード(聖戦)主義者に拘束された人質2人の救出作戦で、イギリスとナイジェリアの特殊部隊が失敗した時に起きたことだ。

イスラエルは今回、人質対応の専門部署を素早く設置し、人質一人ひとりの身元と状況の確認を進めている。

イスラエル領内で拘束されていた人々については、イスラエル軍と警察の特殊部隊が救出した。その際、一緒にいたハマス戦闘員らは全員殺害した。しかし、イスラエル軍情報部に20年間在籍していた前出のミルスティーン氏は、「イスラエルがガザのすべての家や通りのデータを握っているわけではない」と警告する。ハマスは地下の部屋やトンネルのネットワークに、自らと人質を隠すことができる。

イスラエルは人質救出の実績をもち、訓練も集中的に実施している。1957年に創設されたイスラエルの秘密部隊「サイェレット・マトカル」は、イギリス軍の特殊空挺部隊SAS)やアメリカの陸軍特殊部隊(デルタフォース)に似ている。1976年に、ウガンダの空港でハイジャックされた飛行機から人質を救出した「エンテベ空港奇襲作戦」で一躍有名になった。

この部隊の指揮したヨナタン・ネタニヤフ大佐は、イスラエル軍側の唯一の死者となった。現在のイスラエル首相のベンヤミン・ネタニヤフ氏は、その弟だ。交渉による人質解放に望みをかけるのか、それとも武力による救出という強硬手段に出るのか、その決断は彼が下す。

「史上最も難しい人質事案」
イスラエルに対しては、アメリカが機密情報と、おそらくは特殊部隊による支援も提供しているとの報道が出ている。米海軍は、地中海東部の沖合に大型空母群を展開させている。

しかしハマスは、戦力が大きく上回る相手と戦えることを、これまでに証明している。イスラエルはテクノロジーと火力で圧倒的優位に立っているが、ハマスはその差を補うことができる。

通信を最小限に抑え、デジタルの痕跡を残さないようにすることで、ハマスは7日のイスラエル奇襲を可能にした。150人超の人質を拘束している戦闘員らは、可能な限りオフラインの状態を保ち、電波を使わないだろう。人質たちからはほぼ間違いなく、すべてのデジタル機器を取り上げているはずだ。

「これは間違いなく、イスラエルにとって史上最も難しい人質事案だ」。前出のミルスティーン氏はそう話す。

イスラエルイスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻に備え、ガザ周辺に戦車を集結させた。ハマスを一掃するとしている。軍トップのハレビ参謀総長は「今は戦争の時だ」と述べた。

ブリンケン米国務長官は12日、イスラエルのネタニヤフ首相とテルアビブで会談。共同記者会見で、米国はイスラエルの「側にいる」と述べ、イスラエルに対する支持を表明した。

ハレビ氏は、ハマスによる攻撃を可能にしたガザ周辺の安全保障を巡る失敗から「教訓を学び、調査するが、今は戦争の時だ」と述べた。

オースティン米国防長官は、米軍はイスラエルへの安全保障支援に何の条件も付けていないと述べた。その上で、米政府はイスラエル軍ハマスとの紛争において「正しいことを行う」と期待しているとした。

ハマスイスラエルのガザ攻撃に対し立ち上がるようパレスチナ人に訴え、東エルサレムヨルダン川西岸で13日に抗議デモを行うよう呼びかけた。

イスラエルの公共放送KANによると、7日からの大規模攻撃によるイスラエル側の死者は1300人を超えた。イスラエル人や外国人が連れ去られガザで拘束されているが、イスラエル当局はそのうち97人を特定したとしている。

一方、イスラエルはガザの包囲と空爆で報復しており、ガザ当局はパレスチナ人1500人超が死亡したとしている。

赤十字国際委員会は、ガザの病院の非常用発電機の燃料が数時間以内に枯渇する可能性があると述べ、国連世界食糧計画WFP)は食料と水が危険なほど不足していると危機感を示した。

<欧米で治安懸念も>

欧米では治安対策を強める動きも出ている。パリの警察はパレスチナ人を支持する無許可の抗議集会を散会させるため、催涙ガスや放水車を使用。アムステルダムとロンドンでは一部のユダヤ人学校が安全上の懸念から臨時休校となる。

米国ではニューヨークとロサンゼルスの当局が、シナゴーグユダヤ教会堂)やユダヤ人コミュニティセンター周辺などで13日に警官の配置を増やすとした。

国連は、パレスチナ自治区ガザの住民約110万人が24時間以内に地区南部に避難すべきとする通告をイスラエル軍から12日夜に受け取ったと明らかにした。イスラム組織ハマスが実効支配するガザの人口230万人のほぼ半数が対象となる。

イスラエル軍も13日、こうした通告を明らかにした。 もっと見る

イスラエルは地上侵攻に備えてガザ周辺に戦車などの部隊を集結させ、ハマスを一掃する構えを見せている。 もっと見る

国連のステファン・デュジャリック報道官は声明で「国連は、こうした対応が人道上壊滅的な影響を及ぼさずに行われることは不可能だと考える」とし、通告の撤回を求めた。

同氏によると、イスラエル軍による命令は全ての国連職員、学校、保健センター、診療所などの国連施設に避難する人々にも適用されるという。

一方、ハマスのメディア部門責任者サラマ・マルフ氏は、避難通告について「市民に混乱をもたらし、内部の結束を損なおうとする」イスラエルの試みだと指摘。市民に取り合わないよう求めた。

パレスチナ自治区イスラム組織ハマスイスラエルの軍事衝突で、イスラエル側の死者数は12日までに1300人に上った。パレスチナガザ地区ではイスラエル空爆で1500人以上が死亡し、33万8000人が家を追われている。こうしたなか国連は、ガザ地区北部の住民は南部に避難すべきだとする通告をイスラエル軍から受けたと発表した。

国連の報道官によると、イスラエル軍から12日深夜に国連に対し、ガザ地区のワディ・ガザ(ガザ渓谷)以北の全住民は24時間以内にガザ地区南部に退避すべきだと通告があったという。イスラエルは地上攻撃の準備を進めており、ガザ地区との境界付近に兵士や重砲、戦車を集めている。

退避の対象となるのは、ガザ地区の人口のほぼ半数の約110万人。人口密度が高いガザ市も含まれるという。

国連は声明で、「このような人の移動は、壊滅的な人道的影響なしには不可能だ」とした。

ガザ包囲で「悲惨な状況」とWFP
パレスチナの保健省は12日、イスラエルが7日に開始したハマスへの報復空爆で、ガザ地区での死者が計1537人に達したと発表した。死者には子ども500人と女性276人が含まれる。

また、これまでに6612人が負傷したという。

イスラエルのヨアヴ・ガラント国防相は9日、ハマスの攻撃への報復として、ガザ地区を包囲すると発表。ガザ地区への電気や水、食料支援を止めた。

世界食糧計画(WFP)は、イスラエルがこれらの供給を停止しているガザ地区は「悲惨な状況」だと警告した。

イスラエルで兵士に緊張
ハマス戦闘員が7日に襲撃したイスラエル南部の音楽フェスティバルの会場は、現在封鎖され、軍事区域と化している。

現地で取材するBBCのルーシー・ウィリアムソン記者は、兵士さえもビクビクしていると報告している。

また、12日の取材中、突如銃声が鳴り響き、イスラエル兵がガザ地区との境界に向かって走り出したという。

パニックや混乱は数分間続いた。兵士は1カ所ずつ安全を確保していった。

イスラエル軍は後に、現場近くでナイフを所持した人物を1人逮捕したと発表した。

ガザ地区との境界に近いイスラエルキブツ(農業共同体)ベエリで、ハマス戦闘員の攻撃で死亡した男性の葬儀が執り行われた

ガザ地区に爆弾約6000発を投下
イスラエル国防軍(IDF)の報道官、ダニエル・ハガリ少将によると、イスラエルは7日以降、ガザ地区に爆弾約6000発を投下した。

ガリ少将はソーシャルメディア空爆について報告。

空爆で建物が破壊され、粉塵(ふんじん)が舞う様子の動画も投稿した。

BBCヴェリファイ(検証チーム)はガザの破壊状況を評価するため、動画や画像の検証を続けている。

慈善団体職員が9日にソーシャルメディアに投稿した画像には、ガザ市近郊の国際眼科病院の被害が写っている。

BBCヴェリファイはグーグル上の古い画像と病院を照合し、病院の場所を確認した。

ただ、どのような経緯でこうした被害を受けたのか、空爆が直撃したのか、それとも近くで起きた爆発の影響を受けたのかはわからない。

ガザ地区、医療従事者11人が死亡
世界保健機関(WHO)は、7日から続くイスラエルハマスの軍事衝突で、ガザ地区での医療提供に影響を及ぼすことを狙った攻撃を34件記録していると発表した。

ガザの医療従事者が11人死亡し、16人が負傷したという。

WHOは声明で、インフラが被害を受け、現場での緊急医療チームへのアクセスが妨げられていると説明した。19の医療施設と、救急車20台が被害を受けたという。

病院の床は「血だらけ」
ガザ地区のアル・シファ病院のモハマド・マタル医師はBBCニュースに対し、「物資不足が、私たちがいま抱えている最悪の問題だ」と語った。

病院には負傷者用のベッドが残っておらず、負傷した人々が床で寝ているという。

「ほぼすべての負傷者が床に横たわっていて、床は血や器具でいっぱいだ」

ガザ地区で9年間、医師として働いてきたというマタル氏は、「イスラエルパレスチナの戦闘がエスカレートするのを何度も見てきた」が、今回はこれまでとは「かなり、はるかに違う」と述べた。

「私が対応した死傷者の大半が民間人で、その多くは子供や女性だ。ここで何が起こっているのか、誰も理解していない」

「手術室にいる私の同僚は、患者の選別を強いられている。助かる可能性が高いのは誰なのかと」

妊婦5万人、清潔な水にアクセスできず
国連人口基金UNFPA)によると、ガザ地区では妊婦5万人が不可欠な保健サービスを受けられず、清潔な水も手に入れられない状況だという。

このうち5500人は、来月出産を控えている。

UNFPAは現地にいる女性と女児の安全と健康、そしてトラウマと心理的苦痛を深く懸念している。

ガザ地区で活動するUNFPAのスタッフは、いまの目標はみんながただ息をし、生き続けることだと語った。

UNFPAは、イスラエル軍による包囲が解かれた場合に物資を届けられるよう、事前準備を進めているという。

この戦闘をめぐっては、全ての紛争当事者に国際法上の義務を順守するよう求める声が上がっている。UNFPAもこれに同調している。

アッバス議長、「侵略の即時停止」求める
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は12日、ヨルダンの首都アンマンでヨルダン国王アブドラ2世と会談。イスラエルハマスの軍事衝突後、初めて公の場で発言した。

アッバス議長は「パレスチナ人に対する広範囲の侵略を即時停止」するよう求めた。

パレスチナ自治政府の声明によると、アッバス氏は「民間人の殺害や虐待に関連する双方の行為」は受け入れられないものだと述べた。

アッバス氏とヨルダン国王は、「パレスチナ人に対するイスラエルの侵略行為を止め」、ガザ地区に「援助と救援を届ける方法」を話し合ったという。

また、アッバス氏はパレスチナ人が「暴力行為を放棄し、国際的な正当性を順守する」ことを強調。イスラエル軍パレスチナ武装勢力の双方が民間人を標的にし、「道徳、宗教、国際法に違反している」と述べた。

アッバス氏はハマスと敵対関係にある。ハマスは2007年にガザを支配下に置き、当時のパレスチナ自治政府アッバス氏率いるファタハに忠実だった勢力を暴力的な対立の末に追い出した。

エルサレムで銃撃
こうした中、エルサレムの旧市街近くで銃撃があった。イスラエルメディアは、イスラエルの警官2人が負傷し、銃撃犯1人が撃たれたと報じた。

イスラエル警察によると、シャレム警察署の入り口で「サブマシンガンを所持したテロリスト」1人が複数の警官に向けて発砲したという。

犯人は現場から逃走を図ったが、追跡した警官が「銃撃によって無力化」した。

警察は、負傷した警官2人のうち1人は重傷だと明らかにし、共犯者を排除するために周辺を捜索中だと付け加えた。

エルサレムで取材するBBCのジョエル・ガンター記者は、イスラエルパレスチナが領有権を争う東エルサレムにあるダマスカス門付近は非常に緊迫した雰囲気だと報告。通過しようとする車両に兵士がライフルを向け、運転手に停止するよう叫んでいたという。

上空ではヘリコプター1機がホバリングし、現場周辺は封鎖された。市民はダマスカス門から離れるよう命じられた。兵士は通りがかった市民2人の所持品を調べ、解放していたと、ガンター記者は伝えた。

仏市民を連れ戻すため「あらゆる手だてを尽くしている」
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は12日、ハマスイスラエル南部を攻撃して以降、行方不明となっている自国民17人を連れ戻すため、あらゆる手だてを尽くしていると述べた。

ハマスの攻撃ではフランス人13人が死亡している。

マクロン氏は、ハマスイスラエルに対する「やみくもで殺人的な憎悪」を非難。イスラエルには自衛する権利があるとした。

仏国営テレビでの演説で、マクロン氏はハマスについて、イスラエル人の死を望むテロ組織だと述べた。

さらに、同地域の安全保障はイスラエルパレスチナ自治区の安全が約束されるものでなければならないと付け加えた。

フランスの対テロ検察は12日、ハマスによる攻撃についてテロ調査を開始したと発表した。

検察は声明で、「テロ組織」による殺人、殺人未遂、未成年者を含む誘拐を調査するとしている。

一方、米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報担当調整官は、アメリカ人27人が死亡したと認めた。また、14人が行方不明になっていると述べた。

国連のデュジャリック報道官によりますと、ガザ地区にある国連の事務所は12日、イスラエル軍から、ガザ地区北部にいるパレスチナ人などすべての住民が24時間以内に地区の南部に退避する必要があるとの通知を受けたということです。

対象となるのは、国連のスタッフや、国連の施設に避難している人々を含むおよそ110万人に上るとしています。

これについてアメリカのメディア、ブルームバーグは、イスラエル軍による報復のための地上侵攻がまもなく行われることを示唆していると報じています。

国連のデュジャリック報道官は「このような移動は、破滅的な人道上の問題なしに不可能だと考えている」としてイスラエル側に退避通知の撤回を求めるとしています。

イスラエル軍が声明 “民間人に危害加えないよう努力続ける”
イスラエル軍は13日午前7時すぎ、日本時間13日午後1時すぎに声明を出し、ガザ市に住むすべての民間人に、ガザ地区の南部に退避するよう通告したことを明らかにしました。

声明では、イスラエルとの境界のフェンスには近づかないよう警告するとともに、今後、数日間、イスラエル軍はガザ市で大規模な作戦を継続し、民間人に危害を加えないよう努力を続けるなどとしています。

イスラエル軍が北部住民に南部への避難を指示したパレスチナ自治区ガザでは、モスクが住民に自宅を離れないよう呼びかけている。ハマスも住民にとどまるよう促した。

イスラエル軍は24時間以内の避難を指示。ガザ周辺には戦車などの部隊が集結しており、地上侵攻が近い可能性を示唆する。

地上戦が差し迫る中、イスラエルハマス双方が心理戦を展開する。

イスラエル軍は避難指示で「あなた方を人間の盾として利用しているハマスのテロリストから離れなさい」と呼びかけるとともに「ハマスのテロリストは、ガザ市の家屋の下にあるトンネルや、罪のないガザ市民が住む建物の中に隠れている」と指摘した。

ハマス内務省報道官は会見で、世界各地のアラブ人、特にイスラエルと国境を接する国々のアラブ人に、ガザ住民への支援を呼びかけた。

イスラエルが虐殺を行い再びパレスチナの民を追放しようとしていると指摘し、ガザ北部の市民にとどまるよう促した。

ガザのアナリスト、タラル・オカル氏は、イスラエル軍の指示は「ガザのパレスチナ市民をナクバに追いやる試み」と指摘した。ナクバは、1948年のイスラエル建国に伴い、多くのアラブ人が居住地を追われ難民となったことを指し、アラビア語で災厄を意味する。

イスラエルは、1948年のときにやったことを国際社会やカメラの前で繰り返している」とロイターに語った。

イスラエル軍パレスチナ自治区ガザに地上侵攻すれば、待ち受けるイスラム組織ハマスは手ごわい相手になる。イランの支援を受け、ロケット攻撃などを行う戦闘員が素早く退避するための広大な地下トンネル網をハマスは構築。過去の地上戦でもイスラエル側にそれなりの犠牲を強いてきた経緯があるからだ。

イスラエルはガザとの境界付近に戦車を集結させ、閣僚らは地上侵攻について開始するかどうかではなく、開始時期の問題になっていると示唆する。イスラエルの安全保障関係者や専門家によると、軍幹部は2008年と14年のハマスとの地上戦から得た教訓に目を向けそうだ。

だが、ハマスは当時よりも勢力が増し、その結果として今月7日にイスラエル側に強襲攻撃を仕掛けられたと言える。

こうした中で地上戦が始まった場合、どういう展開になるかはイスラエルハマス双方とも正確には読み切れない。

イスラエルはこれまでにない規模の作戦を展開し、ハマスを「地上から一掃する」と断言。ハマスも過去の戦いで生き残る力と奇襲能力を証明しており、今回も強力な武器を駆使し、人口密集地域を拠点に反撃してくるだろう。

ガザで活動するあるパレスチナ武装組織幹部は「地上侵攻は、占領者(イスラエル)とその軍隊が未知の領域に飛び込むのに等しい」とロイターに語った。

イスラエル当局も、地上作戦が迅速に進むとも、簡単に行くとも考えていないとの姿勢を明確に打ち出している。

特に今回は、ハマスが7日の攻撃で多数のイスラエル人を人質にして、イスラエル軍「ガザ地下鉄」と呼ぶ地下トンネル網に拘置している恐れがあり、軍部隊がこのトンネル網を制圧しない限り、ハマスの壊滅は難しい。

イスラエルの安全保障関係者の1人は、ロイターに「作戦目的はハマスの軍事能力と装備一式を破壊することにあり、長い時間が必要になる」と説明。標的の大半は地下にあり、まずは地上の敵を一掃しないと地下壕にたどり着けないと付け加えた。

ガザの人口は230万人に達するため、地上作戦は民間人の死者が増大するリスクがあり、これもイスラエル側の軍事計画に困難をもたらしている。

<双方が準備>

ハマスの地下トンネル網は、戦闘員による「一撃離脱」攻撃や、さまざまな武器の貯蔵場所として利用されている。過去の経験に照らせば、イスラエルは地中貫通型(バンカーバスター)爆弾やハイテク装備の「メルカバ」戦車で対抗する図式になるだろう。

イスラエルは既に数十万人規模の予備役動員を開始。一方、イスラエル安全保障局の元高官によると、ハマスは戦闘員総数は2万人に上る可能性がある。

ハマスのサレー・アルアルーリ政治局副局長はアルジャジーラに、7日の攻撃を実行する前の段階で、ハマスには防御面の計画も備わっていて、これは攻撃計画よりも強力だと語った。

イスラエルは軍事に関する詳しい情報は明らかにしていない。外務省の報道官は「われわれは地上攻撃に向けた備えを進めている」と述べ、目標は「テロリストのインフラ」に重大なダメージを与え、イスラエルにとって脅威とならないようにすることだ、とだけ指摘した。

ガザの住民の話からは、既に激しい空爆が地上侵攻の準備になっていることがうかがえる。地上軍が侵入できるようにガザとの境界に沿った回廊地帯が爆撃で完全に破壊されているからだ。

パレスチナ武装勢力も準備は万端だと表明。幹部の1人は「航空兵力は戦闘の行方を左右しない。多くの戦闘員は、地上からやってくる戦車や敵軍に対し、過去何年もかけて培った能力で迎え撃つのを待ち望んでいる」と言い切った。

ハマスヨルダン川西岸に拠点を置くパレスチナ自治政府からガザの支配権を奪った07年以降、イスラエルは08年と14年の2回、大規模な地上作戦を実施。軍兵士の死者は08年が9人、14年は66人だったが、今回ハマスに与えられた準備期間はもっと長く、イランの支援を受けていると公言している。

<長い戦い>

イスラエルは今年になって、ヨルダン川西岸のジェニンで軍事作戦を実施。兵士が待ち伏せ攻撃を受けて身動きが取れなくなり、戦闘ヘリに支援を要請する場面もあった。

パレスチナ武装組織「ジェニン大隊」のあるメンバーは「ジェニンとガザの状況は天と地ほどの違いがある。われわれにはロケット弾などの重火器も、軍事拠点もない」と語り、ガザにおける戦闘の方がはるかに過酷だとの見方を示した。

ネタニヤフ首相の下で挙国一致の戦時内閣を成立させたイスラエルも国民に対して、目的を達成するために長い戦いになるのを覚悟するよう呼びかけた。

ガラント国防相は10日、ガザの分離壁近くで兵士に「われわれは空から攻撃を開始し、その後、地上からも出撃することになる」と訓示し、今後の地上侵攻をにおわせた。

イスラエル安全保障局元高官のシャロム・ベン・ハナン氏は、地上攻撃だけがハマスを壊滅させられる手段だと強調。「われわれは非常に経験豊富で練度の高い戦闘員と戦い、犠牲に見舞われる。(それでも最後は)決定的な勝利になるはずだ」と自信を示した。

2つの事件で関係悪化が決定的に
アメリカのオバマ政権が仲介したイスラエルパレスチナの和平交渉が行き詰まり、双方の関係が悪化の一途をたどるなか、対立は2つの事件によって決定的になりました。

そのひとつが6月、パレスチナヨルダン川西岸で起きたイスラエル人の少年3人の誘拐殺人事件です。イスラエル側はハマスによる犯行だとしてヨルダン川西岸に軍を投入し、ハマスの幹部を含む大勢のパレスチナ人を拘束しました。

こうしたなか、7月2日、今度はパレスチナ人の少年が暴行を受けたうえで火をつけて殺害される事件が発生。イスラエル人の若者3人が逮捕されました。

双方で憎悪の感情が渦巻くなか、ガザ地区ハマスなどがロケット弾でイスラエルを繰り返し攻撃するようになり、一部は工場に着弾するなど具体的な被害が出るようになりました。

イスラエル軍は7月8日未明、「市民への脅威を取り除くため」としてガザ地区への本格的な空爆作戦の開始を発表。およそ50か所を一斉に攻撃しました。

攻撃停止措置の直後に地上戦に突入
空爆作戦でイスラエル軍は、ハマスの幹部の自宅や軍事施設を爆撃するとともに、予備役の兵士の招集を進め、ガザ地区との境界線近くに地上部隊を着々と集結させるなど圧力を強めました。

一方、ハマスなどは従来より攻撃能力を大幅に向上させていて、ロケット弾による攻撃は最大の商業都市テルアビブや聖地エルサレムにも及びました。

この間、エジプトをはじめ各国が停戦の仲介を試みましたが、ハマスは同意せず、7月16日、イスラエル軍ガザ地区北部と東部に住む住民に自動音声の電話で避難を呼びかけました。

翌日の17日、イスラエル軍ハマスは国連の求めに応じて、午前10時から5時間、人道的な措置として一時的な攻撃停止に応じ、ガザ地区では避難していた住民が生活必需品などを取りに戻りました。そして5時間の攻撃停止措置が終わり、夜に入った17日午後10時30分、イスラエル軍は「ガザ地区での地上部隊による作戦を開始した」と発表し、ガザ地区に侵攻したことを明らかにしました。

この日の早朝には、ハマスの戦闘員が、地下に秘密裡に掘っていたトンネルを通ってイスラエル側に侵入を試みたことが明らかになっていて、ネタニヤフ首相は声明文で「ハマスによる終わりのない攻撃とイスラエル領土への危険な侵入を踏まえ、市民を守るための措置を取らざるをえなくなった」として、地下トンネルの破壊が作戦の目的だと説明しました。

この時点で双方の死者はイスラエル側では1人、ガザ地区では231人。ガザ地区では砂浜でサッカーをしていたこどもたち4人をイスラエル軍誤爆するなど大勢の市民が犠牲になっていました。

激しい市街戦に
ガザ地区との境界線沿いに設けられたフェンスのゲートを開けて侵攻したイスラエル軍は、序盤、境界線から1キロ以内の地点に数千人の兵力を投入し、ガザ地区への砲撃を強めました。これに対してハマス側はイスラエルとの境界付近に準備していた地下トンネルを使い、イスラエル軍への奇襲攻撃を繰り返しました。

イスラエル軍は、地下トンネルは空爆では破壊できないとして、7月20日にはガザ地区北東部のシュジャイヤ地区まで前進し、市街地でのゲリラ戦術をとるハマスなどとの間で激しい戦闘になりました。

戦闘が市街地にも及ぶなか、ガザ地区北部で住民の避難所になっていた国連機関の学校に砲弾が着弾し、16人が犠牲になったのをはじめ、公園や病院も攻撃を受け、国際社会から停戦を呼びかける声が相次ぎました。

こうした公共の場での市民の被害をめぐっては、ハマス側が「イスラエルの攻撃によるもの」と主張し、イスラエル軍も「ハマス側の攻撃が失敗した結果」だと主張するなど情報戦が繰り広げられました。

8月1日にはアメリカと国連などによる外交努力の結果、イスラエルハマスが、現地時間の午前8時から72時間の停戦に入りました。しかしガザ地区南部ラファで起きた銃撃戦をきっかけに停戦は開始直後に破られ、この日の戦闘ではイスラエル兵1人がハマス側に連れ去られ、イスラエル軍による極めて激しい攻撃の結果、数時間で100人を超えるパレスチナ人が死亡しました。

イスラエルのメディアはのちに、このときは兵士が捕虜になるのを防ぐため、その安全にかかわらず敵を集中攻撃する「ハンニバル指令」と呼ばれる命令が出されていたと報じ、物議を醸しました。

停戦へ
8月5日に双方はエジプトの仲介で再び72時間の停戦に入り、イスラエル軍ハマスが建設したトンネルの破壊を終了したとして、地上部隊すべてをガザ地区の外に撤退させました。

エジプトの首都カイロでは、イスラエルと、ハマスを含むパレスチナの代表団の間で間接的な協議が行われ、停戦期間の延長が模索されました。

カイロで行われた停戦協議のパレスチナ側代表団
協議ではイスラエル側がガザ地区の非武装化を、ハマス側が経済封鎖の解除などを求めて合意できず、72時間の期限をもって双方は攻撃を再開しました。

このあとも時間を限った停戦と戦闘の再開が繰り返されたのち、8月26日、隣国エジプトの仲介のもとで期限を決めない長期的な停戦期間に入ることで合意しました。

ガザ地区の中心部ではハマスの大規模な集会が開かれ、戦闘の間、所在が分からなかった、指導者ハニーヤ氏が姿を現し、「この戦いで血を流し犠牲になった人々が勝利の原動力となった」と演説して、経済封鎖の部分的な緩和を実現したと主張しました。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相は27日、国民向けに演説を行い、「ハマスはかつてない大きな打撃を受けた。私たちはハマスの要求に何一つ応じなかった」と述べ、軍事作戦の成果を訴えました。

イスラエルが軍事作戦を開始してから停戦までの50日で、双方の犠牲者の数は、パレスチナ暫定自治区ガザ地区で市民を中心に2200人、イスラエル側で兵士を中心に70人に上りました。

のちの検証
2015年6月、イスラエル政府はガザ地区への軍事作戦について独自の調査報告書を発表し、▼ハマスイスラエルの市民に対する無差別のロケット弾攻撃を行ったことや▼ガザ地区の人口密集地を拠点に攻撃を行う「人間の盾」戦術をとったことが国際法違反にあたるとして批判しました。

そのうえでイスラエル軍は、空爆などの攻撃目標について、市民の犠牲を避けるため、事前の情報に基づいて検討を重ねたとして、多数の根拠となる資料を示して攻撃を正当化しました。

一方、国連人権理事会の調査団は、イスラエル政府の1週間後に報告書を公開し、イスラエル軍による空爆がおよそ6000回、砲撃が5万発に上り、742人が住居への攻撃で犠牲になったとして、攻撃が政府の高いレベルで容認されていたのではないかと指摘しました。

一方、ハマス側も6500発を超えるロケット弾などを発射するなど、イスラエルの市民を恐怖に陥れる狙いがあったと推測されるとして、双方が戦争犯罪を犯した疑いがあると結論づけました。

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馴れ合いや癒着の構造~受講生・受験生の皆さんへ第202弾(2023年10月13日)

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ひとりがたり馬渕睦夫【歴史は繰り返す】ハマスはなぜこの時期にイスラエルを攻撃したのか【ウクライナで失敗すると中東に飛び火する】大和心ひとりがたり25回

#馬渕睦夫ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・『キッシンジャー回顧録』)

d1021.hatenadiary.jp

🐸おやっさんに付け加えると🇮🇱イスラエルも米国同様乗っ取られてると思います…

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・6日目)

d1021.hatenadiary.jp

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・中国「2国家解決」・不干渉政策・斯沙外交関係正常化仲介)
#プロパガンダBBCハマスを「テロリスト」と説明しない編集方針を擁護)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・5日目)