イスラエルがガザとレバノン空爆、西岸で衝突 ハマス・イラン協議 https://t.co/SGMJdw1PUO
— ロイター (@ReutersJapan) October 23, 2023
イスラエルは23日未明、パレスチナ自治区ガザを空爆したほか、レバノン南部で軍機による夜間攻撃を実施した。
ガザ保健省は過去24時間にイスラエル軍の空爆により436人が死亡したと発表した。その多くは南部だったという。
パレスチナのメディアによると、イスラエルの攻撃はガザの中心部と北部に集中。北部のジャバリア難民キャンプ近くの民家が攻撃を受けた。
イスラエル軍は23日午前、過去24時間でガザの320以上の目標を攻撃したと発表。ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘員が潜んでいる地下トンネルや指令室、監視所などが攻撃目標になった。「ガザ周辺で地上作戦の準備を進めている軍隊を危険にさらす」拠点のほか、迫撃砲や対戦車ミサイルランチャーの拠点を攻撃したとしている。
イスラエルは現在、軍をガザとの境界付近に集結させているが、地上戦をいつ開始するかは明らかになっていない。
イスラエルはガザ住民に北部からの避難を命じている。しかし、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、南部でも砲撃が強まり避難所が不足しているため、最大数千人の避難民が北部に戻っているとみられる。
イスラエル軍はレバノンの親イラン組織ヒズボラの2拠点も空爆した。同軍によると、ヒズボラはこれらの拠点からイスラエルに向けた対戦車ミサイルやロケット弾の発射を準備していた。
ヒズボラは戦闘員1人が死亡したとだけ明らかにした。
イスラエル軍によれば、空爆した1拠点は、レバノン南部アイタルーンの南西約13キロにあるイスラエルの町マタトに隣接しており、もう一つはさらに国境に近い紛争中のシェバア農場付近にあった。軍はヒズボラから攻撃を受ける前に両拠点を空爆したという。
レバノンの国営通信社NNAは、イスラエルがアイタルーン郊外を空爆したと報じたが、詳細は伝えていない。
イスラエル軍は今回の紛争が始まって以来、レバノン国境で兵士7人が死亡したと発表した。
イスラエル占領下のヨルダン川西岸では、ラマラ近郊のジャラゾン難民キャンプでパレスチナ人2人が死亡したと、パレスチナ保健省が23日発表した。
住民がロイターに語ったところによると、イスラエル軍がキャンプを急襲し、銃器携帯者や投石する若者と衝突するとともに多くの人の身柄を拘束した。イスラエル軍はこの衝突についての声明を出していない。
ハマスによると、最高指導者のイスマイル・ハニヤ氏は22日夜、イランのアブドラヒアン外相と電話協議を行い、ガザにおけるイスラエルの「残忍な犯罪」を停止させる止める手段について話し合った。
ヒズボラとイスラエル戦闘激化、レバノン南部などで約2万人退避 https://t.co/28VnwlZejE
— ロイター (@ReutersJapan) October 23, 2023
国際移住機関(IOM)は23日、ガザ危機を背景にイスラエル・レバノン国境でイスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘がエスカレートする中、レバノン国内では南部を中心に約2万人が退避を強いられていると発表した。
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の衝突が続く中、イスラエル軍とヒズボラの戦闘も2006年以降で最悪の事態にエスカレートしている。
イスラエル当局もこれまでに、北部の数十の集落などから住民を避難させているという。
ヒズボラによると、ハマスがイスラエルに奇襲を仕掛けた10月7日以降、イスラエル軍の戦闘でヒズボラの戦闘員27人が死亡。レバノンの治安筋は、ヒズボラと同盟関係にあるレバノンのパレスチナ人グループの戦闘員11人も死亡したと明らかにした。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ヒズボラとイスラエル戦闘激化・レバノン南部などで約2万人退避)
ガザの病院爆発、地区内から発射されたミサイルによる可能性 英首相 https://t.co/p93Y6jL6Es
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) October 23, 2023
パレスチナ自治区ガザ地区にある病院で先週、爆発があり多数の死傷者が出た件で、英政府は爆発がガザ地区からイスラエルへ向けて発射されたミサイルもしくはその一部によって引き起こされた可能性が高いとみていることがわかった。スナク英首相が23日、明らかにした。
スナク氏は議会で、この見方について、「我々の情報専門家の深い知識と分析」に基づいていると説明した。
スナク氏は、英政府がどの組織に責任があるとみているのかなど、それ以上の詳細については明らかにしなかった。
イスラエルは爆発について、武装組織「イスラム聖戦」のミサイルの発射失敗によるものとの見方を示している。米国のバイデン大統領は先週、こうした見方は米国の情報機関によって裏付けられていると述べていた。一方、パレスチナ当局者やアラブ諸国の指導者の一部は爆発がイスラエルの空爆によるものと非難している。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・病院空爆・米機密情報報告書「イスラエルに責任はないと判断している」「病院の主要な建物には確認できる損傷はなく、衝撃によるクレーターも確認されていない」・仏軍事偵察局「衝撃によるクレーターが、イスラエル軍のミサイルによるものにしては小さすぎる」・スナク首相「地区内から発射されたミサイルによる可能性高い」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・病院空爆・米機密情報報告書「イスラエルに責任はないと判断している」「病院の主要な建物には確認できる損傷はなく、衝撃によるクレーターも確認されていない」・仏軍事偵察局「衝撃によるクレーターが、イスラエル軍のミサイルによるものにしては小さすぎる」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・病院空爆・アルジャジーラ「イスラエル側の発表主張の変化を検証」)
「アル・アリ・アラブ病院の爆発がイスラエル軍の空爆によるものであることに疑いの余地はない」
「問題は、そもそもバイデンがなぜ真顔であからさまな嘘をつけるのか、ということだ」
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・病院空爆・米機密情報報告書「イスラエルに責任はないと判断している」「病院の主要な建物には確認できる損傷はなく、衝撃によるクレーターも確認されていない」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・マハティール元マレーシア首相「イスラエルとイスラエル国防軍こそがテロリストである」「米国は露骨にテロリストを支援している」「では、アメリカとは何なのか?」)
🇬🇧リシ・スナックは英国諜報部からパレスチナ人自身がガザにある自分達の病院を攻撃した事を聞いた。… pic.twitter.com/3EkAQ4c8Fs
— morpheus🪖Reloaded⚔️地滑り的勝利への覚醒🏆 (@Reloaded7701) October 24, 2023
🇬🇧リシ・スナックは英国諜報部からパレスチナ人自身がガザにある自分達の病院を攻撃した事を聞いた。
🗣️我々の諜報機関と兵器の専門家の詳細な知識と分析に基づき英国政府は、この爆発はガザ地区から🇮🇱イスラエルに向けて発射されたミサイルまたはミサイルの一部によって引き起こされた可能性が高いと確信している。
この事件の誤報は重要な🇺🇸米国の外交努力を含む地域情勢や国内の緊張に悪影響を及ぼした。
我々は教訓を学び、今後性急な判断がなされないようにしなければならない……🐸欧州は逃げ始めてる…
どちらにしてもね…
ネタニヤフ大統領報道官が削除したポスト#ISIS_IS_ISRAEL #Nazi_IS_ISURAEL
— ガンジャスタ (@ganjasta420) October 21, 2023
『イスラエル空軍がガザ地区の病院内にあるハマスのテロリスト基地を攻撃した。
複数のテロリストが死亡した。… https://t.co/GFiHJhS9P7 pic.twitter.com/kfHK2nuw2A
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・病院空爆・ネタニヤフ首相報道官「イスラエル空軍がガザ地区の病院内にあるハマスのテロリスト基地を攻撃した」・削除)
🇮🇱軍と🇺🇸軍の特殊部隊が少人数でガザ侵入して、すぐに撤退したもよう。 https://t.co/sV3VqWbT64
— J Sato (@j_sato) October 23, 2023
🇮🇱軍は、2つの旅団で戦車も投入して2カ所からガザ侵入を試みたが、いずれも待ち伏せ攻撃にあって、あえなく撤退。1旅団は戦車10台を置いて退却。https://t.co/BbLZstSPKj
— J Sato (@j_sato) October 23, 2023
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル軍/米軍特殊部隊・ガザ侵入すぐ撤退)
【速報 JUST IN 】ハマス 人質さらに2人を解放と発表https://t.co/9OxrCV1gVR #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 23, 2023
ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは23日、エジプトとカタールによる調停を受けて、2人の人質を解放したと発表しました。
2人はともにイスラエル国籍を持つ80歳代などの高齢の女性で、ICRC=赤十字国際委員会も解放を手助けして23日の夜にもガザ地区から出られることになったとSNSで発表しました。
この2人についてハマスは先に解放された女性2人と同じ手順で解放する用意が出来ているにもかかわらず、イスラエル側が受け入れを拒否したとこれまでにSNSで主張し、イスラエル側が否定していました。
ハマスは「敵が受け入れを拒否しているのは承知しているが、差し迫った人道上の理由により解放した」としています。
そのうえで「引き渡しを終えるために調停国との間で合意した手続きのうちイスラエルは8つ以上を違反している」と主張しています。
人質 解放の様子は
エジプトのテレビ局の映像では、パレスチナのガザ地区とエジプトとの境界にある検問所のエジプト側で、人質となっていた女性の1人がICRC=赤十字国際委員会のスタッフ2人に支えられながら車を降りて、エジプトの救急車に乗り込む様子がうかがえます。人質となっていた女性の1人は手を動かして救急隊員と話しているほか、もう1人の女性は担架に乗せられた状態で救急車に運び込まれ、救急隊員と会話をしているように見えます。
一方、ハマスの軍事部門、カッサム旅団がSNSに投稿した動画では、自動小銃を持ち黒い目出し帽をかぶったハマスの戦闘員が2人の人質の女性の手を引きながら歩いています。
その後、戦闘員が座っている女性2人にお菓子や飲み物を提供してことばを交わしているように見えます。
そして、ICRCのスタッフが出迎える中、人質の女性の1人は戦闘員と握手をしたあと片腕を支えられながら歩く姿が確認できます。
人質の孫「このあと会えること楽しみ」
解放された人質の孫の男性は、報道陣の取材に対し「祖母が戻ってきたという報告を受けて感動しています。幸せです。まずは祖母が健康であることを願っています。このあとすぐに会えることを楽しみにしています」と述べ喜びの胸の内を語りました。そして「残りの人質全員が解放されることを願っています」と話していました。
なぜカタールが人質解放を仲介?
ハマスによる人質解放で仲介役を務め、存在感を高めているのがペルシャ湾岸の首長国、カタールです。人口およそ300万の小さな国ですが、豊富な天然ガスから得られる資金力を背景に独自の外交を展開し、ハマスに財政的な支援を行うなど太いパイプを築いています。
ハマスの最高幹部ハニーヤ氏もカタールの首都ドーハを拠点に活動し、イスラエルとの衝突が続く今、そこから対外的なメッセージを発しています。
2011年の「アラブの春」で、エジプトに誕生したイスラム組織「ムスリム同胞団」を中心とする政権を支援して以降、カタールはそのムスリム同胞団を母体として設立されたハマスとの関係を深めています。
一方、アメリカとも良好な関係を築き、ドーハ郊外にある基地にはアメリカ空軍が拠点を置き、部隊を展開しています。
こうした独特の立場を生かして、これまでも対立するさまざまな国や勢力の間を取り持ってきた経験があり、最近では先月、アメリカとイランでそれぞれ拘束されていた双方の国民あわせて10人の解放が実現した際に、交渉の仲介役を務めました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ハマス人質さらに2人解放・「敵が受け入れを拒否しているのは承知しているが、差し迫った人道上の理由により解放した」「引き渡しを終えるために調停国との間で合意した手続きのうちイスラエルは8つ以上を違反している」・なぜカタールが人質解放を仲介?)
米国とイランは18日、カタールを仲介役とする数カ月間の協議を経て、双方がそれぞれ拘束している囚人5人ずつを解放、交換した。これに先立ち、米国の制裁により韓国で凍結されていたイラン資産約60億ドルが解除された。
#米斯(囚人5人を交換・イラン資産60億ドルの凍結解除も)
ハマス、人質のうち85歳と87歳の高齢者を人道的見地とカタールとエジプトからの仲裁への対応から解放。解放された人質は、🇮🇱側に戻って「ハマスは人道的に人質を扱った。ハマスとの衝突でイスラエル民間人を殺害したのは🇮🇱軍だった」と証言した。 https://t.co/ZAdfRrXCe2
— J Sato (@j_sato) October 24, 2023
ハマス解放のイスラエル人高齢女性、監禁中「よくしてもらった」 https://t.co/Rt0G5YFZJT
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが23日に解放した2人の高齢のイスラエル人女性の一人、ヨヘベット・リフシッツさん(85)が、記者団の取材に応じた。10月7日にハマスの急襲を受け連行される際に戦闘員に暴力を振るわれたが、監禁中はよくしてもらったと語った。
リフシッツさんの夫を含むおよそ220人がまだハマスの人質になっている。
リフシッツさんは、解放後に搬送されたテルアビブの病院の外で取材に応じた。車椅子に座り、ささやき声に近いか細い声で「地獄のような日を過ごした」と話した。
リフシッツさんのキブツ(集団農場)を戦闘員が急襲した時のことは「彼らは私たちの家に押し入り、人々を殴った。年寄りから若者まで、区別なく誘拐した」と述べた。
リフシッツさんはバイクに乗せられ、ガザ近郊に連れて行かれた。
「バイクに乗せられたとき、私の足は片側に、残りの体は反対側にあった。途中で若者たちに殴られた。肋骨は折られなかったけど、痛くて息ができなかった」と語った。時計と宝石を盗まれたという。
連行された人々はガザでハマスが作った地下トンネルに連れて行かれた。地下トンネルは「蜘蛛の巣」のようだったと表現した。
リフシッツさんのキブツから連行された人は5人のグループに分けられ、グループごとに一人の警備が24時間体制でついた。医師が一日おきに訪ねてきて必要な薬を持ってきたという。
「彼らは負傷者の面倒をよくみてくれた」と語った。
23日の解放時の動画で、リフシッツさんは、覆面をした戦闘員のと握手している。なぜそのようなことをしたのかとの質問に「彼らは私たちを優しく扱い、私たちの要求を全て満たしてくれた」と答えた。
一方でリフシッツさんは、ハマスの攻撃から南部のコミュニティを守れなかったイスラエル軍を批判。軍は攻撃の脅威を真剣に受け止めていなかったと指摘した。
「私たちは自分たちで身を守るしかなかった」と述べ、武装勢力対策の安全フェンスは「全く役に立たなかった」と語った。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ハマス人質さらに2人解放・「ハマスの急襲を受け連行される際に戦闘員に暴力を振るわれたが、監禁中はよくしてもらった」)
“人質50人の解放について協議も交渉が暗礁に” 米有力紙https://t.co/7G6o4gmO5O #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 24, 2023
ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは23日、エジプトによる仲介を受けて、ガザ地区で拘束している外国人を含む200人以上の人質のうち2人を解放したと発表しました。
イスラエルのメディアによりますと2人はハマスによる襲撃を受けたイスラエル南部に住む85歳と79歳の高齢の女性で、ICRC=赤十字国際委員会も解放を手助けしたとSNSで発表しました。
人質の解放は今月20日の、アメリカ国籍を持つ親子2人に続いて2回目です。
一方、人質の解放をめぐってアメリカやイスラエルの一部メディアはおよそ50人の解放に向け協議が行われたと23日、伝えました。
このうち、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、交渉に詳しい関係者の話として、人質50人の解放に向け協議が行われたものの、交渉が暗礁に乗り上げたと伝えました。
それによりますとハマス、カタール、エジプト、そしてイスラエルの間で、ここ数日、燃料を含む人道支援を安定的にガザ地区に供給する見返りに、多くの人質を解放するという提案について協議が行われてきたということです。
ただイスラエル側はハマスが燃料を軍事目的に流用する可能性があると懸念し、燃料の搬入を承認しなかったとしています。
イスラエル軍は大規模な地上侵攻に乗り出す構えを崩しておらず、23日にはガザ地区内で限定的な軍事作戦を行ったことを明らかにするなど現地では緊張した状態が続いています。
今月7日以降のイスラエルとハマスとの一連の衝突では、イスラエル側で少なくとも1400人が、ガザ地区では5087人が死亡し双方の死者は6400人を超えています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・WSJ「ハマス、カタール、エジプト、そしてイスラエルの間で、ここ数日、燃料を含む人道支援を安定的にガザ地区に供給する見返りに、多くの人質を解放するという提案について協議が行われてきた」「ただイスラエル側はハマスが燃料を軍事目的に流用する可能性があると懸念し、燃料の搬入を承認しなかった」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ラファ検問所から搬入された人道支援物資到着・ガザ当局「燃料が含まれなかった」「紛争前に受け取っていた支援物資の3%に過ぎない」)
米、イスラエルにガザ地上侵攻控えるよう助言=関係筋 https://t.co/S0NoUVoR9b
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
米国はイスラエルに対し、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザでの地上侵攻を控えるよう助言しているほか、ハマスとの仲介役であるカタールにもその協議の内容を通知している。複数の関係者が述べた。
米政府高官は、カタール政府がハマスとの仲介役を担っていることを考慮し、人質に関する交渉が続けられる中、カタール政府高官にイスラエルへの助言を伝え、最新の情報を得られるようにしていると指摘。「現時点では、完全な緊張緩和に向けた明確なロードマップや一連の流れはない。人質を段階的に救出することが優先事項だ」と述べた。
関係者によると、欧州各国政府も人質解放に関する交渉の場を与えるため、イスラエルに対し地上侵攻を控えるよう提案しているという。
また、人質解放交渉とともに、イスラエルに侵攻を控えるよう助言することで、ガザに人道支援を届ける時間を増やすこともできるとした。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・米政府高官「米国はイスラエルに対し、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザでの地上侵攻を控えるよう助言しているほか、ハマスとの仲介役であるカタールにもその協議の内容を通知している」)
米政権、ガザからの安全な避難ルート確保望む=ホワイトハウス https://t.co/gSBOZSHzcJ
— ロイター (@ReutersJapan) October 23, 2023
米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は23日、バイデン政権はパレスチナ自治区ガザから避難する人々、特に数百人の米市民の安全なルートの確保を望んでいると述べた。
また、米・イスラエル当局者はイスラエルによるガザへの地上侵攻について率直に話し合ってきたが、時期などの詳細については最終的にはイスラエル当局者次第だとした。
食料、水、医薬品などの持続的な人道支援は非常に重要であり、イスラエルの地上侵攻の有無にかかわらず、可能な限り早急かつ大量に物資を現地に送り込む必要があると指摘。人道支援の一部がイスラム組織ハマスの目的のために転用されるのではないかという懸念を米政権は共有しているが、そのようなことが起こったという証拠はないと述べた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・カービー戦略広報調整官「米・イスラエル当局者はイスラエルによるガザへの地上侵攻について率直に話し合ってきたが、時期などの詳細については最終的にはイスラエル当局者次第だ」「持続的な人道支援は非常に重要であり、イスラエルの地上侵攻の有無にかかわらず、可能な限り早急かつ大量に物資を現地に送り込む必要がある」「人道支援の一部がイスラム組織ハマスの目的のために転用されるのではないかという懸念を米政権は共有しているが、そのようなことが起こったという証拠はない」)
しかしイスラエル政府の高官はNHKの取材に対して、燃料の持ち込みを認めればハマス側にわたってロケット弾の発射などに利用されるおそれがあると懸念を示していました。
また、ネタニヤフ首相も「食料と水、医薬品にかぎり、エジプトから持ち込むことを妨害しない」としていて、燃料は含まれないとする立場を示していました。
BREAKING - Biden says can ‘talk’ about Israel-Hamas ceasefire only after hostages released https://t.co/5QmdnZdV3r
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) October 23, 2023
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・バイデン大統領「人質解放後にのみ停戦について話せる」)
中東の米軍基地への攻撃、イランが背後で手助け=米戦略広報調整官 https://t.co/RPEuVrSjwL
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は23日、イラクやシリアの米軍基地に対する親イラン武装勢力のロケットや無人機攻撃を、イランが積極的に手助けしているケースが幾つかあると指摘し、バイデン大統領が国防総省に対応強化を指示したと明らかにした。
パレスチナ自治区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへの襲撃を行った7日以降、中東地域における米軍事施設への攻撃が増加している。
カービー氏は、過去1週間、特にここ数日でそうした攻撃が増えていると説明。背後ではイラン政府とイラン革命防衛隊が支援しているとの米国側の分析を示した上で、攻撃がエスカレートする可能性を深く懸念していると述べた。
一方で「イランの目的は中東地域で一定の拒否能力を維持することだとわれわれは承知しているが、それを許すつもりはない。われわれはこの地域における米国の権益へのいかなる脅威も野放しにはしない」と強調した。
“シリアやイラクの米軍基地攻撃 イランが関与” 米高官https://t.co/JPjAsJPQUR #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 24, 2023
アメリカ国防総省は23日、アメリカ軍の部隊が駐留するシリアの基地に攻撃型無人機が飛来し撃ち落としたとしたうえで、イランが支援する勢力がシリアとイラクに駐留する部隊に対し断続的に攻撃を行っていると明らかにしました。
一方、イランの国営通信は、イランが支援する勢力が23日、シリアにあるアメリカ軍が駐留する基地などを攻撃したと伝えるとともに、無人機が飛び立つ様子の映像を公開しました。
攻撃が相次いでいることについてホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は記者会見で「中には、イランが積極的に支援したり、争いに乗じて利益を得ようとする勢力を扇動したりしているものもある」と述べ、イランの関与を指摘しました。
そのうえで「この地域におけるわれわれの利益を脅かすことは許さない」と述べ、イスラエル軍とイスラム組織ハマスによる軍事衝突が続く中、混乱に乗じて衝突の拡大をねらう動きは抑え込むと強調し、イランを強くけん制しました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・カービー戦略広報調整官「シリアやイラクの米軍基地攻撃、イランが積極的に手助けしているケースが幾つかある」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ナセル・カンディル(レバノンの政治家)「ヒズボラ、イスラエルの電子戦最先端基地2か所を破壊」・中東最大の電子戦基地)
イスラエル、人質理由に地上攻撃遅らせる考えない─閣僚=独紙 https://t.co/ybQCaFsbVJ
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
イスラエルのカッツ・エネルギー相は、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻計画について、拘束されている人質の問題を理由に遅らせる考えはないと述べた。ドイツ紙ビルトが24日、インタビューを掲載した。
カッツ氏は人質解放に向けてあらゆる措置を講じるとした一方、そうした取り組みが「地上攻撃を含むわれわれの行動を妨げることはできない」と述べた。
また「ハマスはわれわれが人質に対処することを望み、(イスラエル)軍がハマスのインフラを取り除くために突入しないことを期待している。それは起きない」と語った。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・以カッツ・エネルギー相「人質理由に地上攻撃遅らせる考えない」「ハマスはわれわれが人質に対処することを望み、(イスラエル)軍がハマスのインフラを取り除くために突入しないことを期待している。それは起きない」)
EU外相、イスラエル「人道停戦」支持に近づく 見解になお相違 https://t.co/GiCY4rA0oW
— ロイター (@ReutersJapan) October 23, 2023
欧州連合(EU)は23日にルクセンブルクで開いた外相理事会で、イスラエルとイスラム組織ハマスの「人道的停戦」を支持する方向に近づいた。ただ戦闘がなお続く中、停戦を巡るEU域内の見解の相違は埋められていない。
国連のグテーレス事務総長は、ハマスが実効支配するガザ地区の住民に人道的支援を届けるための停戦を呼びかけており、EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は記者団に対し、これを支持すると表明。フランス、スペイン、オランダ、アイルランド、スロベニア、ルクセンブルクなども支持を表明している。
ボレル氏はその後、ガザ地区を巡る軍事作戦の一時停止は一時的な軍事活動の中断を意味し、本格的な停戦ほど野心的な要求ではないと指摘。この日の外相理事会で、ガザ地区の住民に対する緊急的な人道支援の実施を可能にするために、イスラエルとハマスの戦闘の一時停止が必要との見解が共有されたと述べた。
ボレル氏は外相理事会後、一時停戦について「基本的な合意」が得られたと述べた。ただ3カ国の外交官は匿名を条件に、理事会全体の印象は異なると指摘。EU当局者は26─27日に開かれるEU首脳会議に向け「人道的な一時停止」を呼びかける声明の草案を準備したが、一部の外相が難色を示すなど、EUは一枚岩ではない。
ドイツのベーアボック外相はドイツが現段階で人道的停戦を支持しない理由について、ハマスがイスラエルに対する攻撃を継続していることに言及。「イスラエルに対する大規模な攻撃が行われていることは誰もが知っている。(ハマスが実効支配する)ガザ地区からのテロ行為が続いている限り、人道的な大惨事を終わらせることはできない」と語った。
また、一部外相は一時停戦でイスラエルの自衛権が阻害される可能性があると指摘。オーストリアのシャレンベルク外相は「誰もが当然、暴力の応酬が終わることを望んでいる。ただ、イスラエルには自衛権がある」としたほか、チェコのリパフスキー外相は「テロ組織であるハマスが実効支配するガザ地区で、どのように停戦を成立させることができるのか」と疑問を呈した。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・EU外相理事会「人道的な一時停止」・独ベーアボック外相/墺シャレンベルク外相/捷リパフスキー外相・難色示す)
ハマス、イスラエルがハマス幹部を刑務所で「暗殺」と非難 https://t.co/fHLoDhVhsS
— ロイター (@ReutersJapan) October 23, 2023
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは23日、イスラエルがイスラエルの刑務所に収容されていたハマス幹部でヨルダン川西岸北部出身のOmar Daraghmeh(58)を「暗殺」したと非難した。
これに先立ち、イスラエル当局は23日、パレスチナ人の囚人が「体調不良を訴え、検査のために刑務所内診療所に向かった」後に死亡したと発表した。囚人の名前は明かさなかったが、1965年生まれでヨルダン川西岸北部の出身だという。
イスラエル当局はこの囚人の死亡状況を調査中とした。囚人が殺害されたというハマス側の主張に関するコメントは現時点で得られていない。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ハマス「イスラエルがハマス幹部を刑務所で『暗殺』)
BREAKING 🚨 BIDEN: "I have to go to the situation room, I have another issue that I have to deal with."
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) October 23, 2023
pic.twitter.com/W4tQGuwYrp
速報🚨バイデン: 「私は状況室に行かなければなりません。対処しなければならない別の問題があります。」
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・バイデン大統領「シチュエーションルーム行かなければならない」)
速報:シリア内の米軍の大基地2カ所が、シリアとイラクの親イラン準軍事組織に攻撃され、1カ所で大爆発があったもよう(映像未確認)。その他の米軍基地にも自爆ドローン攻撃が一斉にあったもよう。これを受けてバイデン大統領は記者会見を途中で打ち切り。 pic.twitter.com/v8xE27rwoU
— J Sato (@j_sato) October 23, 2023
🇮🇱 Former Director of Israel’s Mossad admits that Israel armed Al Qaeda! pic.twitter.com/Iu94Dty692
— Jackson Hinkle 🇺🇸 (@jacksonhinklle) October 23, 2023
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・モサド元長官「イスラエルがアルカイダを武装させた」)
中東巡る特定国の一方的な動き、紛争拡大リスク高める=ロシア外相 https://t.co/L9ElwQHLNh
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
ロシアのラブロフ外相は23日、中東地域の紛争解決に向けた一方的な動きは状況を悪化させるだけで、米国は危機対処において新たな方策を提示していないと批判した。インタファクス通信がテヘランで行われた地域会合後の発言として報じた。
ラブロフ外相は「特定の一国がこうした『イニシアティブ』に動けば、一般的にリスクは増大し、紛争拡大の危険が高まる」と強調。足元必要な措置は、停戦のお膳立てや人道問題の解決、「2国家」の原則に基づく和平実現に向けたメカニズムを見いだすことと述べた。
また、米国が「中東カルテット(米、ロシア、欧州連合(EU)、国際連合)」の活動を停止させたとし、ブリンケン米国務長官に「妙案があるのかもしれないが、われわれは認識していない」とした。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ラブロフ外相「一方的な動きは状況を悪化させるだけ」「足元必要な措置は、停戦のお膳立てや人道問題の解決、『2国家』の原則に基づく和平実現に向けたメカニズムを見いだすこと」「米国が『中東カルテット(米、ロシア、欧州連合(EU)、国際連合)』の活動を停止させた」「ブリンケン米国務長官に妙案があるのかもしれないが、われわれは認識していない」)
中国、イスラエル・パレスチナ和解貢献へ最大限努力=国営メディア https://t.co/adDGgThDxt
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
中国の王毅外相は23日にイスラエルのコーヘン外相と電話会談し、中国はパレスチナとイスラエルの和解に貢献するために最大限の努力をすると述べた。中国国営メディアが24日に伝えた。
王氏は平和につながる限り、いかなる解決策も強く支持すると表明。今回の対立は「戦争か平和かの重大な選択」を伴うと指摘した。
また、イスラエルに現地の中国国民と企業の安全を守るために効果的な措置を取るよう求め、「全ての国は自衛の権利を持っているが、国際人道法を順守し民間人の安全を守るべきだ」とも述べた。
中国はこの紛争における暴力や民間人への攻撃を非難しており、王氏はイスラエルの行動が「自衛の範囲を超えている」と述べているが、これまでイスラム組織ハマスには言及していない。
王氏はパレスチナのマリキ外相とも個別に電話協議し、自治区ガザの人々に深い同情の意を表明。ガザの住民が最も必要としているのは武器や地政学的な計算ではなく、安全保障と戦争を止めて平和を促進する努力だと語った。
中国はイスラエルとパレスチナの和平交渉再開を促進するため、「より権威があり、広範で効果的な国際平和会議」の早急な開催を求めるとした。
「国連安全保障理事会はその責任を効果的に果たすべきであり、国際社会は緊急に行動しなければならない。そして域外の国々、特に主要国は客観的で公平であるべきだ」と述べた。
中国とロシアは、パレスチナ人の正当な民族的権利が満たされていないという立場を共有している。一方、米国はハマスの攻撃を非難し、イスラエルの自衛権を全面的に支持している。
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報によると、中国は中東への軍艦派遣について、通常の護衛任務や友好的な訪問の一環で紛争への干渉ではないことを明確にした。
中東に展開する中国軍艦を巡る報道を受け、在米中国大使館の報道官が「根拠のない誇張」をやめるよう求めたという。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・王毅政治局委員兼外相「平和につながる限り、いかなる解決策も強く支持する」「全ての国は自衛の権利を持っているが、国際人道法を順守し民間人の安全を守るべきだ」・以コーヘン外相・王毅「ガザの住民が最も必要としているのは武器や地政学的な計算ではなく、安全保障と戦争を止めて平和を促進する努力だ」「より権威があり、広範で効果的な国際平和会議の早急な開催を求める」「国連安全保障理事会はその責任を効果的に果たすべきであり、国際社会は緊急に行動しなければならない。そして域外の国々、特に主要国は客観的で公平であるべきだ」・マリキ外相・環球時報「軍艦派遣は通常の護衛任務や友好的な訪問の一環で紛争への干渉ではない」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・中露「パレスチナ支援」共通大義・シンガポール国立大学中東研究所シニア研究フェロージャン・ルー・サマーン「中国とロシアはガザ危機における米国の負の役割を強調することで明らかに利害が一致し、それは米国に代わる世界秩序の構築が必要という両国の主張にも合っている」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・中国王毅政治局委員兼外相「問題の根本的な原因は、パレスチナ人の悲願である独立国家の実現が遅れていることと、パレスチナ人が被った歴史的な不公正が是正されていないことにある」「パレスチナ人に対する不正義を、これ以上続けることはできない」・EUボレル上級代表)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・中国王毅政治局委員兼外相「イスラエルの行為は自衛の範囲を超えている」「中国は、サウジをはじめとするアラブ諸国と協力し、パレスチナ問題を2国家解決の正しい軌道に戻し、包括的、公正かつ永続的な方法で解決できるよう推進する」・沙ファイサル外相は「中国は世界の平和と安定を促進する上で重要かつ基本的な役割を果たしている」)
中国外相、パレスチナ・イスラエル外相と電話会談 https://t.co/FIZExbfUMj
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) October 24, 2023
中国の王毅(ワンイー)外相は23日、パレスチナ自治政府のマリキ外相、イスラエルのコーヘン外相とそれぞれ電話で会談した。
中国外務省の発表によると、王氏はマリキ氏との電話で、自治区ガザ地区の住民に「深く同情する」と述べ、「ガザの人々が最も必要としているのは安全と食料、医薬品だ。戦争や武器、弾薬ではない。必要なのは戦争を終わらせ和平を推進する努力で、地政学的な打算ではない」と強調した。
そのうえで、パレスチナとイスラエルによる「二国家共存」がパレスチナ問題を解決する唯一の方法だとして改めて支持を表明。できるだけ早い時期に「より大きな権威を持ち、広範で効力のある和平会議」を開催するべきだと訴えた。
さらに「国連安全保障理事会は責任を負うこと、国際社会は至急行動すること、地域外の諸国、特に大国には客観性と公平さが必要だ」と主張した。
コーヘン氏との会談では、「すべての国は自衛権を持つが、国際人道法を守らなければならない」「現時点の最優先課題は、緊張がさらに激化して深刻な人道災害につながる事態を避けることだ」と述べた。
王氏はこれまで、イスラエルの行動が「自衛の範囲を超えている」と非難してきた。
同氏はコーヘン氏に対しても、二国家共存が国際社会の一致した目標だと説明し、双方に「平和的な共存」に向けた和平交渉の再開を求めると述べた。
中国はパレスチナ問題について利己的な利害関係を持たず、二国家共存案に基づく公平で包括的な解決を望んでいると強調した。
マクロン仏大統領、過激派との戦いでイスラエルとの協力表明 https://t.co/8aX7BDF78s
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
フランスのマクロン大統領は24日、イスラエルを訪問し、イスラム過激派との戦いでイスラエルを孤立させないと表明した。
エルサレムでヘルツォグ大統領と会談し、フランスはイスラエルと協力すると述べ、ガザの人質解放を第1の目標とすべきと指摘した。
「混乱をもたらしたり紛争を拡大させたりせずテロと戦うのがわれわれの義務だ」と語った。
仏大統領補佐官らによると、マクロン大統領はイスラエルとの結束を示すだけでなく、事態の悪化を防ぎ、人質を解放し、イスラエルの安全を確保し、2国家共存による解決に向けて取り組むための「可能な限り実行可能な提案」をしたい考え。また人道的停戦を訴えるという。
仏大統領府はマクロン氏がイスラエルのネタニヤフ首相のほか野党指導者とも会談すると説明した。パレスチナ自治政府はアッバス議長がマクロン氏と会談すると明らかにした。
しかし一部のアナリストは、マクロン氏がフランス伝統の親アラブ外交から英米の親イスラエル路線にシフトしていると指摘し、中東における同氏の影響力は限られるとの見方を示している。
フランス国際関係戦略研究所(IRIS)の外交政策専門家カリム・エミール・ビタール氏は「地中海以南におけるフランスのソフトパワーはかなり衰えた。フランスと他の西側諸国との違いは何もないという印象だ」と語った。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・仏マクロン大統領・イスラエル訪問・仏大統領補佐官「マクロン大統領はイスラエルとの結束を示すだけでなく、事態の悪化を防ぎ、人質を解放し、イスラエルの安全を確保し、2国家共存による解決に向けて取り組むための「可能な限り実行可能な提案」をしたい考え」「人道的停戦を訴える」・アナリスト「マクロン氏がフランス伝統の親アラブ外交から英米の親イスラエル路線にシフトしている」・フランス国際関係戦略研究所外交政策専門家カリム・エミール・ビタール「仏政府がパレスチナ支持のデモを全面的に禁止したことがマクロン氏がアラブ世界で信用を失った理由の一つだ」)
ガザ地区に3日連続で支援物資搬入 国連が発表https://t.co/rQPANuMFsu #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 23, 2023
国連は23日、深刻な人道危機に陥っているパレスチナのガザ地区にエジプトとの境界の検問所から人道支援物資を載せたトラックが入ったと発表しました。
ガザ地区では21日以降、エジプトからラファ検問所を経由して人道支援物資の搬入が始まっています。
OCHA=国連人道問題調整事務所の発表によりますと、23日、水や食料、それに医薬品などの物資を積んだトラック20台がガザ地区に入ったということです。
支援物資には燃料は含まれず、パレスチナ難民を支援するUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関では、今後2日以内に燃料が尽き、水や食料の供給、医療にも影響が出るおそれがあるとしています。
支援物資が搬入されたのは3日連続で、人道状況の改善に向けて今後も継続的に行えるかが焦点です。
ガザ地区では、イスラエル軍の空爆により推定でおよそ140万人が家を追われ、このうちおよそ58万人が国連が指定した150の緊急避難所に避難しているということです。
避難所1か所あたりの平均の避難者の数はすでに収容基準の2.5倍以上に達し、支援関係者から過密状態だと報告されているということです。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ガザ地区に3日連続で支援物資搬入・燃料は含まれず)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル戦車がエジプト拠点に誤射・ガザに2日連続支援物資搬入)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・17日目②)
I wanted to share some thoughts on what’s happening right now in Israel and Gaza.https://t.co/fEaYWFisnN
— Barack Obama (@BarackObama) October 23, 2023
ハマスがイスラエルに対して恐ろしい攻撃を開始し、無防備な女性や子供、高齢者を含む1,400人以上のイスラエル市民を殺害してから17日が経過した。このような言語に絶する残虐行為の余波を受け、アメリカ政府とアメリカ国民は、家族の悲しみを分かち合い、愛する人の帰還を祈り、イスラエル国民との連帯を宣言した。
先の投稿で述べたように、イスラエルにはこのような無謀な暴力から市民を守る権利があり、私はバイデン大統領が、ハマスの後を追い、その軍事力を解体し、何百人もの人質を安全に家族のもとに戻すために、米国が長年の同盟国を支援するよう呼びかけたことを全面的に支持する。
しかし、イスラエルを支持すると同時に、イスラエルがハマスとの戦いをどのように進めるかが重要であることも明確にすべきである。特に、バイデン大統領が繰り返し強調しているように、イスラエルの軍事戦略が、可能な限り民間人の死や苦しみを避けようとする法律を含む国際法を遵守していることが重要である。こうした価値観を守ることは、それ自体が重要である。なぜなら、それは道徳的に公正であり、すべての人間の生命に固有の価値があるという私たちの信念を反映しているからである。これらの価値観を守ることは、同盟関係を築き、国際世論を形成するためにも不可欠である。
これは非常に困難な課題である。戦争は常に悲劇的なものであり、最も注意深く計画された軍事作戦でさえ、しばしば民間人を危険にさらす。バイデン大統領が先ごろイスラエルを訪問した際に指摘したように、アメリカ自身、戦争に従事する際、時として我々のより高い価値観から外れてしまうことがある。9.11の後、アルカイダから自国を守るためにとった措置について、アメリカ政府は同盟国の助言にさえ耳を傾けようとはしなかった。今、イスラエル市民が組織的に虐殺され、ユダヤ人に対する迫害の最も暗い記憶を呼び起こすような大虐殺が起こった後では、多くのイスラエル人が、ハマスの根絶とこのような攻撃が二度と起こらないようにするために必要なことは何でもするよう政府に要求するのは理解できる。しかも、ハマスの軍事作戦はガザ内に深く浸透しており、その指導者たちは意図的に市民の中に身を隠しているように見える。
それでも、世界はこの地域の出来事を注視しており、人的犠牲を無視したイスラエルの軍事戦略は、最終的に裏目に出る可能性がある。すでにガザ空爆で数千人のパレスチナ人が死亡し、その多くは子どもたちである。数十万人が家を追われている。捕らわれの身となった民間人への食料、水、電気を断つというイスラエル政府の決定は、深刻化する人道的危機を悪化させるだけでなく、パレスチナ人の態度を何世代にもわたって硬化させ、イスラエルに対する世界的な支持を低下させ、イスラエルの敵の手に乗り、この地域の平和と安定を達成するための長期的な努力を損なう恐れがある。
したがって、イスラエルが窮地に陥っているときにイスラエルを支援する私たちが、これ以上の民間人の犠牲を最小限に抑えながらハマスの無力化を図る戦略を奨励することが重要なのだ。バイデン政権の水面下での外交もあって、イスラエルが最近、救援トラックのガザ入りを許可するようになったことは心強い一歩だが、ますます絶望的になっているガザ住民への重要な援助や物資の供給を加速させるために、私たちは国際社会をリードし続ける必要がある。そして、将来の和平の見通しはこれまで以上に遠のいたように見えるかもしれないが、私たちは、イスラエルの生存権を認めているパレスチナの指導者や組織と協力し、パレスチナ人が自決への正当な願望を達成するための実行可能な道筋を明らかにし始めるよう、この地域のすべての主要な関係者に呼びかけるべきである。
最後に、非常に複雑な状況に対処するために、多くの人々が苦しみ、情熱が高ぶるのは当然である。
それは、あらゆる場所で、あらゆる形の反ユダヤ主義に積極的に反対することを意味する。それは、イスラエルの人々が耐えてきた恐ろしい悲劇を最小限に抑えようとする努力を拒否することであり、また、どのような理由であれ、罪のない人々を故意に虐殺することを正当化できるという道徳的に破綻した提案を拒否することでもある。
それは、反イスラム、反アラブ、反パレスチナ感情を拒否することを意味する。パレスチナ人すべてをハマスやその他のテロリスト集団と一緒にすることを拒否するということだ。ガザの人々に対する非人間的な言葉や、ガザであれヨルダン川西岸地区であれ、パレスチナの人々の苦しみを無関係あるいは非合法なものとして軽視することを避けるということだ。
それは、イスラエルにはあらゆる存立権があること、ユダヤ民族には古くからの歴史的ルーツである安全な祖国への権利があること、そして、過去のイスラエル政府が紛争を解決し、2国家解決への道を提供するために有意義な努力をした事例があったが、結局は相手側に拒否されたことを認めるということである。
それは、パレスチナ人が何世代にもわたって紛争地域で暮らしてきたこと、彼らの多くがイスラエル建国時に移住を余儀なくされただけでなく、イスラエル政府から暗黙の、あるいは明確な支援を受けてきた入植者運動によって強制的に移住させられ続けていることを認めるということである; そして、善意の人々が反ユダヤ主義者でなくとも、パレスチナの権利を擁護し、ヨルダン川西岸とガザにおけるイスラエル政府の政策に反対することは可能なのだ。
おそらく最も重要なことは、意見の異なる相手に対して常に最悪の事態を想定しないことを選ぶべきだということだ。ソーシャル・メディア上で絶え間なく誹謗中傷や荒らし、誤った情報が飛び交う時代、多くの政治家や注目を集めようとする人々が、光よりも熱を放つことに利点を見出す時代において、いかなる問題に関しても、尊敬に満ちた対話を期待するのは非現実的かもしれない。しかし、イスラエルとパレスチナの子どもたち、そして私たち自身の子どもたちの未来の世代に、平和と安全、そして尊厳の可能性を開いておくことを考えるなら、少なくとも私たち自身の言動において、子どもたちに受け継いでほしい世界のあり方を模範とする努力をすることは、私たち全員に課せられた責務である。
以下は、この紛争に関するいくつかの有益な視点と背景へのリンクである:
●Israel Is About to Make a Terrible Mistake by Thomas L. Friedman
● ‘I Love You. I Am Sorry’: One Jew, One Muslim and a Friendship Tested by War by Kurt Streeter
● A Timeline of Israel and Palestine’s Complicated History by Nicole Narea
● Gaza: The Cost of Escalation by Ben Rhodes
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・オバマ元大統領「人的犠牲を無視したイスラエルの軍事戦略は、最終的に裏目に出る可能性がある」)
オバマ氏、イスラエルの軍事行動に警告 「裏目に出る恐れも」 https://t.co/DxkOXN9KKO
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
オバマ元米大統領は23日、イスラム組織ハマスへのイスラエルの対応について、ガザ地区への食料や水の遮断なども含まれ、国際的支持を弱める可能性があるとの見解を示した。
イスラエルが紛争による人的コストを無視した軍事戦略を遂行した場合、「結果的に裏目に出る恐れがある」と指摘。
「(ガザで)身動きできない民間人への食料、水、電気を断つというイスラエル政府の決定は、深刻化する人道的危機を悪化させるだけでなく、パレスチナ側の態度を何世代にもわたってさらに硬化させ、イスラエルに対する世界的な支持を低下させ、敵の術中にはまり、地域の平和と安定実現への長期的な取り組みを損なう恐れがある」と述べた。
オバマ氏はハマスの攻撃を非難し、イスラエルの自衛権を改めて支持する一方、紛争による民間人へのリスクについて注意も促した。
🇵🇸ハマスは1967年国境での2国家体制に前向き、
— ShortShort News (@ShortShort_News) October 24, 2023
🇮🇱ネタニヤフは1国家体制で領土拡大志向で破滅へ
(カーター元🇺🇸大統領) https://t.co/eu4yblbICz pic.twitter.com/9EdCkSFnmR
「私はハマスの指導者と何度か会談したことがあるが、彼らはイスラエルと1967年の国境線の下で平和的に存在すること、あるいはその国境線をいくらか修正することを喜んで受け入れていると思う。しかし、その一歩は、ハマスとファタハを一緒にして、もう一度まっとうな選挙ができるようにすることだ。それが大前提であり、1967年の国境線に何らかの修正を加えることが、2国家体制解決につながると私は考えている。しかし、ネタニヤフ首相は今、一国家体制での解決への移行を明確に決定したと私は考えている。彼の前任の首相はみな、イスラエルにとって災難になると非難してきた。イスラエルは今、ヨルダン川から地中海までをイスラエルの支配下に置かなければならないと主張しており、自らを破滅へと向かわせていると思う。それは間違いだ」
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・カーター元大統領「ハマスは1967年国境での2国家体制に前向き、ネタニヤフは大イスラエル志向で破滅へ」)
パレスチナの抵抗運動の情報を握るイスラエルの情報機関で長官を務めたアミ・アヤロン氏
— NHKニュース (@nhk_news) October 24, 2023
ハマスせん滅を掲げ、地上作戦に向けて突き進む自国をどう見るのか
その口から出たのは「現在の状況を招いたのは他ならぬイスラエル自身だ」という、意外な言葉でした
記事はこちら↓ https://t.co/0uGFwWu0J1
話を聞いたのは
モサドと並ぶイスラエルの情報機関の1つで、国内情報を担当する「シンベト」の長官を務めたアミ・アヤロン氏です。アヤロン氏はイスラエル海軍で指揮官などを歴任。その後、占領下においてきたパレスチナの抵抗運動に関する情報を一手に握るシンベトの長官を1996年から4年間、務めました。
2000年に退任した後は一転して、イスラエルとパレスチナの2国家共存による中東和平の必要性を強く訴えてきました。
パレスチナと対峙する最前線から和平推進派に転身したアヤロン氏は、ハマスによる大規模な奇襲攻撃、その後のイスラエルによる報復をどう見ているのか。事態収束の道筋をどう考えているのか。話を聞きました。
(以下、アヤロン氏の話。インタビューは10月18日に行いました)
なぜハマスの攻撃を防げなかったのか?
情報機関はハマスの攻撃を防ぐことはできたはずですが、それを怠りました。問題はなぜできなかったかではなく、なぜしようとしなかったのか、ということです。今まさに、治安機関、軍、そしてシンベトの多くの関係者が検証しているでしょう。私はその情報を持ち合わせていませんが、私の理解では「我々の想定が完全に間違っていた」ということだと思います。
そして、その間違った想定とは「ハマスは攻撃してこないだろう」というものです。
なぜハマスが攻撃しないのか。
「ハマスは2年前の5月21日※に軍事的に大きな失敗を犯した。ハマスはガザでの権力を維持するためならどんなことでもする。もしイスラエルを攻撃すれば、ガザでの指導的な立場を失うことを理解している。だからイスラエルを攻撃することはない」
これがイスラエル側の想定、思い込み、でした。
このため、情報機関は、たとえ何かを見たとしても、ガザの支配者であるハマスが自らを犠牲にすることはないだろうと考えました。そして、それは完全に間違っていたのです。
(※ハマスとイスラエル軍は2021年5月10日から21日にかけて攻撃の応酬を繰り返したが、エジプトが仲介を主導し11日間で停戦となった)
攻撃を察知できなかった背景は?
イスラエルの諜報活動は「SIGINT(通信傍受など)」や「HUMINT(人的情報収集)」などを基本としています。ですが、ガザでは人的な情報収集という面では弱い、と言わざるを得ません。
そして、ハマスは十分に賢く、インターネットや携帯電話を使いませんでした。今回の攻撃の全体像を正確に把握していたのは、ハマスの中でも10人いるかいないかだと思います。
どの部隊も自分たちが何をしなければならないかを正確に知っていました。しかし、彼らはそれがいつなのか、そして、全体像については知りませんでした。少人数の指揮官だけが、直接会って話をしていたのです。
インターネットや携帯電話、そんなものは何も使う必要がありませんでした。そして、我々は何も知ることができなかったのです。これは諜報活動の大失態でした。
これまでのガザ政策は間違いだった?
私は20年以上前にシンベトを去りましたが、多くの軍司令官、特にシンベトの長官はみな「ガザに対する政策は間違っている」と言い続けました。
間違った前提に基づいた政策であり、そもそもハマスの理論と戦略を理解していない人たちによる政策だったのです。
選挙で選ばれたのだから何をやってもいい、という考えに基づくもので、そうした政策は15年続きました。
「中東和平交渉の基本方針となってきた2国家共存の実現の阻止、イスラエルの隣にパレスチナ国家が誕生するのを阻止するためなら何でもする」という考え。
そのためには、パレスチナの人々を分断しなければなりませんでした。
この15年間、ネタニヤフ首相率いるイスラエル政府にとって、ハマスが支配するガザとパレスチナ自治政府のヨルダン川西岸を分断することは、非常に都合のいいことでした。
「パレスチナ人には統一した政府、指導部がない。だから、私たちは交渉することができない」
国際社会に対しても、国内向けにも「交渉したいのはやまやまだが、どうすればいいのか。話し合う相手がいない。話すことは何もない」と簡単に言うことができたのです。
しかし、これは完全に間違っています。
パレスチナの人々は自分たちを1つの民族とみなしています。よりよい経済やよりよい教育だけを求めているのではありません。自由を勝ち取り、占領が終わることを求めているのです。
ハマスとファタハをどんなに分断させようとも、少なくとも占領を終わらせるということに関して、彼らが分断されることはないのです。
首相はハマスを“怪物”と言ったが?
ハマスは怪物になりましたが、それはネタニヤフ首相の“助け”があったからです。その意味で、ネタニヤフ首相に責任があります。そのことは、イスラエルの誰もが理解しています。
率直に言って、今回のハマスによる攻撃がイスラエルの人々に、そしてイスラエルの社会にどんな影響を与えるのか、想像もつきません。
今のところは恐怖です。社会全体が恐怖に覆われ、ショック状態にあります。多くのイスラエル人が恐怖を感じ、そして、復讐を求めています。
何が起こったのか、本当に理解するには長い時間がかかると思います。
「ガザからハマスを一掃」できるのか?
その質問に答えるには、まず「ハマスとは何か」を理解する必要があります。ハマスとは、イスラム教の、非常に過激な原理主義者の集団です。
しかし、ハマスとは軍事部門だけではなく、イデオロギーそのものでもあります。イデオロギーを破壊することはできません。軍事力を使いすぎると、逆にイデオロギーに力を与えてしまうこともあります。人々の意思を抑圧することはできないのです。
ハマスの軍事部門を壊滅することはできるでしょう。私が理解するところでは、これが今回の戦争のイスラエル政府の目的です。
イスラエル、パレスチナ双方に非常に大きな痛みを伴いますが、達成することは可能です。
しかし、政治的、イデオロギー的な組織であるハマス、そして多くのパレスチナ人が支持しているハマスを打ち負かすには、人々によりよい選択肢を提示するしかありません。
よりよい選択肢とは?
ハマスと戦う唯一の方法は、2つの国家という政治的地平をパレスチナ人に提示することだと思います。国際決議に従って、イスラエルの隣に国家を持ち、2つの民族のための2つの国家を実現するのです。
1990年代、パレスチナ人の80%がオスロ合意を受け入れていました。
それは「シオニズム運動に賛同した」ということではなく、パレスチナ人はパレスチナ人の国家を望んでいた、占領が終わる日を待ち望んでいたということなのです。
今回の戦争の政治的な目標は、イスラエル人とパレスチナ人、双方にとってよりよい現実をつくることであるべきです。
私たちは今こそ、イスラエルとパレスチナという、2国家共存を実現させなければならないのです。
悲劇を和平のチャンスに変えられるか?
私はできると信じています。今月でヨム・キプール戦争(第4次中東戦争)から50年になります。ヨム・キプール戦争では3週間足らずの間に2700人近くを失いました。
私たちの世代にとっては、地域に対する理解の仕方が変わった瞬間でした。
そして、この血みどろの戦争から4年後にはエジプトのサダト大統領がエルサレムにやってきて私たちと話をすることになり、その2年後にはエジプトとの和平協定が調印されました。
戦争と平和には、直接的な相関関係があります。
イスラエル、パレスチナ、近隣諸国、そしてアメリカにとって、いまこそ、和平を実現するチャンスなのです。
トラウマや恐怖、大きな危機を乗り越えた先に、パレスチナ人とイスラエル人にとってより良い地平、政治的地平をつくるチャンスがあります。
それができるかどうかは、私たち次第です。
和平実現のために必要なことは?
交渉のテーブルにつくことが決定的に重要です。交渉なしには何も達成できません。より多くの暴力、より多くの戦闘、そしてより多くの人が死んでいくことになるでしょう。
ただ、和平への機運はイスラエルからもパレスチナからも出てこないでしょう。私たちは痛みを感じ、不幸なことに、イスラエルもパレスチナも憎しみ、復讐を求めているからです。
和平こそが、私たちが求めていかなければならない唯一の未来であると理解していても、誰も口にしないのです。
ですから、和平への機運は国際社会から生まれるべきであり、バイデン大統領にはリーダーシップを発揮する能力があります。
過去にも同じことがありました。エジプトとの和平協定はアメリカで調印されたのです。
アメリカのカーター大統領が主導し、サダト大統領、そしてベギン首相が成し遂げた和平は、国際社会の仲介なしには達成できませんでした。
今回もその責任はアメリカ大統領にあります。
それは、イスラエルを気にかけているというだけではなく、世界的な紛争を避けるため、そして、軍隊を派遣することなく、この地域でのアメリカのリーダーシップを発揮するために、バイデン大統領はその責任を負わなければならないのです。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル情報機関「シンベト」アミ・アヤロン元長官「私は20年以上前にシンベトを去りましたが、多くの軍司令官、特にシンベトの長官はみな『ガザに対する政策は間違っている』と言い続けました」「『選挙で選ばれたのだから何をやってもいい』『中東和平交渉の基本方針となってきた2国家共存の実現の阻止、イスラエルの隣にパレスチナ国家が誕生するのを阻止するためなら何でもする』という考え」「そのためには、パレスチナの人々を分断しなければなりませんでした」「ハマスは怪物になりましたが、それはネタニヤフ首相の“助け”があったからです」「そのことは、イスラエルの誰もが理解しています」「ハマスと戦う唯一の方法は、2つの国家という政治的地平をパレスチナ人に提示することだ」「今回もその責任はアメリカ大統領にあります」)
"なぜパレスチナ人は非暴力抵抗をしないのか?
— J Sato (@j_sato) October 24, 2023
この2週間、この質問をよく耳にしたことだろう。
簡単に答えよう。
1987年来、非暴力抵抗を繰り返してきたが、その度に暴力・虐殺によって封じ込められてきたからである。詳しい歴史的事実はスレッドで" https://t.co/1iH9nzoGNj
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・なぜパレスチナ人は非暴力抵抗をしないのか?)
2021年 国連
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) October 24, 2023
🇵🇸パレスチナに対する人権侵害についての報告書を渡されたことが気に入らなかったイスラエル代表が報告書を破り捨てる映像 pic.twitter.com/oYD14KyXnG
🇷🇺ロシアチャンネルワン・イスラエル特派員🗣️当局が主張するように🇮🇱イスラエル軍は準備ができているが何も動いていない。
— morpheus🪖Reloaded⚔️地滑り的勝利への覚醒🏆 (@Reloaded7701) October 24, 2023
いつ作戦が宣言されるのか。
ガザ周辺には大軍がいるが地上作戦を開始する動きはない。人質交渉の話もあるが今のところ公式な声明は出ていない。… pic.twitter.com/SAbqfsoFSb
🇷🇺ロシアチャンネルワン・イスラエル特派員🗣️当局が主張するように🇮🇱イスラエル軍は準備ができているが何も動いていない。
いつ作戦が宣言されるのか。ガザ周辺には大軍がいるが地上作戦を開始する動きはない。人質交渉の話もあるが今のところ公式な声明は出ていない。
開戦からしばらく経ち人々はなぜこんな事が起きたのか、なぜ誰も責任を取らないのか、と疑問を投げかけている。 ネタニヤフ首相は全会一致を強調しているが政府内には分裂があるという噂もある。
🇱🇧レバノンとの第二戦線について…
北部の状況はまだコントロール下にあり局地的な砲撃は続いている。
イスラエルが軍事作戦を開始するかどうか誰もが様子をうかがっている。
ハマス側はここ数日、砲撃の激しさを減らしている。🐸理由として1つは米軍が一旦ストップをかけている事、もう1つはネタニヤフが作戦の困難さを理解している事が理由あると考えられる。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ロシアチャンネル1イスラエル特派員「当局が主張するようにイスラエル軍は準備ができているが何も動いていない」)
イスラエルのシンクタンク世論調査 政府への信頼度 20%に低下https://t.co/1GO3FRLhnN #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 24, 2023
イスラエルのシンクタンク、民主主義研究所は23日、10月18日から19日にかけてイスラエル国内の600人以上を対象に行われた世論調査の結果を発表しました。
それによりますと、
▽イスラエル政府への信頼度はことし6月時点の26%から20%に低下しました。▽イスラエル軍に対する信頼度は87%と高い数字を維持しましたが、
▽軍の高官に対しては45%に低下しました。▽ハマスに捕らえられている人質については49.5%が解放のためにハマスと交渉すべきだと答えましたが、
▽このうち戦闘を一時停止してでも交渉すべきと答えた人は17.5%でした。また、
▽ガザの民間人のことを考慮すべきかという質問には、ユダヤ人に限ると半数近い47.5%が「考慮すべきでない」と回答しました。このほか、
▽レバノンのシーア派組織ヒズボラとの戦闘を始めるべきかという質問には、43%が今すぐ始めるべきと回答した一方、
▽41.5%は戦闘を避けるべきだと回答し、意見が大きく分かれました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・スラエル国内世論調査・イスラエル政府への信頼度・6月時点26%から20%に低下)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・18日目①)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ブリンケン国務長官「2週間前」・マーガレット「その後の2週間」「なぜ米国は少なくとも一時的な停戦を最初に要求しないのか?」・FaceTheNation)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル戦車がエジプト拠点に誤射・ガザに2日連続支援物資搬入)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・バイデン大統領/ネタニヤフ首相・電話会談・UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関フィリップ・ラザリーニ事務局長「燃料は3日で尽きる。燃料がなければ水も供給できないし、病院も機能しない」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・米欧加6か国首脳共同声明「イスラエルへの支持とテロに対する自衛の権利について改めて表明するとともに、民間人の保護を含む国際人道法の順守を求めていくことを確認した」「人道支援を安定的に確保できるよう、地域の関係国との調整を続けていく」「ガザ地区から出ることを希望する自国民の支援に向けて緊密に連携していく」「人質全員の即時解放」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・米欧加6か国首脳共同声明「地域的拡大抑止」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・米欧加6か国首脳共同声明「特にガザからの脱出を希望する自国民を支援するために緊密に協力することを約束」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・フランス・裁判所「個別的に禁止の是非を決定するよう命じる」・パリ以外各都市デモ許可・パリで初許可・警察「主催者がハマスによるイスラエル攻撃を非難すると表明したことから許可した」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・オースティン国防長官「地域全体で米軍部隊や米国民に対する攻撃が、大幅にエスカレートする可能性を想定している」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・16日目②)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・パレスチナメディア「イスラエル軍機が23日未明、パレスチナ自治区ガザの3つの病院付近を空爆」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ABC「国連が忠告しているように立ち止まって一歩下がり周囲を見渡し、感情的にではなく、計算して対応したほうがいい」以ベネット前首相「イスラエルにはパレスチナ人の死に対する責任はない」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・Economist最新号「・ガザにおけるイスラエルの正当性の窓は狭まっている・イラン、ロシア、中国は騒乱から利益を得ている」・J_Sato「両建てスポンサーはイスラエルを見捨てるシナリオなのかな」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル軍ラジオ「イスラエルは、米軍が追加到着するまでガザへの地上侵攻を延期するというワシントンの要請に同意した」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ナセル・カンディル(レバノンの政治家)「ヒズボラ、イスラエルの電子戦最先端基地2か所を破壊」・中東最大の電子戦基地)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・斯ホセイン・アミル・アブドラヒアン外相「アメリカとその代理国であるイスラエルが、ガザ地区での人道に対する犯罪行為とジェノサイド(集団虐殺)を即座に停止しなければ、いつ何が起きてもおかしくなく、この地域が制御不能に陥るだろうということを、警告しておく」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イラン外交高官「イランの指導部、とりわけ最高指導者ハメネイ師にとって、最優先事項はイランの存続だ」「だからこそ、イラン当局は攻撃開始以来、イスラエルに対して強い言い回しを用いながらも、少なくとも今のところ、直接的な軍事的関与を控えている」・ヒズボラ情報筋「低レベルの戦闘はイスラエル軍を忙殺させつつ、新たな主要戦線は開けないよう意図されたものだ」・イラン高官2人「国内では経済危機と社会問題を背景に指導部への反感が強まっており、指導部はこれを鎮めながら直接紛争に関与する余裕はない」・バイデン大統領「ヒズボラが戦争を始めた場合、米軍はイスラエル軍と一緒に戦うとバイデン氏側近がイスラエルに示唆した、というイスラエルメディアの報道をきっぱりと否定」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・中国翟隽(ザイ・ジュン)中東問題担当特使「非常に深刻」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・中露「パレスチナ支援」共通大義・シンガポール国立大学中東研究所シニア研究フェロージャン・ルー・サマーン「中国とロシアはガザ危機における米国の負の役割を強調することで明らかに利害が一致し、それは米国に代わる世界秩序の構築が必要という両国の主張にも合っている」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・morpheus「ロシア軍本隊が手付かず無傷なのはシリア戦の為に温存してあると聞いていた。まさに今プ~さんの読み通り」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・morpheus「エゼキエル書38章1節〜7節」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ジェフリー・サックス「米国がノンストップで軍事的アプローチを行い秘密裏に政権交代作戦を行った時代である。その結果、米国は複数の熱い戦争に巻き込まれ、世界的に大きな不安を抱え、予算は負債に溺れた」「世界は今、アメリカが主張している事に完全に反対している」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ペスコフ報道官「バイデンが語った様に新しい世界秩序が本当に必要だ。全く同じ意見だ。しかしアメリカにはそれを構築する能力は全くない」
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・17日目①)