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 地方を取材していると、意外なところに年収数千万の富裕層がいて驚くことがある。株やFXなどで人知れずに富を築いた人もいれば、実は都心の一等地に不動産を持っている人もいる。本当は東京で事業を手掛けたいのに親戚づきあいや取引先の事情で、地方で暮らす人もいるし、逆に、東京に出ないからこそ地方で無双できるなどと考えている人もいる。

 事情は実に様々だが、地方で富裕層が生活するうえでは、面倒なことがかなり多いそうだ。具体的には、東京の富裕層のような贅沢ができず、慎ましやかな暮らしを営んでいる人が少なくない。地方では周りの目を極端なまでに気にして生きる必要があるためだ。

 さらに、地方は、コンプライアンスの意識が都心より遥かに希薄である。例えば、役所の人間の口が極めて軽いことが挙げられる。本来はそれではいけないと思うのだが、職業上、知り得たことを平気でベラベラとしゃべってしまう。

 地元で高額な納税をしたり、銀行に大金を預金したりすれば多額の財産があることがばれてしまうリスクも高いため、様々な防衛策をとっているという。例えば、地方の富裕層の間では現金志向が強い。資産を隠すために都合がいいからだ。NFTにせよ、仮装通貨にせよ、取引の記録が残る。一方、現金は極めて匿名性が高く、記録が残らないメリットがある。もちろん、脱税が目的ではなく、「富裕層であることがバレない」ために有効なのだ。

 現物資産として人気の高級腕時計やアンティークコインは、地方の富裕層にとっても実に便利なコレクションアイテムである。もっともありがたいのは、家の中で保管がしやすく、近所の人に資産家であることがバレにくい点だという。対して、フェラーリやポルシェなどの、いわゆるわかりやすい高級車やスポーツカーはご法度である。

 地方在住の開業医C氏は、3年間に及んだコロナ騒動で、ワクチン接種の補助金で莫大な富を得た。

 こうした地方の富裕層が稼ぎ出すマネーは、本来であれば地方にとっては貴重な財源になるはずである。ところが、地方では金持ちをねたんだり、ひがんだりする声を多く聞く。そうした富裕層が資産を分散させたり、地元以外で納税したりしてしまうと、地元にとって大きな損失であるはずだ。

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