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#イギリス(主要な為政者全員・世界経済フォーラム・メンバー)

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#イギリス(スナク内閣・人事・キャメロン元首相→外相・声明「ウクライナでの戦争や中東の危機など世界的に深刻な課題に直面している今、同盟国を支え、パートナーシップを強化し、私たちの声を届けることが重要だ」)

13日に英内相を解任されたスエラ・ブラヴァマン議員が14日、リシ・スーナク首相宛ての書簡を公開した。スーナク氏が主要政策で何度も失敗し、移民に関する公約を破ったと痛烈に批判している。

書簡の中でブラヴァマン氏は、スーナク氏が「困難な選択を避ける」ために「希望的観測」を採用していたと指摘した。

イギリスの最高裁判所は15日朝に、欧州から英仏海峡を渡ってきた亡命希望者の一部を東アフリカのルワンダへ移送する政府計画について、合法性を判断する予定。

イギリス政府は、危険な渡航をやめさせ、人身売買業者の活動を阻止するために必要な計画だと説明している。一方、慈善団体や野党などはこれに反発。昨年には欧州人権裁判所(ECHR)の差し止めを受け、移送が中止となった経緯がある。

ブラヴァマン氏は内相時代、この計画は「自分の夢」だと話し、強く推進していた。

15日の最高裁の判断によっては、保守党内で欧州人権条約をめぐる分断が再燃する可能性もある。

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公開書簡の中でブラヴァマン氏は、昨年にリズ・トラス首相(当時)が失脚した後、主要分野におけるさまざま約束と引き換えに、スーナク氏の内閣で働くという密約を交わしたのだと述べた。

また、自分の支援が「大事な要因」となって、スーナク氏の党首選勝利と首相就任がかなったと主張した。

その上で、ルワンダの政策が裁判によって頓挫(とんざ)しないよう、政府内で人権法の抑制を主張していたと付け加えた。

しかし、不法移民法成立時に首相が妥協したことで、たとえ最高裁が合法と判断しても、欧州人権条約に基づく提訴に対して、この政策が「脆弱(ぜいじゃく)」なものになってしまったのだとした。

ブラヴァマン氏は、最高裁の判断が政府方針に反するものだった場合、スーナク氏は移民の渡航を止めるという主要政策で「1年を無駄にした」ことになると指摘。「振り出しに戻るだけだ」と述べた。

「さらに悪いことに、礼儀正しい世論を動揺させることなく、自分の意志でこの事態を切り抜けられるという、あなた(スーナク氏)のその素敵な考えは、信頼できる次善策の準備を怠っていることと同じだ」

首相官邸の報道官は、ブラヴァマン氏の仕事に感謝すると述べた一方、「首相はきのう、イギリス国民のための仕事に集中する、力強く一致団結したチームを任命したことを誇りに思っている」と付け加えた。

また、政府は「不法移民に対処するため、イギリスがこれまでに経験したことのないような厳しい法案を提出し、その結果として今年、ボートによる渡航者数を3分の1減らすことができた」と述べた。

その上で、最高裁の判断がどのようなものであれ、首相は「この政策を続ける」とした。

「うまくいかない計画」
ブラヴァマン氏は書簡でスーナク氏に対し、「明白に、繰り返し」優先すべき政策を実現できなかったと指摘した。

「あなたの独特な政治スタイルが政策を実現できない原因なのか、それとも、約束を守る意思が全くないのか。私は今、後者だと結論付けている」

「誰かが率直にならなければならない。あなたの計画はうまくいかないし、我々は選挙で記録的な敗北を喫したし、あなたのリセットは失敗し、そして時間がない。あなたは緊急に路線変更をする必要がある」

ブラヴァマン氏は13日、スーナク氏の内閣改造に先だって解任された。ブラヴァマン氏をめぐっては、ロンドンでの親パレスチナ派デモ行進を前に緊張をあおっていると非難の声があがっていた。

イギリスではロンドンを中心に、イスラエルによるガザ空爆に抗議する大規模な集会が毎週末、行われている。ブラヴァマン氏は英紙タイムズへの寄稿で、ロンドン警視庁が抗議運動で「二重規範」による取り締まりを行っていると指摘していた。

ブラヴァマン氏は書簡の中で、スーナク氏が「我々の街頭でますます悪質になっている、反ユダヤ主義と過激主義がもたらす挑戦に立ち上がることができなかった」と述べた。

「私はヘイト(憎悪)の行進を禁止し、人種差別や脅迫、テロリスト賛美の高まりが地域社会の結束を脅かしているのを食い止めるための法案を検討するよう、声を荒げて訴えた」と、ブラヴァマン氏は主張。首相が「自分自身の政治的リスクを最小限に抑えるために、厳しい決断を先送りしている」と非難した。

「保守党の心理ドラマ」
ブラヴァマン氏はまた、2022年10月に内相就任に同意した条件は「明確な文面の文書」に記されていると述べた。

ブラヴァマン氏に近い情報筋によると、スーナク氏はブラヴァマン氏が作成したという文書を読み、同意した。また、スーナク氏はそのコピーを取り、目撃者もいたという。

この合意には合法的な移民の削減、小型ボートでの海峡横断を止めるための法案に欧州人権条約に優先する対策を盛り込むこと、ブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)の主要法案の施行、そして教育現場に対し、生物学的性別を守り、性別ごとのスペースを確保する「明確な」ガイダンスを発令することなどが盛り込まれていたと、ブラヴァマン氏は主張。

スーナク氏が「我々の合意を裏切り」、「『何をもってしても』小型ボートを止めるという国民との約束を裏切った」と非難した。

最大野党・労働党のリサ・ナンディー影の閣外相はこの公開書簡について、「過去13年にわたって演じられ続けてきた保守党の心理ドラマの最新作に過ぎない。保守党が仲間内で争っている間、残りのイギリスは身代金を要求されている」と批判した。

<解説>クリス・メイソン政治編集長
この書簡は強烈だ。

スーナク首相の政治的能力(あるいはブラヴァマン氏が主張する、その欠如)だけでなく、首相の誠実さに対する直接的で冷徹な攻撃になっている。

ブラヴァマン氏の言葉は嘲笑に満ちている。

裏切り、言い逃れ、軽視、希望的観測、あいまいさ、弱さ……といった具合だ。

ブラヴァマン氏は、スーナク氏の内相になるための条件を提示したと主張している。彼女に近い人々は、スーナク氏はそれを読んで同意し、コピーを取り、目撃者もいたと述べている。

私は14日夜にこの書類を見せてほしいと頼んだが、「今はその時ではない」という返事が来た。

つまり、ブラヴァマン氏は辛辣(しんらつ)な批評をじわじわ繰り出すつもりであり、それが政府に与えるダメージを最大化しようとしているのだ。

首相官邸はこの書簡に、「首相は言葉ではなく行動を信じている」と、冷徹な態度で返した。

15日には英最高裁が、政府の移民のルワンダ移送計画について合法性を判断する。これが首相官邸のいう首相の行動、あるいはその欠如を示すものになると注目されている。

最高裁の判断を受け、ブラヴァマン氏はさらに何か発言するだろう。

ブラヴァマン氏は黙るつもりも、もう終わりにするつもりもない。

#イギリス(スナク内閣・人事・ブレーバーマン内相更迭・ブラヴァマン前内相「自分の支援が大事な要因となってスーナク氏の党首選勝利と首相就任がかなった」・公開書簡で痛烈批判)

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#イギリス(スナク内閣・人事・ブレーバーマン内相更迭・クレバリー外相→内相・BBC「課題:デモの取り締まりや移民問題」)

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#イギリス(スナク内閣・人事・ブレーバーマン内相更迭・クレバリー外相→内相・キャメロン元首相→外相)

#イギリス(英王立造幣局・「007」コイン制作・シリーズ60周年記念)

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「007/#ゴールドフィンガー

イギリスの統計局が15日に発表した、先月の消費者物価指数の伸び率は去年の同じ月と比べて4.6%と、前の月の6.7%から大幅に縮小しました。

これは、おととし10月以来、2年ぶりの水準です。

▽ガスや電気などを含む項目が前の年の同じ月と比べて3.5%下落し、マイナスに転じたほか、▽食料品や飲料を含む項目の伸び率が10.1%と、前の月の12%台から縮小したことなどが主な要因となっています。

変動の大きい食料品やエネルギーなどを除いた物価指数も5.7%の上昇と、前の月の6.1%を下回りました。

これを受けて、イギリスのスナク首相は、ことし1月時点で10%余りだったインフレ率を年内に半減させるという公約を達成したとして「間違いなく、生活費を軽減し、家庭に経済的安定をもたらす」というコメントを発表しました。

イギリスの中央銀行イングランド銀行は今月、2回連続で政策金利を5.25%のまま据え置くことを決めていますが、インフレ率の低下を受けて今後はいつまでこの高い金利水準を続けるのか、政策判断が注目されます。

#経済統計(イギリス・消費者物価指数・10月・4.6%上昇・伸び率2年ぶり水準まで縮小)

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#経済統計(イギリス・消費者物価指数・9月・前年同月比6.7%上昇・前月と同水準)

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