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日本大学アメリカンフットボール部での薬物事件の対応をめぐり、理事会から辞任を勧告された酒井健夫学長と、澤田康広副学長が、27日の回答期限を前に、周囲に辞任する意向を伝えていることがわかりました。

日本大学アメリカンフットボール部での薬物事件をめぐっては、第三者委員会から、
▽ガバナンスの機能不全や、
大麻と疑われる植物片を12日間、警察に届けず保管した対応の責任などが指摘されました。

これを受け、11月22日に開かれた臨時の理事会では、
酒井健夫学長については、今年度末での辞任を、
▽澤田康広副学長については、直ちに辞任するよう勧告し、
林真理子理事長については、6か月、50%減給とする案が示されました。

強制力はなく、27日が勧告に対する回答期限とされていますが、関係者によりますと、酒井学長と澤田副学長が辞任する意向を周囲に伝えていることがわかりました。

混乱を避けるためなどとしているということで、27日にも大学側に伝えるものと見られます。

一連の問題をめぐり、文部科学省日本大学に対し、11月中に再発防止策と改善計画を提出するよう求めていて、大学では検討会議を設けて議論を進めています。

#日本大学(アメフト部・薬物事件・理事会辞任勧告・酒井健夫学長/澤田康広副学長・回答期限27日・辞任意向)

日本大学アメリカンフットボール部での薬物事件の対応をめぐり、パワーハラスメントなどがあったと主張し、澤田康広副学長が林真理子理事長に対し1000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、日本大学の澤田康広副学長です。

訴状などによりますと、薬物事件の対応をめぐり、林真理子理事長から、ことし8月下旬から9月上旬にかけ、合理的な理由を告げられることなく、ほぼすべての主要な会議への出席を禁じられたほか、辞任するよう執ように求められるなどのパワーハラスメントを受けたと主張していて、27日、林理事長に対し1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。

一連の問題をめぐっては、第三者委員会からガバナンスの機能不全に加え、澤田副学長が大麻と疑われる植物片を12日間警察に届けず保管した対応が「信用を著しく失墜させた最大の原因だ」などと指摘されていました。

これを受け、理事会が澤田副学長と酒井健夫学長に辞任を勧告するとともに、林理事長については6か月、50%減給とする方針を示していて、澤田副学長は、混乱を避けるためなどとして、きょうにも大学側に辞任の意向を伝える方針だということです。

NHK日本大学に対し林理事長の見解を求めたところ「訴状が届いておりませんので、回答を差し控えさせていただきます」とコメントしています。

#日本大学(アメフト部・薬物事件・澤田康広副学長 「林真理子理事長からパワハラ受けた」・損害賠償請求)

日本大学アメリカンフットボール部の部員が逮捕された薬物事件の対応をめぐっては、第三者委員会からガバナンスの機能不全が指摘され、大学の理事会が酒井健夫学長については今年度末での辞任を、澤田康広副学長については直ちに辞任するよう勧告し、林真理子理事長については6か月、50%減給とする方針を示していました。

関係者によりますと回答期限の27日、酒井学長と澤田副学長は大学側にそれぞれ辞任する意向を伝えたということです。

澤田副学長は「引き継ぎのため」などとして、辞任の時期を年内としているということです。

一連の問題をめぐっては、第三者委員会からガバナンスの機能不全や、大麻と疑われる植物片を12日間警察に届けず保管した対応の責任などが指摘され、文部科学省が今月中に再発防止策と改善計画を報告するよう求めています。

学生 “早く大学の運営を安定させてほしい”
日本大学に通う学生からは、早く大学の運営を安定させてほしいといった声が聞かれました。

このうち、2年生の男子学生は「去年執行部が変わったときは、これで問題が起こらなくなるかなと思いましたが、また内輪もめのような状況になっていて残念です。大学のイメージが悪くなるのは嫌なので、早く大学の運営を安定させてほしいです」と話していました。

また、2年生の女子学生は「『悪質タックル問題』に続いて薬物問題を起こしたアメフト部の責任が大きいと思うので、学長などまで辞める必要があるのかは疑問に思います。上層部にも監督責任はあると思いますが、ほかにも責任を取るべき大人はたくさんいると思います」と話していました。

#日本大学(アメフト部・薬物事件・理事会辞任勧告・酒井健夫学長/澤田康広副学長・回答期限27日・辞任意向・大学側にそれぞれ辞任する意向を伝えた/澤田康広副学長「年内」)