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米商務省が6日発表した10月の貿易統計によると、貿易赤字は5.1%増の643億ドルと、赤字額が市場予想(642億ドル)以上に拡大した。輸出が減少した。

9月の貿易赤字は前回発表の615億ドルから612億ドルに修正された。

財・サービスの輸出は1.0%減の2588億ドル。財輸出が1.8%減の1735億ドルだった。ダイヤモンドや医薬品などの消費財の輸出が21億ドル減少した。自動車・部品・エンジンの輸出は9億ドル減少した。

一方、工業用品・素材の輸出は12億ドル増加。資本財の輸出は512億ドルで過去最高となった。サービス輸出は6億ドル増の853億ドル。運輸、金融、その他のビジネスサービスがけん引した。旅行サービスの輸出は減少した。

財・サービスの輸入は0.2%増の3230億ドル。財輸入が0.1%増の2633億ドルだった。

資本財の輸入は18億ドル増加。コンピュータ、掘削・油田設備の輸入が増加した。自動車・部品・エンジンの輸入は10億ドル減少した。

サービス輸入は、旅行の増加を背景に2億ドル増の598億ドルとなった。

#経済統計(アメリカ・貿易統計>貿易赤字・10月・5.1%増の643億ドル・輸出が減少)

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#経済統計(アメリカ・貿易赤字
#経済統計(アメリカ・貿易統計)

労働省が6日発表した2023年第3・四半期の非農業部門の労働生産性改定値は年率換算で前期比5.2%上昇し、速報値の4.7%上昇から上方改定された。上げ幅は20年第3・四半期以来、3年ぶりの高水準だった。

労働生産性の上昇は人件費の下落圧力となり、この傾向が続けばインフレ率の低下に寄与する可能性がある。

ロイターがまとめた労働生産性の市場予想は4.9%上昇だった。

第2・四半期の労働生産性は3.6%上昇と、前回発表と同じだった。

第3・四半期の労働生産性は前年同期比で2.4%上昇し、速報値の2.2%上昇から上方改定された。

生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは前期比1.2%低下。速報値は0.8%低下だった。市場予想は0.9%低下だった。

第2・四半期は2.6%上昇。前回発表は3.2%上昇だった。

第3・四半期の単位労働コストは前年同期比1.6%上昇。速報値の1.9%上昇から下方改定され、伸びは21年第2・四半期以降で最小となった。

時間当たりの労働報酬は前期から3.9%増え、速報値と同じだった。前年同期比では4.0%増え、速報値の4.2%増から下方改定された。

オックスフォード・エコノミクス(ニューヨーク)のリードエコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「人件費の低下は、インフレ率を2%に戻すという連邦準備理事会(FRB)の取り組みの最後の前線であるサービスインフレのさらなる減速を示している」と指摘。「われわれの基本シナリオでは利下げは来年第3・四半期まで開始されないと想定しているが、FRBが早期に利下げを開始するリスクは高まっている可能性がある」とした。

#経済統計(アメリカ・非農業部門・労働生産性・第3四半期改定値・前期比5.2%上昇・3年ぶりの高水準)

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#経済統計(アメリカ・非農業部門・労働生産性・第3四半期・速報値・4.7%上昇・3年ぶり高水準)

イエレン米財務長官は6日、トレーダーの間で今広がっている米利下げ見通しを支持することを控えた一方で、市場が政策当局の行動を補完することもあると述べた。

  イエレン長官は訪問先のメキシコシティーで政府高官との会談の合間に記者団に対し、「市場は入ってくるデータに基づき、将来の連邦公開市場委員会(FOMC)の動きを予想している」と指摘。「それはある意味で健全な反応であり、市場がデータを読む際に思慮深ければ、金融政策を補完するものとして役に立ち得る」と述べた。

  その上で長官は、「米金融当局は適切と考える行動を取るだろう。市場の状況はそれに影響を与えるものだ」と付け加えた。

  投資家の間では、米金融当局が来年3月に利下げに踏み切る可能性を50%以上織り込んでおり、政策金利は2024年末までに4%前後に低下すると予想されている。政策金利フェデラルファンドファンド(FF)金利誘導目標は現在5.25-5.5%。

原題:Yellen Says Market Expectations Can Complement Fed’s Policy(抜粋)

#金融政策(イエレン財務長官「市場は入ってくるデータに基づき、将来の連邦公開市場委員会(FOMC)の動きを予想している」「それはある意味で健全な反応であり、市場がデータを読む際に思慮深ければ、金融政策を補完するものとして役に立ち得る」「米金融当局は適切と考える行動を取るだろう。市場の状況はそれに影響を与えるものだ」)

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#経済認識(アメリカ・イエレン財務長官「景気後退を懸念させるような労働市場弱体化の兆候は見られない」「(インフレを抑制するために必要な要因として)非常に高い失業率が必要だと言っていたエコノミストたちは、それを取り消している。高い失業率は必要ではないようだ」「需要は米経済がトレンド成長並みのペースで推移するのに十分な状態が続いている」)