https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

カナダは12日、イスラエルイスラム組織ハマスとの間の人道的な停戦を求める国連総会の決議案に賛成すると明らかにした。

カナダのトルドー首相は、オーストラリアとニュージーランドの首脳との共同声明で、各首脳が、戦闘休止の再開と「持続的な停戦に向けた緊急の国際的な取り組みを支援」することを望んでいると述べた。

カナダはこれまで人道的な戦闘休止を支持してきたものの、明確に停戦を求めたことはなかった。

トルドー氏は今回の声明について、「包括的」と呼び、イスラエルのネタニヤフ首相と、人道的な停戦を求める国際社会の呼び掛けに参加するカナダの立場について話をしたと述べた。

カナダのジョリー外相は記者団に対し、カナダはハマスによる恐ろしい残虐行為を非難し続けるとした上で、方針を変更した理由を強調した。

ジョリー氏は「最初から、イスラエルには自衛権があり、イスラエルがどのように自衛するのかが重要だと述べてきた。目の前で繰り広げられていることは、暴力の連鎖を強めるだけであり、ハマスの永続的な敗北にはつながらないことを認識する必要がある」と述べた。

国連総会は12日、ガザでの即時の人道的停戦を求める決議案の投票を行い、賛成多数で採択した。153カ国が決議案に賛成したほか、反対は10カ国、棄権は23カ国だった。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・カナダ「人道的な停戦を求める国連総会の決議案に賛成する」・加豪新共同声明・トルドー首相「各首脳が、戦闘休止の再開と持続的な停戦に向けた緊急の国際的な取り組みを支援することを望んでいる」・ジョリー外相「最初から、イスラエルには自衛権があり、イスラエルがどのように自衛するのかが重要だと述べてきた。目の前で繰り広げられていることは、暴力の連鎖を強めるだけであり、ハマスの永続的な敗北にはつながらないことを認識する必要がある」)

国連総会は12日、緊急特別会合を開き、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルイスラム組織ハマスの紛争について、人道目的の即時停戦を求める決議案を採択した。

4分の3以上に当たる153カ国が賛成、米国やイスラエルなど10カ国は反対、23カ国は棄権した。

米国はハマスによる「凶悪なテロ攻撃」への非難を盛り込むよう修正案を提出。オーストリアも人質がハマスに拘束されていると盛り込むよう修正案を出したが、いずれも否決された。

国連総会は10月にも緊急会合を開き、「敵対行為の停止につながる、即時かつ持続的な人道的停戦」を求める決議案を採択していた。121カ国が賛成、米国など14カ国が反対、44カ国が棄権していた。

総会の決議に法的拘束力はないが、国際社会の総意を示すものとされている。ガザ地区の情勢を巡っては、国連のグテーレス事務総長が安全保障理事会に対して停戦を求めるよう要請し、8日に人道的な即時停戦を求める決議案の採決が行われたが、米国が拒否権を行使して否決された。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・国連総会・ガザ即時停戦決議採択・153か国賛成)

オーストラリアのウォン外相は13日、同国がパレスチナ自治区ガザでの人道目的の即時停戦を求める国連決議案に賛成したことを明らかにした。米国は反対票を投じており、オーストラリアは長年の同盟国である米国と珍しく足並みを揃えなかった。

国連総会は12日の緊急特別会合で、イスラエルイスラム組織ハマスの紛争でガザの人道的危機が深刻化しているとして、人道目的の即時停戦を求める決議案を採択。構成する193カ国のうち、オーストラリアを含む153カ国が賛成、23カ国が棄権、停戦はハマスの利益にしかならないと主張する米国とイスラエルを含む10カ国が反対票を投じた。

ウォン氏は採択後の会見で「オーストラリアは、イスラエル自衛権を一貫して支持すると同時に、イスラエルは国際人道法を尊重し、民間人や病院を含む民間インフラも保護されなければならないと述べてきた。賛成した決議案はわれわれが以前に説明した立場と一致している」と語った。

これに先立ち、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国首脳は12日、ガザにおける持続可能な停戦に向けた緊急の国際的取り組みを支持するとの共同声明を発表した。

昨年10月の国連総会緊急会合で行われた人道目的の即時停戦決議案の採択では米国は反対、オーストラリアとカナダは棄権、ニュージーランドは賛成票を投じていた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・国連総会・ガザ即時停戦決議採択・153か国賛成・豪ウォン外相「オーストラリアは、イスラエル自衛権を一貫して支持すると同時に、イスラエルは国際人道法を尊重し、民間人や病院を含む民間インフラも保護されなければならないと述べてきた。賛成した決議案はわれわれが以前に説明した立場と一致している」)

🇺🇳国連総会のネベンジャ・ロシア常駐代表🗣️事実、ガザ地区石器時代まで爆撃するという計画は目の前で実現されつつある。

この大惨事の規模に国連事務総長は久しぶりに国連憲章第99条に基づく権限を発動し国連安全保障理事会に流血を止める決定を下すよう求めざるを得なくなった。

私達は国連内の集団的努力が望ましい結果を達成できなかった事に悲しみを覚える。
しかし、その理由は多国間外交が停滞しているからではない。
また一部の人々が言うように安全保障理事会がその目的を果たす事が「できない」からでもない。

🇺🇸米国が全ての平和維持活動の邪魔をしているからである。

停戦を呼びかける事でアメリカ側は事実上、殺人を許可し、ガザ紛争の新たな犠牲者の全責任を負う事になった。
国連安全保障理事会の他のメンバーや国連加盟国全体が彼らと、この罪を共有すべきではない。🐸

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ロシア・ネベンジャ国連大使ガザ地区石器時代まで爆撃するという計画は目の前で実現されつつある」「米国が全ての平和維持活動の邪魔をしているからである」)

バイデン米大統領は12日、イスラエルパレスチナ自治区ガザへの「無差別」の爆撃によって支持を失いつつあると述べ、ネタニヤフ首相は強硬路線の政権を変える必要があるとの認識を示した。

献金者の会合で述べたもので、ガザでの戦闘を巡るネタニヤフ氏の対応についてこれまでで最も批判的な発言となった。会合にはユダヤ人を含む約100人が出席した。

バイデン氏はイスラエル軍によるガザへの無差別攻撃で多くの民間人が死亡していることを受け、イスラエルが国際社会の「支持を失い始めている」と語った。

また、ネタニヤフ氏が私的な会話の中で「(米国は)ドイツをじゅうたん爆撃した。原爆を投下し、多数の市民が死亡した」と述べたことを示唆。バイデン氏は「だからこそ第2次世界大戦後、同じことが二度と起きないようさまざまな機関が設置された。(2001年)9月11日(の同時多発攻撃後)のわれわれと同じ失敗をするな」と応じたという。

バイデン氏はさらに、イスラエルの極右政治家、ベングビール国家治安相に特に言及し、イスラエル現政権は「史上最も保守的な政府だ」と指摘。「ネタニヤフ首相はこの政府を変えなければならない」と述べた。

その上で、イスラエルは将来的なパレスチナ国家樹立を否定することはできないと強調。「この地域をまとめ始める機会があり、それはまだ望まれている。ネタニヤフ氏が何らかの動きをしなければならないと確実に理解するようにしなければならない。パレスチナ国家樹立に『ノー』と言うことはできない」と述べた。

バイデン氏はこれまでイスラム組織ハマスに対するイスラエルの軍事作戦に強い支持を表明してきたが、ガザ地区に対する空爆で民間人の犠牲者が増える中、米国で懸念が高まっているとが改めて示された。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・バイデン大統領「イスラエルは国際社会の支持を失い始めている」「タニヤフ『(米国は)ドイツをじゅうたん爆撃した。原爆を投下し、多数の市民が死亡した』バイデン『だからこそ第2次世界大戦後、同じことが二度と起きないようさまざまな機関が設置された。(2001年)9月11日(の同時多発攻撃後)のわれわれと同じ失敗をするな』」イスラエル現政権は「史上最も保守的な政府だ」「ネタニヤフ首相はこの政府を変えなければならない」「この地域をまとめ始める機会があり、それはまだ望まれている。ネタニヤフ氏が何らかの動きをしなければならないと確実に理解するようにしなければならない。パレスチナ国家樹立に『ノー』と言うことはできない」)

アメリカのバイデン大統領は12日、首都ワシントンで開かれた支持者らを集めた会合でスピーチを行いました。

この中でバイデン大統領は、ガザ地区の情勢をめぐって「無差別的な爆撃によってイスラエルは世界で支持を失いつつある」と述べました。

ガザ地区イスラエル軍の攻撃による民間人の犠牲が増え続け、イスラエルを支援するアメリカに対しても国内外で批判の声が強まる中、これまでよりも踏み込んで苦言を呈した形です。

またイスラエルのネタニヤフ政権について「イスラエル史上もっとも保守的な政権だ」と述べ、パレスチナとの「2国家共存」による和平の実現を望んでいないと指摘しました。

そのうえでバイデン大統領は「ネタニヤフ首相は今の政府を変える必要がある」と述べて、ネタニヤフ政権の対応に批判的な見方を示しました。

その一方でバイデン大統領は「イスラエルが自衛のために必要とするものの提供をやめることはない」と述べて、イスラエルへの軍事支援を継続する立場に変わりはないと強調しました。

イスラエルのネタニヤフ首相は12日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの壊滅と人質奪還という目標の達成に向け、米国の支援を享受しているものの、紛争後のガザ統治に関し米国と見解の相違があると述べた。

ネタニヤフ首相は声明で、ガザはハマスパレスチナ自治政府の主流派ファタハいずれの統制下にも置かれないという認識を改めて表明。パレスチナの暫定自治を認める1993年の「オスロ合意」に言及し、「イスラエルオスロの過ちを繰り返すことを容認しないという私の立場を明確にしたい」と言明した。ただ、過ちが何であるかは明確にしなかった。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ネタニヤフ首相声明「米国の支援を享受しているものの、紛争後のガザ統治に関し米国と見解の相違がある」「ガザはハマスパレスチナ自治政府の主流派ファタハいずれの統制下にも置かれない」「イスラエルオスロの過ちを繰り返すことを容認しないという私の立場を明確にしたい」)

パレスチナ自治政府のマリキ外相は12日、イスラエルパレスチナ自治区ガザの約100万人に対し飢餓を戦争の武器として使っていると非難した。

マリキ外相は世界人権宣言75周年を記念する国連のイベントで「ガザ地区の少なくとも100万人のパレスチナ人が飢えている。その半数は子供だ。自然災害のせいでも、国境で待機している寛大な支援の欠如のせいでもない」と指摘。イスラエルが占領した人々に対する戦争の武器として意図的に飢餓を利用しているためだ」と述べた。

さらに「われわれは全人類に与えられた最も基本的な権利からパレスチナ人が排除されるディストピアユートピアの逆の意)的な現実を生きている」とし、これはパレスチナ人の保護に対する「完全なる国際的失敗」とした。

国連のトゥルク人権高等弁務官はマリキ氏の発言に同意するかとの質問に対して、ガザの状況は崩壊寸前だとし、「ガザに関与する全ての人と国際機関にとり事態を深刻に受け止めて行動するための明確な呼びかけだ」と述べた。

一方、イスラエルのシャハール在ジュネーブ国連大使は同イベントのスピーチでは飢餓を武器化しているとの非難に対するコメントはしなかったが、その後の記者会見で、マリキ氏はイスラム組織ハマスハマスによるイスラエルへの大規模攻撃について何も触れていないと非難した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・パレスチナ自治政府マリキ外相「イスラエルが占領した人々に対する戦争の武器として意図的に飢餓を利用しているためだ」「われわれは全人類に与えられた最も基本的な権利からパレスチナ人が排除されるディストピア的な現実を生きている」「完全なる国際的失敗」)

ガザ地区への人道支援物資をめぐっては、これまでエジプトとの境界にあるラファ検問所を通じて搬入が行われてきましたが、イスラエル軍は11日、新たにイスラエルとの境界にあるケレム・シャローム検問所でも安全検査を行うと発表しました。

12日、ケレム・シャローム検問所での安全検査が始まり、イスラエル軍は「ガザ地区へ運び込む支援物資を倍増させることができる」と主張しています。ただ、支援物資の搬入については引き続きラファ検問所1か所に限定するとしています。

こうしたなか、イスラエル軍は、ハマスガザ地区のトップ、シンワル指導者が潜伏している可能性があるとみている南部のハンユニスなどハマスの拠点に対して、攻勢を強めています。

ハンユニス周辺の住民などに退避先として通告している南部のラファでも空爆を続けていて、NHKガザ事務所のサラーム・アブタホンカメラマンが撮影した映像では、12日早朝に行われた空爆で、住宅があとかたもなく破壊されている様子が写っています。

さらに、ガザ地区の保健当局は、北部のベイト・ラヒヤにある病院についてイスラエル軍が数日間にわたり包囲し、攻撃を加えているとして、病院にいる人たちの命を守るために国連などに対応を求めました。

ガザ地区の保健当局は12日、これまでの死者が1万8412人に上ったと明らかにし、犠牲者の増加に歯止めがかからなくなっています。

南部ラファに住む男性はNHKの取材に対し、「必要なのは完全な停戦で、検問所のことなど私にとって二の次です。ガザ地区では多くの人が避難所生活を送っていて、人道状況はとにかく悲惨です」と訴えていました。

イスラエルとしては、支援物資の搬入の増加に取り組む姿勢を示すことで国際社会からの批判をかわすねらいもあるとみられますが、激しい戦闘が続くなかで実際に人道状況の改善につながるかは不透明です。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ケレム・シャローム検問所での安全検査が始まる・搬入は引き続きラファ検問所1か所に限定)

d1021.hatenadiary.jp

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル軍「ケレム・シャローム検問所でも、安全検査を行うことを決めた」)

国連の分析によると、イスラエル軍イスラム組織ハマスの戦闘開始以降、パレスチナ自治区ガザで約4万棟の建物が損壊した。戦闘開始前の全建造物のほぼ18%に相当する。

最新の分析は、国連衛星センター(UNOSAT)による11月26日時点の衛星画像に基づく。ただ、画像には全ての建物の被害が示されないため、損壊の規模は過小評価されている可能性もあるという。

UNOSATは声明で「被害を受けた建造物の総数は49%増加しており、民間インフラに対する紛争の影響の拡大を浮き彫りにしている」とした。最も被害が大きかったのは中心都市のガザ市北部とガザ北部という。

約1カ月前の11月7日時点では、ガザの全建造物の約10%に相当する2万5050棟が損壊したと分析していた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・国連衛星センター(UNOSAT)「ガザで建物4万棟近く損壊、戦闘前の全建造物の約18%」)

パレスチナ自治区ガザ地区からの情報によると、同地区北部のカマル・アドワン病院で12日、医療スタッフ数十人がイスラエル軍に拘束された。

同病院の小児科を率いる医師がCNNに語った。病院長も連れ去られ、居場所が分からなくなっているという。

イスラム組織ハマスが運営するガザ保健省も、病院長が拘束されたと発表した。

同医師がCNNとの電話インタビューで語ったところによると、病院周辺は12日、爆撃が激化して非常に危険な状況だった。そこへイスラエル軍が到着し、16~65歳の男性は全員外に出て検査を受けるよう命じた。

さらに70人以上の医療スタッフを拘束し、連れ去った。

同医師を含む6人の医師は、集中治療室の患者と未熟児の診療を続けるために残留を認められた。建物の一画に集まり、すべてのドアと窓を閉めたうえで距離を置くよう指示された。

水道も電気も止まり、懐中電灯で患者の経過を診ているという。

病院に避難した女性や子ども、高齢者も院内に残っている。

イスラエル軍はカマル・アドワン病院での拘束に関する質問に、同病院があるベイトラヒアなどガザ北部でハマス拠点への攻撃を続けていると回答。非戦闘員の被害を抑えるよう注意していると述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・北部カマル・アドワン病院・イスラエル軍が医療スタッフ70人以上連行)

ウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は12日、イスラエル側から説明を受けたアメリカ政府当局者の話として、イスラエル軍ガザ地区ハマスの地下トンネルへの海水の注入を開始したと伝えました。

イスラエル側によると、地下トンネルは、ハマスがロケット弾などの軍事物資を保管し、指導者が部隊の指揮を行う軍事拠点にしているということです。

アメリカ政府当局者によると、イスラエル軍7つあるポンプを使って数週間かけて海水を注入しトンネルを浸水させる作戦だということです。

ただ、地下トンネルはおよそ480キロにもおよび、頑丈な扉も設置されていることから、この作戦が有効かどうかはイスラエル側ではまだ評価している段階だとしています。

一方、バイデン政権の中では、海水の注入は効果的ではなく、ガザ地区での水の供給に影響が出るおそれがあると懸念の声も出ているということです。

また記事では、イスラエル政府当局者の話として、地下トンネル内にハマスに拘束されている一部の人質がいる可能性があると伝えています。

ただ、バイデン大統領はこれについて12日、記者会見で「確かなことはわからないが、イスラエルはトンネル内に人質はいないと主張している」と述べました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・地下トンネル海水注入開始 )

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は12日、イスラエル側から説明を受けたアメリカ政府当局者の話として、イスラエル軍ガザ地区にあるハマスの地下トンネルへの海水の注入を開始したと伝えました。

イスラエル軍は7つあるポンプを使って数週間かけて海水を注入し、ハマスが軍事物資の保管場所や軍事拠点としている地下トンネルを浸水させる作戦だということです。

一方、ガザ地区の保健当局によりますと、一連の戦闘の巻き添えになるなどして、女性や子どもを含む死者は、これまでに1万8412人に上り、水や燃料の不足で人道状況の悪化も続いています。

ガザ地区の情勢をめぐって、アメリカのバイデン大統領は12日、首都ワシントンでの会合で「無差別的な爆撃によってイスラエルは世界で支持を失いつつある」と述べました。

イスラエル軍の攻撃による民間人の犠牲が増え続け、イスラエルを支援するアメリカに対しても国内外で批判の声が強まる中、これまでよりも踏み込んで苦言を呈した形です。

バイデン大統領は12日、サリバン大統領補佐官イスラエルに今週派遣すると明らかにしていて、民間人の犠牲の抑制やガザ地区人道支援の重要性を改めて伝えるものと見られます。

アメリカとイスラエルの間では、戦闘終結後のガザ地区の統治をめぐっても見解の相違が表面化していて、アメリカの働きかけがガザ地区の人道状況の改善につながるのか注目されます。

イスラエル軍ガザ地区南部ハンユニスで進める軍事作戦の狙いとしているのが、ハマスガザ地区のトップ、シンワル指導者です。イスラエル軍はシンワル氏を、10月7日のハマスによる奇襲攻撃の首謀者だとして非難してきました。シンワル氏とはどのような人物なのでしょうか。

※12月12日「キャッチ!世界のトップニュース」で放送した内容です。
※動画は3分31秒 データ放送ではご覧になれません。

シンワル氏とは
複数の欧米メディアなどによりますと、シンワル氏は1962年にハンユニスの難民キャンプで生まれました。その後、1987年に発足したハマスに加わり、軍事部門のカッサム旅団の創設に関わりました。1989年、殺人や誘拐の罪でイスラエルの刑務所に収監されます。そして、2011年、イスラエル兵1人の解放と引き換えに1000人余りのパレスチナ人受刑者が釈放された際に、シンワル氏も釈放されました。2015年にはアメリカ政府が国際テロリストに指定。そして、2017年にガザ地区の指導者を務めていたイスマイル・ハニーヤ氏が政治部門のトップに選出された際、その後任としてシンワル氏がガザ地区のトップに選ばれていました。

交渉の“キーパーソン”
ここで押さえておきたいのは、シンワル氏は今回、ハマスが捕らえている人質の解放交渉でハマス側の主要な窓口だと考えられていることです。シンワル氏がキーパーソンとなっている背景には、イスラエルの刑務所に収監されていた20年余りの時間が関係ありそうです。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは11日、「イスラエルの心理を学んだハマスの指導者は、みずから学んだものに命をかけている」と題した記事を掲載しました。

それによりますと、シンワル氏は刑務所に収監されていた間ヘブライ語を習得し、イスラエルの地元のニュースを見て、イスラエル人の心理の理解に努めたということです。

そして、みずからが多くのパレスチナ人受刑者とともに、イスラエル兵1人の解放と引き換えに釈放された経験に基づき、いまハマスが捕らえている人質を利用して、イスラエルが収監している数千人のパレスチナ人の釈放を強要し、「恒久的な停戦」を確立できると見込んでいるとしています。

ただ、そのためにはイスラエルからの激しい攻撃に耐えなければなりません。

ハマスとの戦闘の行き先は見えず
一方、イスラエルもシンワル氏の殺害が軍事作戦の目標の達成につながるという考えを示していますが、シンワル氏の殺害で直ちに「ハマスを壊滅できた」とは言えないのが実際です。

ハマスにはほかにも主要なメンバーがいるほか、大勢の戦闘員もいます。また、ハマスは単なる組織ではなく、ハマスの掲げる過激な思想に共鳴する人が出る土壌があるかぎり、脅威は続くと考えられています。イスラエル軍がシンワル氏を標的に南部で攻撃を強める中、ハマスとの戦闘の行き先は見えず市民の犠牲は増え続ける一方です。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・NHKイスラエル軍の標的ハマスガザ地区トップシンワル氏とは?」)

イエメンの反政府武装組織フーシが紅海を航行する商船にとっての脅威となる中、イスラエル海軍は12日、紅海に艦船を派遣したと明らかにした。

イスラエル軍は、4隻の新型サール6型コルベットの運用に向けた処理が完了し、サール6型ミサイル艦が初めて紅海に出航したと明らかにした。

フーシはこれより前、パレスチナ自治区ガザ地区に食料と医薬品が届けられるまで、イスラエルの港に向かうあらゆる国籍の船舶に対して、アラビア海や紅海での航行を阻止し続けると警告していた。フーシはまた、ノルウェー船籍のタンカー「STRINDA」に対して攻撃を行ったと主張した。

イスラエルのハネグビ国家安全保障顧問は9日、フーシが紅海での海運を妨害しようとする動きをめぐり、国際社会が対応しないのであれば、イスラエルが対処する用意があると明らかにしていた。

イランの支援を受けるフーシは政治的・軍事的組織で、2014年以来、イエメンで、サウジアラビアの支援を受けた有志連合と内戦を繰り広げている。

イスラム組織ハマスが10月7日にイスラエルを攻撃して以降、フーシは海上での活動を活発化させており、イスラエルに向かう船舶はすべて「合法的な標的」だとしている。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル軍「5隻の新型サール6型コルベットの運用に向けた処理が完了し、サール6型ミサイル艦が初めて紅海に出航した」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・67日目②)

イスラエル軍イスラム組織ハマスガザ地区のトップ、シンワル指導者が潜伏している可能性があるとして、南部のハンユニスで攻勢を強めています。民間人の犠牲拡大に、後ろ盾となってきたアメリカのバイデン大統領からも懸念が示される中、現地の専門家はイスラエルがシンワル指導者を殺害するなどした場合、軍事作戦を終結に向かわせる可能性があるという見方を示しました。

イスラエル軍イスラム組織ハマスガザ地区のトップ、シンワル指導者が潜伏している可能性があるとして、南部ハンユニスなどで攻勢を強めています。

13日朝には、前日からの1日間で、ガザ地区各地でハマスの拠点など250以上の標的に攻撃を加えたことを明らかにしました。

ガザ地区の保健当局によりますと、ガザ地区でのこれまでの死者は1万8412人に上り、戦闘の巻き添えになる犠牲者の増加に歯止めがかからない状況です。

これについてアメリカのバイデン大統領は12日、首都ワシントンでの会合で、「無差別的な爆撃によってイスラエルは世界で支持を失いつつある」と述べ、イスラエルに対し、これまでより踏み込んだ形で懸念を示しました。

今月上旬には、アメリカの政治専門サイト「ポリティコ」が、バイデン政権がイスラエルに対し、軍事作戦を年末までに終わらせるよう求めたと伝えています。

今後のイスラエルの出方について、ヘブライ大学トルーマン平和研究所のロニ・シャケッド氏はNHKの取材に対し、「シンワル指導者を殺害すれば『われわれは目的を成し遂げた。戦争をやめられる』と言いやすくなる」と述べ、シンワル指導者を殺害するなどした場合、イスラエル政府が成果をアピールし、軍事作戦を終結に向かわせる可能性があるという見方を示しました。

そのうえで、シャケッド氏は「作戦はさらに南のラファまで拡大することはないと思う。ラファはエジプトに近く、攻撃すれば人々はエジプトに逃げ出そうとするだろう。エジプトとの和平は戦略的に極めて重要であり、エジプトの大統領は国境を越えるのは許さないと明言している」と話し、イスラエル軍の地上侵攻がハンユニスよりもさらに南に拡大することはないという考えを示しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ポリティコ「バイデン政権がイスラエルに対し、軍事作戦を年末までに終わらせるよう求めた」・ヘブライ大学トルーマン平和研究所ロニ・シャケッド「シンワル指導者を殺害すれば『われわれは目的を成し遂げた。戦争をやめられる』と言いやすくなる」「作戦はさらに南のラファまで拡大することはないと思う。ラファはエジプトに近く、攻撃すれば人々はエジプトに逃げ出そうとするだろう。エジプトとの和平は戦略的に極めて重要であり、エジプトの大統領は国境を越えるのは許さないと明言している」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・68日目①)

11月30日から開かれているCOP28では化石燃料について、合意文書でどう表現するかが焦点になっていて、欧米の先進国や島しょ国などが化石燃料の「段階的な廃止」を強く求めているのに対し、化石燃料に経済を依存する産油国などは「段階的な廃止」は受け入れられないという立場で、交渉は難航しています。

議長国のUAEは12日までの会期を延長したうえで、現地時間の13日の早朝、新たな合意文書の草案を示しました。

この中で、化石燃料については「段階的な廃止」には言及せず、化石燃料からの移行を公正で公平な秩序ある方法で進め、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするため、この重要な10年の間に行動を加速させる」としています。

議長国には「廃止」という表現を避け、「移行」とすることで、幅広い支持を取り付けるねらいがあるとみられますが、合意できるかは予断を許さない状況です。

#COP28=国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(UAE>ドバイ・最終合意案「化石燃料からの移行を公正で公平な秩序ある方法で進め、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするため、この重要な10年の間に行動を加速させる」・NHK「『廃止』という表現を避け、『移行』とすることで、幅広い支持を取り付けるねらい」)


国>>
連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の議長国のアラブ首長国連邦(UAE)は13日、「化石燃料からの脱却」を盛り込んだ最終合意案を公表した。

合意案を巡っては、多くの国々が化石燃料の完全な廃止を盛り込むよう主張する一方、石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアなど産油国はそれに反対し、協議が難航してきた。

議長国であるUAEは、13日午前の会議で合意案が参加する200近い国々の総意で採択され、2週間にわたった厳しい交渉が終わることを期待している。

合意案は「公正かつ秩序だった公平な方法でエネルギーシステムにおける化石燃料からの脱却を図り、2050年までに(排出量の)実質ゼロを達成する」ことを特に要求。

また、2030年までに再生可能エネルギー容量を世界全体で3倍にすること、石炭を減らす努力を加速させること、脱炭素化が難しい産業をクリーン化する炭素回収・貯留などの技術を加速させることも求めている。

採択されれば、30年にわたる気候変動枠組み条約締約国会議で初めて、世界のエネルギーの80%を占める石油、ガス、石炭からの脱却に各国が合意したことになる。

ただ、最終合意案が採択に十分な支持を得られるかどうかは不明だ。