https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

メキシコのユカタン半島にあるリゾート地などを1500キロ以上にわたってつなぐ巨大プロジェクト「マヤ鉄道」が15日、一部開業しました。鉄道の開業によって、観光資源を生かした経済発展が期待されていますが、環境問題への懸念なども指摘されています。

「マヤ鉄道」はメキシコのユカタン半島を1周するように総延長1500キロ以上にわたる鉄道を建設する巨大プロジェクトで、ロイター通信によりますと総事業費は280億ドル、日本円にしておよそ4兆円に上るということです。

このうちの一部にあたるカンペチェからカンクンまでをつなぐ473キロが完成し、15日、カンペチェの駅で開通式が行われました。

式典に出席したメキシコのロペスオブラドール大統領は「これは偉大な公共事業だ。誇張ではなく世界中探してもこれほどの巨大事業はないだろう」と経済的な意義を強調しました。

マヤ鉄道の沿線にはリゾート地カンクン世界遺産にも登録されているマヤ文明の遺跡などがあり、建設に伴って10万人以上の新たな雇用を生むほか、観光客の増加も見込まれていて、地元の経済発展につながることが期待されています。

メキシコ政府は、来年2月下旬には全線を開通させる計画だとしていますが、鉄道の工事をめぐっては沿線にある地下洞穴などの豊かな自然が壊され、環境問題につながるとの懸念も指摘されています。

#メキシコ(マヤ鉄道・一部開業 )

d1021.hatenadiary.jp

#中南米