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2-4週間
海運大手マースクのビンセント・クラーク最高経営責任者(CEO)は、米国などの多国籍部隊が完全に稼働し、紅海の通航が再開されるまでには「数週間かかると理解している」とCNBCとのインタビューで述べた。紅海の混乱で物流に2-4週間の遅れが生じる可能性があるとも指摘。対アジア貿易への依存が高い欧州で遅れが最も顕著となる可能性が高いと語った。日本の海運3社が共同出資するコンテナ船事業会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)ホールディングスは、スエズ運河および紅海を航行するルートを敬遠し、船舶を迂回(うかい)させることを即時実施すると文書で発表した。

適切に対応
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレに関する最近の進展が続けば米当局は利下げに踏み切ると示唆。ヤフー・ファイナンスとのインタビューで「インフレがうまく鈍化すると見なすなら、われわれは当然、適切に対応するだろう」と語った。その上で、向こう数カ月間にインフレに関するデータの「一貫性と広がり」を見たいと述べた。一方でアトランタ連銀のボスティック総裁は、来年に利下げを急ぐ必要性はないとの見解を示し、次の政策行動を精査している米金融当局は毅然とした姿勢で忍耐強くあるべきだと強調した。

規制当局の調査
バイデン米大統領は鉄鋼労働者と競争を支持していると、ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は、日本製鉄によるUSスチール買収計画に関する質問に答えた。「大統領は競争にコミットしている。競争は消費者のコストを下げ、労働者の賃金を上げることを意味すると知っているからだ」とジャンピエール氏は説明。規制当局の調査が入る可能性があるため、取引の詳細には言及しないと述べた。

ランサムウエア被害
スパイダーマン」シリーズを手掛けるソニーのゲームソフト部門、インソムニアック・ゲームズから130万以上のファイルが流出し、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)グループのリサイダが犯行を明らかにしている。流出した膨大なファイルには「ウルヴァリン」新作の開発工程表や予算など詳細な情報が含まれる。ソニーは向こう10年に「スパイダーマン3」などマーベル作品にインスパイアされたタイトルを複数リリースする計画で、「ラチェット&クランク」シリーズ新作は2029年をめどに発売するもよう。リサイダは12日にハッキングを発表し、不正に入手したデータを約200万ドル相当のビットコインで競売にかけるとしていた。

「資産運用立国」
三井住友信託銀行は資産運用能力の高度化を図るための新たな投資枠を設ける方針だ。2030年度までの投資規模を5000億円程度とし、新興の運用業者などへの出資を想定する。政府が資産運用業の改革を重点分野に据えていることを追い風に、関連ビジネスを軸とした成長戦略を描く。大山一也社長がブルームバーグのインタビューで明らかにした。資産運用への機運が高まる環境が整いつつあることから、「今まさに時流はわれわれにあると実感している」と話した。

#三ツ谷誠(「イオン」と「セブン&アイHD」)

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