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イギリスの議員団が16年ぶりに台湾を公式に訪問し、2日、蔡英文総統と会談しました。

台湾を訪れているのは、イギリス議会下院のカーンズ外交委員長ら超党派の議員団で、先月29日から今月3日まで滞在する予定です。

イギリス議員団の公式な台湾訪問は16年ぶりで、中国は反発していますが、議員団は2日、蔡総統と会談し、カーンズ外交委員長は「民主主義国どうしの議会交流は行われて当然だ」と述べました。

そして、「イギリスはヨーロッパの近隣諸国と強く支持し合うだけでなく、全世界に目を向け、インド太平洋地域の互いに頼れる貴重なパートナーに敬意を表する」と述べ、台湾との関係強化の必要性を強調しました。

一方、蔡総統は「数日前のスナク首相の地政学的な変化に注目した演説のことを承知している」としたうえで「台湾は国際社会の責任ある一員として地域の平和と安定の維持に力を尽くす」と述べました。

スナク首相は先月28日、イギリスと中国の関係について「黄金時代は終わった」などと述べていて、蔡総統の発言はこれを指しているとみられます。

イギリスはこのところ、中国に対するアプローチを変えて台湾を重視する姿勢を次第に鮮明にしていて、先月、国際貿易省のハンズ閣外相も台湾を訪問して蔡総統と会談しています。

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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