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4年ぶりとなる共産党の党大会は、今週15日から静岡県熱海市の党の施設で開かれていて18日、最終日を迎えました。

午前中は、田村政策委員長が、今後の活動方針となる決議案について、党大会で行われた討論の内容を報告しました。

そして
▽次の衆議院選挙では比例代表で躍進することを軸に据えて議席の増加を目指すとともに、野党共闘の再構築のため可能な努力を行うことや
ジェンダー平等の実現のため女性幹部をさらに増やすことを含め、努力することなどを盛り込んだ決議が採択されました。

このあと午後には、新たな執行部人事について検討する中央委員による総会が非公開で行われ、その後、再開される党大会で発表されます。

共産党では志位氏が20年以上委員長を務めていることなどから、交代するのではないかという見方が出ていて、新たな執行部人事では田村氏をはじめ女性や若手の登用が進むのかが焦点となります。

共産党の党大会は、4年ぶりに今週15日から開かれ、最終日の18日新たな執行部人事が発表されました。

それによりますと、2000年から20年以上委員長を務めてきた志位氏が交代し、新しい委員長に田村智子・政策委員長が起用されました。

共産党の委員長に女性が就任するのは、ことしで102年となる党の歴史で初めてのことになります。

田村氏は、長野県出身の58歳。

国会議員の秘書などを経て、2010年の参議院選挙で初当選し、現在3期目です。

4年前には政策委員長になり、国会で「桜を見る会」の問題の追及などにあたってきました。

志位氏は議長に就任
一方、志位氏は、2006年以降、空席となっていた議長に就任したほか、小池書記局長は続投し、新しい政策委員長には39歳の山添拓参議院議員が起用されました。

また、議長などを歴任した不破氏は最高指導部の常任幹部会のメンバーから外れました。

共産党としては、女性の登用や世代交代を進め、党勢拡大につなげたいねらいもあるものとみられます。

このほか、党大会では次の衆議院選挙で議席の増加を目指すことなどを盛り込んだ決議が採択されました。

#日本共産党(党大会・志位和夫委員長→議長・田村智子政策委員長→委員長・小池晃書記局長続投・山添拓参議院議員→政策委員長)

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、岸田総理大臣は、みずからが会長を務めていた「宏池会」=岸田派でも、収支報告書の不記載があったことなどを踏まえ、岸田派の解散を検討していることを明らかにしました。

一連の問題では、岸田総理大臣が会長を務めていた岸田派でも、2020年までの3年間で、およそ3000万円の収入が派閥の政治資金収支報告書に記載されていなかった疑いが明らかになり、東京地検特捜部が、当時の会計責任者を、罰金刑を求める略式起訴する方針を固めています。

こうした状況なども踏まえ、岸田総理大臣は18日夜、総理大臣官邸で記者団に対し「宏池会=岸田派の解散についても検討している。政治の信頼回復に資するものであるならば、そうしたことも考えなければならない」と明らかにしました。

また、ほかの派閥にも同様に解散を求める考えはあるか問われ「とりあえず、われわれとして信頼回復のためにどうあるべきか考えている」と述べました。

《各党反応》
自民 4役経験者「派閥の解散は画期的」
無派閥で活動する自民党の4役経験者はNHKの取材に対し「派閥の解散は画期的で、うけ狙いで言っているわけではないと思う。岸田派が解散すればほかの派閥も解散しなければならなくなるだろう。派閥が担う選挙の応援などの役割を、党が担う必要があり、党の組織をどう変え、運営していくかも議論する必要がある」と述べました。

自民 安倍派の閣僚経験者「安倍派も解散すべき」
安倍派の閣僚経験者はNHKの取材に対し「岸田派が解散を検討しているのであれば安倍派が存続するのは国民の理解を得られるはずもなく、安倍派も解散すべきだ。あすにも開かれる議員総会で派閥の解散を主張する予定だ」と述べました。

自民 岸田派事務総長代行 小野寺元防衛相「総理の決断に従う」
自民党岸田派で事務総長代行を務める小野寺元防衛大臣NHKの取材に対し「派閥の存在に不信感を抱かれ、国民の間で解消を求める声があがる中、政治改革の先頭に立つと述べた岸田総理大臣が決断したことだと受け止めている。岸田総理大臣から直接話を聞き決意は固いと感じたので『総理の決断に従います』と答えた」と述べました。

自民 茂木派 山下元法相「しかるべき場所で説明必要」
自民党茂木派に所属する山下 元法務大臣はBSフジの「プライムニュース」に出演し「非常に驚いた。記者団の取材でいきなりこうした大事なことを話すのはちょっと違和感があり、しかるべき場所でしっかり説明してもらうことが必要だ」と述べました。

自民 安倍派 西田昌司参院議員「安倍派も同様に解散を」
自民党安倍派に所属する西田昌司 参議院議員NHKの取材に対し「抜本的、根本的に出直さなければならないときであり評価したい。安倍派も同様に解散しなければならないと思う」と述べました。

自民 岸田派 石原正敬議員“総理が大きな覚悟示した”
岸田派に所属する石原正敬衆議院議員NHKの取材に対し「国民の信頼回復に向けて岸田総理大臣が大きな覚悟を示したと受け止めている。派閥が無くなっても政治家同士のつながりはなくならないので、引き続き切磋琢磨していきたい」と述べました。

自民 二階派衆院議員「安倍派と二階派 解散するしか選択肢無い」
自民党二階派に所属する衆議院議員NHKの取材に対し「岸田総理大臣は、歴史のある岸田派の解散を検討していると発言することで他派閥も解散せざるを得ない流れを作った。特に問題のある安倍派と二階派は解散するしか選択肢が無くなったと言えるだろう」と述べました。

自民 麻生派 衆院議員「適切対応の派閥まで解散必要ない」
自民党麻生派に所属する衆議院議員NHKの取材に対し「派閥を解散するとしても人事などを今後どうやっていくのか説明を聞かないと何もわからない。今回問題なのは政治資金をきちんと処理していなかった一部の派閥であり、適切に対応していた派閥まで解散する必要はない。われわれはあくまで政策集団として粛々とやっていけばよいのではないか」と述べました。

立民 泉代表「関与した議員の全員を処分すべき」
立憲民主党の泉代表はNHKの取材に対し「当然のことだ。ただ不十分であり、自民党総裁なら、ほかの派閥を解散させることにも責任を持ち、『裏金』をもとから絶つために関与した議員の全員を処分すべきだ」と述べました。

立民 大串選対委員長「すべての派閥の解散を」
立憲民主党の大串選挙対策委員長NHKの取材に対し「今回の問題の本質と根幹は派閥にある。派閥を解散することが国民の政治への信頼を回復する解決策となり、岸田派だけでなく、自民党すべての派閥の解散を決定すべきだ」と述べました。

維新 藤田幹事長「『裏金』の問題 国民に説明すべき」
日本維新の会の藤田幹事長は、NHKの取材に対し「みずからが会長を務めた岸田派の解散を検討していることは1つの責任の取り方だ。ただ自民党はそれにとどまらず、『裏金』の問題について全件調査を行い、実態を明らかにして国民に説明すべきだ」と述べました。

公明幹部「総裁みずから方針示すのはよい流れ」
公明党の幹部はNHKの取材に対し「『隗より(かい)始めよ』ということだ。自民党の本気度が問われており、総裁みずからが方針を示すのはよい流れではないか」と述べました。

共産 小池書記局長「真相うやむやにすることは許されず」
共産党の小池書記局長はNHKの取材に対し「自民党の総裁ならば、自らの派閥だけでなく、ほかの派閥も解散させなければならない。派閥の解散で真相をうやむやにすることは許されず、何が起こり、何が問題なのか、きちんと明らかにし、自民党は『企業・団体献金』を廃止すべきだ」と述べました。

国民 玉木代表「政治の信頼回復の一歩になる」
国民民主党の玉木代表はNHKの取材に対し「総裁派閥としての1つの責任の取り方で、政治の信頼回復の一歩になる。ただ、ほかの派閥が残れば、残った派閥に人が集まる可能性もあり意味がない。岸田派の解散がほかの派閥の解散にもつながっていくのか、慎重に見定めていく必要がある」と述べました。

#自民党(岸田総裁「宏池会=岸田派の解散についても検討している。政治の信頼回復に資するものであるならば、そうしたことも考えなければならない」)

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#政界再編・二大政党制